小中高の部活（習い事）「演劇部」

小学校から中学校・高校に進学する際、大きな変化の1つが「部活動」だと思います。
「どの部活に入ろう・・・」と悩んでいるお子さんも多いのではないでしょうか。

今回は、数ある部活動の中から「演劇部」についてご紹介していこうと思います！
「演劇部ってなにするの？」「入部した際にかかる費用などはあるのか？」など皆さんが気になる内容を掘り下げてみていきましょう！

少しでも演劇の魅力が伝わって部活選びの参考になれば幸いです。

演劇部ってなにするの？

演劇部の活動内容は学校のより異なりますが、共通している練習は、発生練習、エチュード、筋トレやランニングをします。また、大道具や衣装の準備も部活動の一環です。
文化祭や新入生歓迎会などの学校行事で演劇を披露したり、年1回の大会に出場したりする学校が多いようです。

演劇部の活動内容一例

それでは次に、ある学校の演劇部のの活動内容をご紹介していきます。授業後の練習ではすべてをできないので、数日に分けて順に練習をする部活が多いようですが、基礎練習は毎日行われます。

身体の基礎練習（45分~1時間）

・全身ストレッチ
・腹式呼吸
・下半身の筋トレ

声の基礎練習（30分~45分）

・腹式呼吸での発生練習
・滑舌練習（早口言葉など）

演技の練習（45分~1時間）

色々な動作を実際にして練習をしていきます。

例えば、紅茶を飲むしぐさの練習など。実際の物がある場合は、実際にその動作をすし、動きを注意深く観察し、次に架空で同じ動きをしてみる。という練習です。

様々なシチュエーションで繰り返し練習をしていきます。

舞台稽古（1時間～2時間）

始めは、演技はせず座ったまま通し読みを行っていきます。その後は立ち稽古。
セリフや動き、舞台の立ち位置などの大まかな流れを覚えてきます。
セリフや立ち位置を覚えたら、観客から見て分かりずらい所や聞き取り辛い所は無いかなど、細かなところを見直し仕上げていきます。

演劇に向ている人とは？

演劇に興味がわいてきましたか？そうすると、自分が演劇に向いているのか気になってきますよね？！
紹介しましょう！演劇に向いている人ってこんな人！

演技に向いている人の特徴

動きが激しく面白い人
アイデアマン
感情が強い人
他人の行動が気になってしまう人

どうして、どうして？ってなりますよね。
簡単に説明していきますね。

・動きが激しく面白い人

これは、純粋に動きが面白かったり大げさな人って目が行ってしまいますよね。コメディ作品ならもちろんですが、シリアスなものでも独特の動きはその人の持ち味となります。

・アイデアマン

アイデアが出てくる人は即興演劇に強いですね。即興演劇を求められているわけではありませんが、できると強いですよね。周りのミスもカバーが出来ます。
アイデアは物語を作るときだけではなく、各箇所の見せ方一つを取っても深く役作りが出来ます。

・感情が激しい人

基本的なことですが演劇は大げさなほど感情を表せた方が良いです。その意味で、普段から感情が激しい人はその感情を表に表せる人です。

・他人の行動が気になってしまう人

他人の行動を普段から見ている人ですね。演劇では、まずは動きをよく観察してそれをリアルに再現していく観察力が必要です。普段から人の言動を見ているということは、観察力が問われる演劇にとってはとても大切な能力です。

最後に

いかがでしたでしょうか？
演劇部が思った以上に体力が必要で大変な部活だったと感じる方も多いのではないでしょうか。
何もないところから物語を作り上げていくことはとても大変ですが、その分やりがいもあり達成感も感じられる部活だと思います。
少しでも興味をもったら、学校の部活体験などを活用し、実際に体験してみることをお勧めします。