2023年度公立高校入試過去問解説【北海道・国語・大問1】
テーマ:国語知識と話し合い
問題文
次の問いに答えなさい。
問1 (1)~(3)の傍線部の読みを書きなさい。
(1)姉は多忙な毎日を送っている。
(2)編集長が敏腕を振るう。
(3)水泳の全国大会に臨む。
問2 (1)~(3)の傍線部を漢字で書きなさい。
(1)地図ではんとうの名前を調べる。
(2)進む方向をあやまり、道に迷った。
(3)神社・仏閣とその宝物をはいかんする。
問3 (1)、(2)の文の空欄に当てはまる表現として最も適当なものを、それぞれア~エから選び、文を完成させなさい。
(1)縄跳びの難しい技を披露した彼は、□。
ア:所在ない
イ:根も葉もない
ウ:隅に置けない
エ:身もふたもない
(2)□板についてきた。
ア:入学したばかりのため、制服姿が
イ:入社して二年が経ち、接客の仕方が
ウ:長年使い続けている、油絵の道具が
エ:来日して間もないので、日本語でも会話が
問4 次のAの文を内容を変えないように、Bの文に書き換えるとき、空欄に当てはまる表現を書きなさい。
A 不意に漂ってきた甘い香りは、私の遠い記憶を呼び起こした。
B 私の遠い記憶は、□。
問5 ある中学校の三年生が、新入生の教室で、中学校の生活や学校行事について紹介することになりました。次は、文化祭のステージ発表について紹介するグループの【話し合いの一部】です。これを読んで(1)、(2)に答えなさい。
(1)場面①の三人の発言について説明した内容の文として、最も適当なものを、ア~エから選びなさい。
ア:三谷さんの考えに、中原さんは具体的なよさをあげて同意し、平田さんは自分の考えを付け加えている。
イ:三谷さんと中原さんは互いに意見を主張し、平田さんは二人が気づいていない問題点と解決策を示している。
ウ:三谷さんは自分の考えに意見を求め、中原さんは賛成したが、平田さんは課題を指摘し反対している。
エ:三谷さんは話を進行させ、中原さんは問題を整理し、平田さんはその解決に向けた意見を提案している。
(2)場面③で、平田さんは、紹介の仕方について、これまでの話し合いの内容をまとめる発言をしようとしています。空欄に当てはまる適当な表現を三十五字程度で書きなさい。
解答・解説
問1
(1)たぼう
(2)びんわん
(3)のぞ(む)
問2
(1)半島
(2)誤り
(3)拝観
問3
(1)ウ
ア:何もすることがなくて暇なこと。
イ:物事の根拠や証拠などが全くないことを意味する表現。
ウ:思いのほかに知識・才能・技量があって、油断できない。
エ:露骨すぎて、情味も含蓄もない。
(2)イ
「板についてきた」とは、経験を積んで動作や態度が職業などにしっくり合うという意味。
問4
(例)不意に漂ってきた甘い香りに呼び起された
~されたという受動の形にする。
問5
(1)ア
(2)(例)ステージ発表の本番の様子を動画で、準備の様子を紙芝居で紹介しよう。
本番=動画、準備=紙芝居が書かれていればOK。