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小中高の部活(習い事)「写真部」

小・中・高校のお子さんから共通して相談を寄せられることの多いお悩みが、「どの部活に入ろうか?」ということ。
部活動によっては毎日活動があったり、朝の練習もあったりして、学校生活の多くの時間を部活で過ごすこともあるでしょう。

勉強との両立はできるのか?初心者でも入って大丈夫なのか?不安な子も多いかもしれません。

そこで、今回は数ある部活の中から「写真部」に焦点を当て、活動内容、またどんなお子さんに合っているのかなどをご紹介していきます。部活動選びにお悩みのお子さんはぜひ参考にしてください。

目次

写真部の活動内容

学校によって様々な活動を行っている写真部ですが、活動例を紹介します。

講習

カメラの使い方やビデオの録り方を講習会で学びます。

撮影

校内、外での実際の撮影などを行います。体育祭や球技大会等の学校行事、部活動の大会の写真撮影も行います。
撮った写真は印刷して、部員同士で講評を行うような学校もあるようです。

見学

写真展や美術館見学を行います。

コンクールへの参加

写真部の全国大会である 「全国高校総合文化祭」や「全国高等学校写真選手権『写真甲子園』」やその他さまざまなコンクールへの参加をします。

合宿

長期休暇には観光地などに赴き、撮影や観光を楽しむような学校もあるようです。

Check

部の活動は週1~2のところが多く、他の部活とも掛け持ち可能な学校が多いようです。

勉強との両立もしやすい部活だと言えるでしょう。

カメラについて

写真部では主に一眼レフを使った撮影が行われますが、中にはフィルムカメラ等の撮影方法や現像方法を教えてくれるようなところもあります。
ここではカメラの種類やその特徴について、紹介していきます。

デジタルカメラ

デジタルカメラは大きく「デジタル一眼レフカメラ」「コンパクトデジタルカメラ」「ノンフレックス一眼カメラ(ミラーレス)」の3種類に分けることができます。

1.デジタル一眼レフカメラ

カメラに使われているレンズの数が1つという意味で、一眼と言われます。レフとはレフレックス(光の反射)の略称です。
レンズを通して、実際に撮影する像と同じものを確認することができます。また、

  • イメージセンサーが大きいため高画質で撮影できる
  • レンズの種類が豊富で被写体や撮影状況などに合わせて選べる
  • オートフォーカスセンサーにより素早く正確なピント合わせが可能
  • 背景をぼかすような写真が撮れる

などの特徴があります。

2.コンパクトデジタルカメラ

レンズ一体型(交換不可)のデジカメです。小さく軽いので、持ち運びがしやすいです。基本的に液晶画面で画を確認します。

  • デザイン性の高いものが多い
  • 手振れ補正機能等があり、初心者にも扱いやすい
  • 比較的安価
  • 動作音が小さい

といった特徴があります。

3.ノンフレックス一眼カメラ(ミラーレス)

レンズ交換式で、レフレックスを使いません。一眼レフカメラに比べ小さく軽量ながら、同じようにレンズの着脱が出来ます。
ミラーレスには本格的な撮影に向いたものからコンデジに近いものまで、様々な機種があります。

フィルムカメラ

フィルムカメラはカメラ本体にフィルムを入れて撮影します。感光材料が塗布されたフィルムに光を当てることで像を写し撮ります。

  • 撮影の撮り直しができない
  • その場で写真を確認できない
  • フィルムによって写真の色や粒子感が変わる

といった特徴があります。

写真部の魅力

1.観察力が上がる

撮影を続けると身の回りの物をじっくり観察する習慣が身に付きます。普段何気なく見ていたものも、じっくりと観察することによって新たな面を発見できることがあります。

2.集中力がつく

構図を決めたりピントを合わせたり、手振れをしないようにする家庭には集中力が必要です。

3.手軽に始められる

カメラは一眼レフである必要はなく、ミラーレス一眼、デジタルカメラの人もいます。スマホを使って撮影する人もいるので、写真に興味があれば手軽に始められるのも写真部の魅力です。部でカメラを保有しているような学校もあるようです。

写真部に入っていた先輩の声

写真をきちんと撮り始めたのは写真部に入ったことがきっかけでしたが、大学生になった今でも撮影が趣味になっています。とにかく奥が深いので、一度始めると虜になってしまうと思います!ぜひみなさんにも写真の魅力を感じて欲しです。

写真部に入ってカメラを始めてから、どこかへ出かけるのが前よりもっと楽しくなりました。こんな写真が撮りたいと、その動機で遠くへ出かけることも増えます!高価な機材ではなくスマホでも手軽に始められるのが写真部のいいところです。気軽に入ってみて下さい。

コンクールへの応募を頻繁にしていた部活でした。自分の写真ヘの講評がきちんともらえるので、自ずと撮影技術も上がります。自己満足で撮るのも楽しいですが、たくさんの人の心を動かせるような写真を撮ることを目指すのも楽しいですよ。

まとめ

今回は「写真部」の紹介をさせていただきました。

レンズ越しに自分だけの世界を見つけることができる写真部。
入部すれば素敵な学校生活を送れるのではないでしょうか。

この記事がみなさんの部活選びの参考になりましたら幸いです。

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