2023年度公立高校入試過去問解説【青森・国語・大問3】
目次
テーマ:古文・漢文
問題文
次の(1)、(2)に答えなさい。
(1)
次の文章を読んで、あとのア~ウに答えなさい。
ア:「こずゑ」とありますが、すべてひらがなで現代仮名遣いに書き改めなさい。
イ:「幽に見えて」とありますが、その理由として最も適切なものを、次の1~4の中から一つ選び、その番号を書きなさい。
1 一月で雪が降っていたから。
2 空が少し明るくなったから。
3 月の光がまぶしすぎたから。
4 富士山が花で隠れていたから。
ウ:ある生徒が、本文の内容について次のようにまとめました。( )に入る適切な内容を、三十字以内で書きなさい。
作者は、旅に出るにあたり、「花をまたいつの日に見られるのか」という心細さを感じている。親しい人々が、舟に乗って送ってくれる。舟から上がると、「この人たちとはもう会えなくなるかもしれない」と感じ、( )こともあって、はかないこの世での皆との別れに涙を流した。
(2)
次の漢詩を読んで、あとのア、イに答えなさい。
ア:書き下し文の( )に入る適切な語句を書きなさい。
イ:場面が大きく転換するのは、どの句か。A~Dの中から一つ選び、その記号を書きなさい。
解答・解説
(1)
ア:こずえ
「ゐはい」、「ゑはえ」に直す
イ:2
文中「明けぼのの」を参照。あけぼのは明け方のこと。
ウ:(例)この先の非常に長い道のりへの思いで胸がいっぱいになっている
文中の「三千里」「胸にふさがりて」「離別の泪」などを参照。
(2)
ア:啼鳥を聞く
一二点を正しく書き下せばよい。
イ:C
A,Bは春ののどかな感じ、C,Dは夜の雨の激しさを詠んでいる。
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