2023年度公立高校入試過去問解説【青森県・社会・大問3】
目次
テーマ:文明のおこりと古代の日本、近世の日本
問題文
次のⅠ~Ⅳは、ある生徒が古代から近世までの農村に関する資料をまとめたカードである。あとの(1)~(4)に答えなさい。
(1)Ⅰについて、次のア、イに答えなさい。
ア (あ)にあてはまる語を書きなさい。
イ A~Cにあてはまる、律令体制における地方行政の区分の正しい組み合わせを、次の1~6の中から一つ選び、その番号を書きなさい。
1 A-郡 B-国 C-里
2 A-里 B-郡 C-国
3 A-国 B-里 C-郡
4 A-国 B-郡 C-里
5 A-郡 B-里 C-国
6 A-里 B-国 C-郡
(2)Ⅱ中のDに共通してあてはまる、下線部「い」が幕府から任命された役職名を漢字で書きなさい。
(3)Ⅲについて、次のア、イに答えなさい。
ア 下線部「う」のころに栄えた、桃山文化の特色について述べた文として適切でないものを、次の1~4の中から一つ選び、その番号を書きなさい。
1 狩野永徳は、城の室内におかれた、ふすまや屏風に、力強く豪華な絵をえがいた。
2 井原西鶴は、武士や町人の生活を基に浮世草子を書き、庶民の共感を呼んだ。
3 千利休は、禅宗の影響を受け、内面の精神性を重視し、質素なわび茶の作法を完成させた。
4 出江の阿国という女性が始めたかぶき踊りが人気を集めた。
イ (え)に共通してあてはまる語を書きなさい。
(4)Ⅳ中の「お」に入る適切な内容を書きなさい。
解答・解説
(1)
ア 口分田
イ 4
国・郡・里の順番で小さくなる。
(2) 地頭
守護は国ごとに置かれ、軍事や警察に関する役目を担い、地頭は荘園ごとに置かれ、税の取り立てが主な仕事だった。
(3)
ア 2
井原西鶴は江戸時代の人
イ 石高
(4) (例)中心人物が誰か分からなくする
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