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小中高の部活(習い事)「文芸部」

小・中・高校のお子さんから共通して相談を寄せられることの多いお悩みが、「どの部活に入ろうか?」ということ。
部活動によっては毎日活動があったり、朝の練習もあったりして、学校生活の多くの時間を部活で過ごすこともあるでしょう。

勉強との両立はできるのか?初心者でも入って大丈夫なのか?不安な子も多いかもしれません。

そこで、今回は数ある部活の中から「文芸部」に焦点を当て、活動内容、また魅力などについてご紹介していきます。部活動選びにお悩みのお子さんはぜひ参考にしてください。

目次

文芸部の活動内容

学校によって様々な活動を行っている文芸部ですが、活動内容の例を紹介します。

部誌の発行

小説、漫画、イラスト、詩などを部員が創作し、構成や印刷なども行って発行します。
毎月部誌を発行したり、図書室や保健室で部誌を配布するようなところもあるようです。

批評会

部員同士で作品を添削し合う批評会を開きます。

読書会

部員全員で一冊の本を読み、意見を交わし合います。純文学に限らず詩や論文、ライトノベルや漫画なども対象です。

文化祭

大型の部誌を発行・配布し、学外の方にも作品をみてもらいます。

コンクール

文芸コンクール等に、一人ひとり作品を創作し応募します。
コンクール参加にあたって外部講師に指導を受けられるような学校もあるようです。

コンクールについては次の章で詳しくご紹介します。

コンクールについて

文芸部が参加するコンクールについて、いくつかご紹介します。

1.全国高等学校文芸コンクール

全国高等学校文芸コンクールとは、公益社団法人全国高等学校文化連盟と読売新聞社が主催する全国の高校生が対象の文芸創作コンクールです。全国規模の文芸コンクールとしては最大のコンクールになります。

”広く文芸作品を募集し、日本語の力と表現の可能性についての関心を喚起することにより、高等学校における文芸創作活動の振興と向上を図ること” (引用:公益社団法人全国高等学校文化連盟「全国高等学校文芸コンクール」https://www.kobunren.or.jp/enterprise/page-965/)
を目的に行われています。

募集部門は小説・文芸評論・随筆(エッセイ)・詩・短歌・俳句・文芸部誌です。

2.全国高校生創作コンテスト

國學院大學・高校生新聞社が主催する全国の高校生が対象の文芸創作コンクールです。

募集部門は短篇小説の部、現代詩の部、短歌の部、俳句の部の4つがあります。

3.全国高等学校総合文化祭

全国高等学校総合文化祭は、毎年8月上旬に開催される各都道府県代表高校生による芸術文化活動の文化の祭典です。

「文化部のインターハイ」とも呼ばれます。開催地ではマーチングバンド、バトントワリングなどでパレードが行われ、舞台発表と展示発表などが5日間の日程で繰り広げられます。

演劇、合唱、吹奏楽、器楽・管弦楽、日本音楽、吟詠剣詩舞、郷土芸能、マーチングバンド・バトントワリング、美術・工芸、書道、写真、放送、囲碁、将棋、弁論、小倉百人一首かるた、新聞、文芸、自然科学の19部門があり、部門によっては全国から参加した高校生を対象に、講評会や交流会等が行われます。

文芸部の魅力

1.創作力が上がる

1人で作品を作るだけでは気づけない課題を、批評会などを通して見つけることができます。課題を改善していくことで、よりよい創作が出来るようになるでしょう。

2.同じ趣味の仲間ができる

文芸部は本を読むことが好きな人や創作活動が好きな人が集まるので、クラスの友達とはまた違った同じ趣味の仲間を作りやすいです。

好きな小説や詩の話をとことんすることができます。

3.兼部ができる

活動日が週1~2のため、兼部ができる文芸部は多いです。部室が毎日解放されていて、決まった曜日に集まればあとは自由参加で大丈夫というような学校もあるようです。活動の自由度が高いのも文芸部の魅力です。

まとめ

今回は「文芸部」の紹介をさせていただきました。

創作活動を仲間と切磋琢磨しながらとことん追求できる文芸部。
入部すれば素敵な学校生活を送れるのではないでしょうか。

この記事がみなさんの部活選びの参考になりましたら幸いです。

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