全教科の成績に影響する!?「読解力」の高め方4選
”「子供が本を読まなくて心配・・・」
「読解力が必要になると聞くけど、読解力ってそもそもどうやって高めるの?」”
「読解力」が勉強において重要なことはご存知でしょうか?
国語だけでなく、全教科において必要な力です。
勉強が文字や文章を通して行うものである以上、十分理解するには読解力が必要です。
一般的には、文章などを読み解く能力を指します。とりわけ日本では、国語教育を想定して、「教材としての文章の内容を正確に読み取る」という意味合いで用いられることが従来より多いです。
では、こんなにも大切な「読解力」ですが、どのように身につけたら良いのでしょうか?
特に小学生のお子さんは、中学高校とこれからたくさん勉強していくはずです。その際に、勉強の基礎力として読解力を身につけておくととても武器になりますよ!
こちらの記事では、読解力の高め方を厳選して4つ紹介します!
また、その高め方のイチオシポイントと、ちょっと残念に感じるポイントも解説しています。
お子さんに合った方法を実践してみてください!
読解力の高め方①:読書習慣を身につける
読解力と言われて、最初に思いつくのが「読書」だと思います。
確かに最も効果的だと言えます!
しかし、本を読まない子が本を読むように促すのは、とても難しいですよね…
難しければマンガからでもいいです!
読書習慣の身につけ方については、他の記事でも詳しく説明しているのでぜひ参考にしてください!
読書ならではのポイントとして、日常生活ではあまり使用しないような漢字や言い回しにも詳しくなることです。
例えば、物語であれば、日本語ならではの美しい表現や、四字熟語、慣用句など、たくさんの言葉がちりばめられています。
また、図鑑や硬い文章の書物であれば、正しい書き言葉を学ぶことができます。
これらは、日常生活で話し言葉として使用しないため、本を読まない子供たちは絶対に知らない表現です。
だからこそ、読解力を高め、周囲と差をつけることができます!
読書は通常一人で静かに行うものです。そのため、漢字の読み方や意味を間違えていても気づかず読み飛ばしてしまいます。
その結果、せっかくの学習機会をのがしてしまうことが多いと言えます。
おすすめの解決策は、「辞書を引く癖をつける」という事です。
分からない感じや言い回しが出てきたら、辞書で調べてみましょう。それが面倒くさければ、親や先生、友達に聞いてみてもいいと思います。
とにかく学習機会を逃さないことがとても大切です。
読解力の高め方②:新聞を読んでみる
本以上に縁がないかもしれませんが、「新聞」は本当におすすめです。
こども向けの新聞も出ているので、そちらから挑戦してみるのはいかがでしょうか?
新聞は読解力を高めるのはもちろんのこと、情勢に詳しくなることもできます。
小学生から社会情勢に興味を持っているのは、将来的のさらなる成長を期待できます!
新聞は文章を書くプロが、「分かりやすく伝わる最善の表現」で文章を書いています。
なぜなら、新聞は内容を正確に分かりやすく伝えることが最重要視されているからです。
したがって、文章構成の見本として理想的です。何度も読んでいく中で、自然と正しい文章構成が身についていくはずです。
本ももちろん良いのですが、内容によっては「感動すること」「面白いこと」を優先する文章構成である可能性も高いので、文章構成の正しさは新聞の方が上だと言えます。
やはり新聞の課題はこれです。小学生にとっては、カッコイイヒーローの物語や、美しいプリンセスの話の方が魅力的に感じることが多いです。それらを読むのはもちろん良い事ですので、それに加えて新聞を読む習慣をつけることができたら理想ですね。
おすすめの方法は、新聞全てを読むのではなく、「親が読んで面白かった記事1つを読む」ということです。それであれば、短時間で出来ますし、面白いと言われれば興味も沸くはずです!まずは簡単な習慣から身につけましょう!
読解力の高め方③:会話を増やす
読解力って実は会話でも伸ばすことができるんです!
漢字を見ると何かを読まないといけない気がしますが、目で見ない文章である「会話」でも高めることができます。
特に、大人が「お子さんの読解力をのばすこと」を意識した質問をすることで、より効率的に読解力を高めることができます。
具体的には、お子さんの話す内容について順序だてて聞いてあげてみてください。
お子さんが読解力を身につける前の段階では、きっと情報をごちゃまぜでしゃべっていると思います。
そこで、一度お子さんが話した内容を親御さんが分かりやすく整理して、確認しながら話してあげてみてください。
すると、お子さんはどのように伝えたら分かりやすいのかを自然と覚えていくはずです。
例えば、以下のような親子の会話があったとします。
- お子さん「明日は公園行きたい!」
- 親御さん「どうして?」
- お子さん「大きいセミを捕まえるんだ!」
- 親御さん「なるほど、公園で大きいセミを捕まえたいんだね。」
- お子さん「うん。今日Aくんとセミとりしてたら、Bくんと昨日とったのより大きいのが捕まえられたんだ!だからもっと大きいセミを捕まえたいんだ。」
それに対して、親御さんは、「今日Aくんとセミとりをして楽しかったんだね。しかも、昨日Bくんと捕まえたセミより大きなセミを捕まえられたんだね。だから、明日も公園に行って、もっと大きなセミを捕まえたいんだね!」と情報を整理して組み立ててあげましょう。
読解力に直接的にはつながっていないように見えますが、文章を正しく組み立てられれば、読み取るのも得意になっていきます。
その他の高め方は、文章を「読む」だけですが、この方法だと文章を「つくる」力も鍛えることができます。
国語のテストはもちろん、作文や読書感想文、スピーチが得意になります。
読んだ本や新聞があるわけではないので、なかなか成長を目に見て実感することができません。
また、他の方法に比べて、力がつくのに時間がかかる方法です。
そのため、本人も親御さんも成長や変化をしばらくの間は感じられず、それがモチベーションを下げる要因となりえます。
読解力の高め方④:国語のテストの見直しを一緒にする
1番「勉強」という色が強い高め方になります。
国語のテストの長文読解を活用して、読解力を高めます。
中でも大切なのは「見直し」の時間です。
「なぜ自分は間違えたのか」「読み取りづらいと感じる要因は何なのか」を考え、今後はしっかり読み取れるように読解力を高めましょう。
国語のテストは一人で見直していると、結局何が間違っているのか分からない、という状況に陥りやすいです。
そこで、親御さんが一緒に見直してあげましょう。
ポイントは、読解力がない原因を予測してあげることです。
原因はさまざま考えられます。「漢字の意味を正確に暗記していないから」「読むスピードが遅いから」「主語があいまいなまま読み飛ばしているから」「難しい慣用句やことわざを知らないから」などが考えられます。
テストには解説がついているので、テストにでてきた問題や文章について分かりやすく説明してくれています。
これは、テスト以外になかなかない状況です。絶対に活用すべきです。
解説を読みながら問題を解き直すことで、自分が読み取りを間違えた部分が明確になるはずです。
そこから、読解力がない原因を見極め、今後の勉強にいかしましょう!
テストの頻度はあまり高くないですし、出題数もそれほど多くないです。そのため、テストの見直しだけでは、高められる読解力に限界があります。
また、読解力は一朝一夕で身につくものではなく、習慣が大切です。したがって、もっと頻度を増やした高め方と組み合わせて行う必要があります。
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