小中高の部活(習い事)「イラスト部」
小・中・高校のお子さんから共通して相談を寄せられることの多いお悩みが、「どの部活に入ろうか?」ということ。部活動によっては毎日活動があったり、朝の練習もあったりして、学校生活の多くの時間を部活で過ごすこともあるでしょう。
勉強との両立はできるのか?初心者でも入って大丈夫なのか?不安な子も多いかもしれません。
そこで、今回は数ある部活の中から「イラスト部」に焦点を当て、活動内容、またどんなお子さんに合っているのかなどをご紹介していきます。部活動選びにお悩みのお子さんはぜひ参考にしてください。
イラスト部の活動内容
イラスト部の活動はただ絵を描くというわけではありません。学校により様々ですが、パンフレットのイラスト制作や校内新聞での漫画連載など、校内の仕事を手伝う活動も行っています。
イラスト部の活動内容について、一部をご紹介していきます。
イラストでの交流
絵を描くことが好きな子が集まるので、推しキャラを互いに描きあったり、相関図を作ったり、線画を交換したりと様々な交流が楽しめます。
活動内容は基本的に自由で、毎年部員が決めるような学校もあるようです。
コンクールに向けての作品制作
様々な絵のコンテストに応募するような、本格的な活動も行います。アニメ・イラストの専門学校から講師を招いて講義を受けられるようなところもあり、技術の向上も狙えます。
部誌の発行
大きな取り組みとして文化祭や新入生歓迎会に向けてテーマに沿ったイラストを部員が描き、それを部誌として発行する学校が多いです。
文化祭では部誌だけでなく、ラミネートカードや缶バッジ、ステッカーなどの作成も行うところもあります。
校内の仕事手伝い
文化祭や修学旅行等の行事しおりの挿絵や表紙を描いたり、校内新聞で4コマ漫画を連載したりと、校内での様々な仕事を手伝う活動もあるようです。
イラスト部に向いている子ってどんな子?
イラスト部の活動内容はおわかりいただけましたでしょうか。
「自分はイラストは好きだけど、絵を描くのが苦手だから無理だ……」と思ってしまった方もいるかもしれません。
そこで実際「イラスト部に向いている子ってどんな子?」についてもご紹介していきたいと思います。
1.絵を描くことが好き
イラスト部は絵を描くことが好きな子が集まります。好きなアニメやゲームなど、共通の趣味を持った人と出会える確率が高いため、楽しい時間を過ごすことができるでしょう。
2.絵の技術を高めたい
部員同士でアドバイスをしあったり、プロから意見をもらうことで絵に関する視野を広げることができます。また同じ目標を持った部員が集まることで、刺激を受けることもできます。
3.自分の作品を形にしたい
部誌の発行や芸術祭への出展など、イラスト部では自分の作品を校内校外に関わらずたくさんの人に見てもらう機会があります。
何か形に残るものを作りたい、それを色々な人にみてほしいという気持ちがある人には、イラスト部が向いています。
4.楽しく部活動がしたい
文化祭の前などは忙しくなることもありますが、イラスト部は基本的に週2~3の活動になる学校が多いです。
共通の趣味を持った部員と交流したり、黙々とイラストを描き進めたりと、自由に過ごしやすいのが多くのイラスト部の特徴です。
楽しく部活動がしたいという子におすすめの部活動になります。
イラスト部では「楽しみながら作品制作を行うこと」が活動内容の軸となっています。
そのため「絵を描くことが苦手」な人でも興味があったり、画力を向上したいという人はイラスト部で楽しい時間を過ごせるのではないでしょうか。
かかる費用ってどのくらい?
個人によりますが、スケッチブックや鉛筆・消しゴム、色鉛筆や絵具、コピック等の画材が必要になります。
学校によってはコピックやトレス台などが揃っており、部員が自由に使えるようなところもあるようです。
また近年では学校のipadを使ってイラストを描く部員も増えてきたようで、費用をかけずに始められる部活とも言えます。
イラスト部に入っていた先輩の声
昔から絵を描くことが好きだったのでイラスト部に入りました。周りも絵を描くことが好きな子ばっかで、上手だなぁと関心することも多く、1人で絵を描くよりも創作意欲が湧きました!とっても楽しい部活でした!
学校にもよるかもしれませんが、僕の学校のイラスト部は週に2回の活動でした。その活動も強制参加ではなかったので、習い事で忙しかった僕にはちょうどよかったです!がっつりではなく、ゆるく自由な部活を探している子におすすめです。
私の入っていたイラスト部は、アニメや漫画の話を楽しくしたい子も、絵の技術も高めたい子も両方のタイプがいました。タイプが違えどみんな仲が良かったので、すごく居心地がよかったですよ。
まとめ
今回は「イラスト部」の紹介をさせていただきました。
イラスト部の活動内容は学校によって様々ですが、共通しているのは「楽しみながら作品制作を行うこと」。
絵を描くことが苦手であっても、「楽しむ」気持ちがあればイラスト部で素敵な思い出を作ることができるはずです。
近年は学校へのi-padの普及もあり、費用をかけずに手軽に始められる部活なのも嬉しいですね。
この記事がみなさんの部活選びの参考になりましたら幸いです。
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