通塾させるなら大手進学塾？それとも地域密着型？

こんなお悩みの声がありました

”「大手の塾か地元の塾、どっちがいいの？」

「どうやって塾を選べばいいかわからない。」”

塾を選ぶとき、大手進学塾に通わせるべきなのか、それとも地域密着型の塾に通わせるべきなのか。
保護者の方もとっても悩みますよね、、、。

もちろん、両者ともメリットデメリットが存在します。

ここでは、大手進学塾と地域密着型の塾のメリットデメリットを紹介していきたいと思います。

大手進学塾のメリットデメリット

圧倒的な実績

大手進学塾の場合生徒の数が非常に多く、これまでのデータが豊富です。
志望校合格への独自のカリキュラムや、成績アップの指導方法がすでに確立しているというメリットがあります。

志望校合格のために何が必要なのかというデータ、情報を持っているというのは塾の大きな強みになります。
そのため毎年入試の合格発表の時期には、有名進学塾の合格者が何名出たかというデータを公表している塾が多いです。
それが目に入ることで、在籍している生徒さんはモチベーションが上がりますよね！

視座が高くなる

電車や保護者の送迎などで遠くの大手進学塾に通うと、自分の学校以外の生徒とのかかわりもできますよね！

そうすると他校の授業内容やテストの出題傾向などの情報を知ることができます。

それにより幅広い考え方ができるようになります。

ライバル（仲間）が多い

大手進学塾の生徒は受講する人数も多いので、通常の試験の他に模擬試験などがあった時に、他の生徒の結果が気になりいい意味での競争心を持ちやすい傾向があります。

その競争心が学習意欲へ繋がることが多いので、結果を考えれば生徒にとってもメリットであると言えるでしょう。

集団塾だと人数が多すぎて、ただ通っているだけの状態になってしまうことがあります。
ニュースにもなりましたが、大手塾によっては非常に「ブラック」な塾も多く、講師が定着しないというケースもあります。
特に学生の時間講師を抱えている大手個別指導塾では、忙しい学生にいろんな仕事を任せたり無茶ブリなシフトを組まされるなど、時間講師が不満を持ちやすい現状があります。
そのため、塾によっては講師の質が落ちてしまう場合も、、、。

学校の状況を理解している

地域密着型の場合、地元の学校の学習進度をよく把握しているので、定期テスト対策などに力を入れて授業が行われます。

中には、「〇〇中学の数学の先生は～の問題をよく出す」なんて、先生の癖を把握していることも、、、。

これは大手進学塾にはなく、地域密着型ならではですよね！
そのため塾でやった授業がそのまま学校の成績に繋がる点はメリットです。

通塾のハードルが下がる

塾の場所が家の近くなら、生徒自身の力で通うことができて保護者の負担はそれだけ少なくなります。
そして塾への移動時間が短いので、夜遅い時間に出歩くこともなくなり、安全面でもメリットがあります。

それに大手進学塾がもし自宅から遠い場合、送り迎えをする保護者の負担になってしまいます。
また、帰る時間が遅くなるなんてことも、、、、。
その点、地域密着型は体力的にも良い状態で学習に臨めますね。

先生と生徒の距離の近さ

地域密着型の塾のほとんどが個人経営で、教室の施設にはバラツキがあり、必ずしも充実しているとは言えませんが、生徒との距離が近く親身になって対応してもらえるというような安心感もあります。

そして肝心な講師に関しては、大手の進学塾のように広告を大々的にしない分、経費を優秀な講師の獲得に当てることができるため、
比較的質のいい講師が揃っていると言えます。
なので生徒の性格まで把握して対応してくれ、励ましたり褒めたりして少しでも学習に集中できるような気持ちにさせてくれることが出来ます。

地域密着ゆえにその地域の情報には明るいが、他県の情報になると分からなくなる場合がほとんどです。
また、多くが補習塾的な要素が大きいので進度がゆっくりだったりします。
地域密着型は大手のように生徒の人数を多人数集められるとは限らず、授業の質を保つため成績に一定以上の基準を設けて、基準を満たさない生徒は「お断り」するケースもあります。
特に進学塾タイプの地域密着型塾では、入塾審査が厳しい塾もあります。