小中高の部活(習い事)「華道部」
小学校から中学校に進学した際に、今までの生活とは大きく変化する1つとして部活動が挙げられます。
はじめてのことで「どの部活に入ろう…」と悩んでいるお子さんも多いのではないでしょうか。
今回は、数ある部活動の中から「華道部」についてご紹介していこうと思います!
なんとなく「静かにしていないといけない」「部内のルールが厳しそう」など人によっては厳しいイメージを持っている方もいらっしゃるかと思います。
「華道部ってなにするの?」「入部した際にかかる費用などはあるのか?」など皆さんが気になる内容を掘り下げてみていきましょう!
少しでも華道部の魅力が伝わって部活選びの参考になれば幸いです。
華道部ってなにするの?
華道とは、主に植物を用いて形作られる古くから愛されている日本の伝統芸術です。
時代や生活スタイルに影響を受けながら、世代を超えて今もなお受け継がれています。
近年は、国際的に華道が広がってきており、様々な流派があり、様式や技法は各流派によって違いがあります。
流派とは、家元を中心にしたグループのようなものです。
現在、華道の流派は300以上も存在するといわれています。
鑑賞する見る方向を正面と定めている流派も多くありますが、例えば欧米のフラワーデザインだと3次元のどこから見ても統一したフォルムが感じられるように生けるとされています。
また華道では、花だけでなく、枝ぶりや木の幹の形状、葉や苔や最近では、、野菜や果実が用いられることもあるため全てを題材として、海外のアレンジの概念とは一線を画しています。
部活ではじめて華道を習うのであれば、先生の流派に従ってやり方を学んでいくことになるでしょう。
季節ごとに草花を生けることを通じて、美しさを慈しみながら生ける楽しみや作成した生け花を鑑賞する楽しみがあるのが華道部の魅力の1つですね。
華道部の活動内容
それでは次に、ある学校の華道部の活動内容をご紹介します!
まず活動は週1回になります。
部活と勉強の両立がしやすい部活になっています。
毎回活動日に、先生をお呼びしてお稽古を行います。
秋には「Ikenobo花の甲子園」という生け花の大会があり、出場に向けてみんなで頑張っています。
全国からたくさんの生け花を学ぶ高校生が集まる2022年で14回目の開催となる大きな大会です。
生けたお花は、入学式や卒業式には校長室や正面玄関などに飾り、母の日、ハロウィン、クリスマスなどのイベントでは季節のアレンジメントを楽しんでいます。
創作した生け花を記録に残すため、みんなで絵を描くこともあります。
また、最近では流行りのハーバリウム作りやリース作りなどのフラワーアレンジメントにも挑戦し、日常生活の中でいかせるお花の生け方を楽しく学んでいます。
さらに、華道部では進学や就職の際、履歴書やポートフォリオに記載できる「華道免許」を取得することが可能です。
華道の有名な流派
華道には様々な流派があるとお伝えしましたが、家元や宗家とは、一体どのようなものなのでしょうか。
華道の流派を理解するためには、それぞれの基本を押さえておくことが重要なカギとなるでしょう。
ここでは、華道の家元や宗家を簡単に説明し、有名な流派をご紹介していきます!
家元とは、華道の流派において最高の権威をもっている人のことです。
最高権威をもっている家元は、伝統や流儀を伝承するための責任者のような存在とも言えます。
一般的には、家元は血縁による世襲制で受け継がれることも多いです。
そのようにして伝統や流儀を伝承することにより、それぞれの流派の重要な部分が世代から世代へ引き継がれています。
宗家とは、華道の流派において家元以外に中心となる家のことを表します。宗家は、他の呼び方として当主や本家とも呼ばれることがあります。華道の流派においては、伝統や流儀を伝承するために家元に次いで重要なポジションにあるといえるでしょう。
このように、最高権威をもつ家元を中心に流派の伝統を伝えていくスタイルを「家元制度」と表現します。家元制度は、華道以外にもさまざまな日本の伝統で取り入れられています。たとえば、茶道、書道、能、日本舞踊などの分野でも、家元制度は広く受け入れられています。ただし、分野によっては「家元」とはよばない場合もありますが、基本的な仕組みは同様です。
引用元:SALAスクールジャパンhttps://www.saraschool.net/syumi/kado/column
有名な華道の3大流派
◎池坊(いけのぼう)
池坊は、日本で最古の華道の流派です。、
約550年の時を越え、さまざまな変遷を遂げて現在まで伝わっています。
長い歴史のある華道の世界で常に中心的存在の流派になります。
◎草月流(そうげつりゅう)
草月流も、華道の流派としてはとても有名です。
「個性」を尊重した自由な表現を求めたことから草月のいけばなは始まりました。
「型」にとらわれることなく自由に表現する生け花はその人の個性を映し出します。
◎小原流(おはらりゅう)
小原流は、西洋の花を積極的に活用する流派です。
より多くの人に親しんでもらえる生け花のスタイルを考案し「盛花」を有名にさせました。
「盛花」とは、口の広い器と剣山を使い「盛る」ように花を生ける、今では主流の生け方になります。
華道部に入っていた先輩の声
元々お花が好きでした。季節に合わせて、色とりどりのお花を見たり活けたりするのがとても楽しかったです。初心者でしたが、先生や先輩方が優しく教えてくれて、卒業した後でもお花を活けています。
僕の入った華道部は、週に2回の活動だったので、部活とバイトの両立がしやすい部活でした。年に一度の文化祭では、テーマに合わせて、大きな作品を完成させ達成感も味わえました。
学校によってだとは思いますが、うちの学校は夏に合宿がありました。生け花以外にも、合宿ならではのバーベキューやアウトドアな遊びもあり、部員との仲もより深まったと思います。今では私にとって一番仲良の良い友達です。
最後に
いかがでしたでしょうか?
華道は、世界でたった一つの作品を作り上げることのできる素晴らしい伝統文化ですね。
流派は様々ですが、どれもみな個性豊かな表現ができ、四季折々の花々を感じることが可能です。
みなさんが少しでも華道に興味を持ってもらえてると嬉しいです。
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