子どもの字が雑になってきた…そのデメリットと直し方
”「子どもの字が最近どんどん汚くなっていって読めない・・・」
「汚い字を書くことって良くないことなの?」”
お子さんの字はきれいですか?
文字をきれいに書くことは難しいですが、あまりにも字が汚いと損をしてしまいますよ…
そこで、こちらのページでは、
字が汚いことのデメリットと直し方について解説します!
「字が汚い」 と聞いて心当たりがある方は、ぜひ参考にしてみてください!
汚い字のデメリット
字が汚いだけで、どうして損をするのでしょうか?
具体的にどのようなデメリットがあるかについて紹介します!
デメリット①:テストで減点や失点
字が汚いということは、他者が読むのに苦労するということです。
場合によっては、読み間違えてしまうこともあるでしょう。
よく聞く話だと、「x(エックス)」と「×(かける)」、「チ」と「テ」のの判別がつかないというケースがあります。
テストなどの採点者が必ずしも文全体を読んで、汚い字を解読してくれるほど優しいとは限りません。
多くの場合、読めないと判断されれば問答無用で減点・失点になります。
そんなふうに答えはあっているのに、テストで減点されることが汚い字のデメリットです。
デメリット②:ガサツな印象を与えてしまう
きれいな字を書く人は、丁寧で気遣いができる人のような気がしませんか?
人間は字によって、その人物の性格や態度をイメージしてしまいます。
直接的な因果関係はないとしても、字ごときで悪い印象を与えたくはないですよね…
一般的に汚い字で、ほとんど読めない走り書きのような文字を見ると、多くの人はガサツな印象を受けます。
もし、ガサツな性格でないのなら本当に損をしています。
文字で最初の印象を悪くしないようにしたいですよね!
デメリット③: 自分でも読み間違えて計算ミスをする
前述のデメリット①で、他者が読めないから損をするという話をしましたが、
「自分が」読み間違えて損をする可能性もあります。
例えば、計算問題を解いている途中式で、「0」と「6」や、「x」と「×」を読み間違えてしまった場合、解答は絶対に間違えてしまいます。
本当なら正解できた問題を字の汚さでうっかり間違えてしまうなんて本当にもったいないです。
汚い字の原因
では、なぜ字が汚くなってしまうのでしょうか?
特に小学生の途中からそうなってしまうお子さんが多いので、注意して観察してあげることが大切です。
原因①:字が汚いことを気にとめない大雑把な性格
原因の一つとして、本人が字の汚さに気づいていない、または、気にしていないというケースがあります。
傾向的に男の子に多く、自分の字の汚さに興味がない大雑把なタイプです。
丁寧に字を書こうと思えばある程度きれいに書くことはできるのですが、わざわざ丁寧に文字を書く理由が分からないのです。
そのような考えでずっと雑に文字を書いていくうちに、本当に汚い字しか書けなくなってしまいます。
原因②:正しい姿勢で文字を書いていない
きれいな字を書くには正しい姿勢がとても大切です。
例えば、ペンの握り方が間違っていれば変なところに力が入ってしまい、うまく字が書けません。
また、姿勢が悪く、顔が机と近いと、「自分の字がきれいかどうか」や「字の全体の大きさのバランス」などが分かりません。
したがって、姿勢を治すだけでも字がきれいに書けるようになる可能性があります。
お子さんが文字を書いているときの”姿勢”を観察してみてください!
原因③:頭の回転が速く、文字を書くスピードが追いつかない
これは勉強が好きだったり、集中力が高かったりする子に多いです。
自分の頭で考えているスピードがとても速く、そのスピードに手が追い付かない状態です。
数学や国語の問題を解いているときに多く、他の人が読めないほど字が汚くなってしまいます。
また、「丁寧に書いているのに字が汚い」のではなく、「急いで書いているから字が汚い」という状態なので、読む人からすると不快になります。そのため、先生や採点者などから悪い印象を受ける可能性が高いです。
スピードを上げるとなかなか丁寧な字は書けなくなってしまいますが、意識して丁寧に書けば、すぐに改善できるのがこの原因のお子さんです。
汚い字の直し方
原因が明らかになったので、次は具体的な直し方について解説します!
直し方①:文字が汚いことのデメリットを知る
前述のとおり、文字が汚いことにはデメリットがあります。
そのデメリットを知ることで、「字をきれいに書こう!」という意識を持つことができるはずです!
しかし、口で言って教えてもなかなかわかってくれないので、身をもって体験することが大切とも言えます。
例えば、字が汚くて読み間違えられてしまい、テストの点数が悪かったとしたら、きっとお子さんは後悔しますよね?これからは丁寧に文字を書こうと思うはずです。
そんなふうにデメリットを知る機会を作ってみましょう!
それが難しい場合の代替案も提案します!
本人以外が汚い字で書いた文章を読んでみてもらいましょう。
自分が書いたものであれば字が汚くてもある程度読めますが、他人のものとなるとこんなにも読みづらいのかというのを実感してもらうのです。
汚い字を解読するのにはストレスがかかることを身をもって体験できます。
直し方②:きれいな字は魅力的だと知る
多くの人にとって字を丁寧に書くきっかけとなるのは、「きれいな字をみて、魅力的に感じ、自分もそのような字を書きたいと思う」というタイミングだと思います。これは子供も同様でしょう。
このきっかけをうまく作り出し、本人に字をきれいに書きたいと思わせると、自然と字を丁寧に書く癖がつくはずです。
例えば、闘争心をあおり、うまく誘導するのもいいかもしれません。お子さんの友人の字をほめてみると、お子さんも負けじと字を練習するでしょう。
この際、字が上手かどうかでほめるのではなく、字を「丁寧に書いているか」に注目してほめましょう。
お手本のような字を書く必要はありません。丁寧に字を書くという意識が大切なんです。
直し方③:書道・硬筆を習う(見本を見ながら書いてみる)
どんなに丁寧に時間をかけて文字を書いてもきれいに書くことができないお子さんには、この方法が断然おすすめです!
書道・硬筆を通して、本当にきれいな字とはどのような字なのかを知り、時間をかけてまねるのです。
それを繰り返すことでだんだんと見本がなくても上手に字が書けるようになります!
「じっとして文字を書くなんて苦手だ!」というお子さんも多いかと思いますが、実際習い事で始めてみると続くお子さんも多いみたいです!一度試しに始めてみることをおすすめします。
きれいな字を書こう!
文字は書いた人物の人柄や性格を連想するものだからこそ、きれいで丁寧な字を書きたいですよね。
それは多くの場合、幼いころからの積み重ねです。
小学生の今のうちから、字を丁寧に書く癖をつけましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます!
お子さんが書く「字」に不安を感じ始めたら、ぜひ参考にしていただきたいです。
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