小中高の部活(習い事)「柔道部」
小・中・高校のお子さんから共通して相談を寄せられることの多いお悩みが、「どの部活に入ろうか?」ということ。
部活動によっては毎日活動があったり、朝の練習もあったりして、学校生活の多くの時間を部活で過ごすこともあるでしょう。
勉強との両立はできるのか?初心者でも入って大丈夫なのか?不安な子も多いかもしれません。
そこで、今回は数ある部活の中から「柔道部」に焦点を当て、活動内容、またどんなお子さんに合っているのかなどをご紹介していきます。部活動選びにお悩みのお子さんはぜひ参考にしてください。
柔道について
柔道とは、古武道の柔術から発展した武道です。1882年、日本人の嘉納治五郎によって創始されたものと言われています。
オリンピックの正式競技にもなっており、世界的に広く普及した競技です。
2012年から中学校体育で男女ともに武道(柔道、剣道、相撲のいずれか)が必修になったため、触れたことがある人も多いかもしれません。
柔道には形試合と乱取試合がありますが、大会における柔道ではほぼ乱取を意味します。以下乱取試合のルールや技について紹介します。
柔道のルール
柔道には講道館柔道試合審判規定(講道館ルール)と国際柔道連盟試合審判規定(国際ルール)の2種類がありますが、今回は国際ルールを紹介します。現在はオリンピックや世界選手権大会も、国際ルールが採用されています。
柔道の試合は9.1 m × 9.1 m、もしくは8 m × 8 mから10 m × 10 m四方の畳の上で行われます。試合時間は男女ともに4分間です。
試合の勝敗は次の3つのパターンで決まります。
・一本が決まる
一本が決まると残り時間があってもその時点で試合は終了します。
「相手を制しながら」、「背(右肩と左肩の中央を含む)を大きく畳につくように」相当な「強さ」と「速さ」をもって投げた場合、
また寝技で相手を20秒間抑え込んだ場合、
締め技で相手が「参った」をするか審判が決まった判断した場合、
関節技で相手が「参った」をするか審判が決まったと判断した場合に一本が決まります。
・技ありが2つ決まる
技ありは一本にはならないが、一本の基準に近い形で投げた時、また10秒以上20秒未満抑え込んだ場合に決まります。
一方の者が技ありを2つとると、一本と同様に試合が終了します。
・反則負け
禁止事項になる行為に対しては、審判から指導が与えられます。指導が3回与えられれば反則負けとなります。重大な反則の場合は1回でも反則負けとなります。
試合時間内に決着がつかなかった場合、引き分けもしくは試合時間無制限で決着が着くまで終わらない延長戦になります。
技
試合で使われる柔道の技は投技、固技の2種類に分類できます。
・投技
相手の背中を畳に着けるように投げることです。 手技、腰技、足技、真捨身技、横捨身技に分類されます。
・固技
相手の動きを封じる技です。抑込技、絞技、関節技の3つに分類されます。寝技以外に、立ち姿勢や膝をついた姿勢でも用いられます。
柔道部の活動内容
活動内容は、平日は筋力トレーニングや体づくり、休日は実戦練習など。
長期休業中には遠征合宿で他校との試合や合同練習を行うような学校もあるようです。
柔道のメリット
1.礼儀が身につく
柔道は武道なので、剣道などと同じく「礼に始まり礼に終わる」スポーツです。試合相手であっても尊敬の念を込め必ず「礼」をします。礼を重んじる習慣は、普段の生活でのあいさつにもつながります。
2.心身ともに成長できる
技をかけあい、投げたり投げられる肉体的にハードな柔道は、練習もかなり厳しいです。そういった厳しい練習の日々を積み重ねることで、体と共に心も大きく成長することが期待できます。
3.自分に自信がつく
他の部活動でも通ずる点ですが、今までできなかったことができるようになると自信がつきます。特に柔道は練習が厳しかったり、技をかけられるようになったりというような、自分の成長を実感しやすいスポーツだと言えます。
まとめ
今回は「柔道部」の紹介をさせていただきました。
礼儀や作法を重んじ、心身ともに鍛えることのできる柔道部。
入部すれば素敵な学校生活を送ることができるのではないでしょうか。
この記事がみなさんの部活選びの参考になりましたら幸いです。
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