小中高の部活(習い事)「バトン部」
小・中・高校のお子さんから共通して相談を寄せられることの多いお悩みが、「どの部活に入ろうか?」ということ。
部活動によっては毎日活動があったり、朝の練習もあったりして、学校生活の多くの時間を部活で過ごすこともあるでしょう。
勉強との両立はできるのか?初心者でも入って大丈夫なのか?不安な子も多いかもしれません。
そこで、今回は数ある部活の中から「バトン部」に焦点を当て、活動内容、費用等をご紹介していきます。部活動選びにお悩みのお子さんはぜひ参考にしてください。
バトンについて
部活で行われるバトンとは正式にはバトントワリングと呼ばれ、両端にゴム製のおもりをつけた金属の棒を回したり空中に投げたりするパフォーマンスを行う演技・スポーツの一種です。チアリーディングやチアダンス、バレエ、新体操、バトンを組み合わせた競技と言えます。
軍楽隊の指揮者が指揮杖を振り回したのが原型とされ、やがてバトン演技を複数人で行うようになり、マーチングバンドと共に行動するようになりました。日本へは1960年代に学校を中心に広がったようです。
バトントワリングで使用される道具や技法について簡単に紹介します。
バトン
両端におもりのついた金属の棒です。棒をシャフト、両端のおもりの大きい方をボール、小さい方をティップと呼びます。
ボールとティップの大きさが異なるため、重心はシャフトの中心から少し外側になります。
技法
大きく分けて3つの種類に分かれます。バリエーション、組み合わせで技法は数千種にも上ります。
1.エーリアル
バトンを空中に投げる動作です。
2.ロール
バトンを手で持たずに身体で転がす動作です。
3.コンタクトマテリアル
バトンを手や指で回転させます。
衣装
競技種目の場合、基本的にはレオタードが主となります。アイシャドーや口紅が濃い、競技者の表情が映えるようなメイクをする場合が多いです。
大会
日本では年に1~4回バトントワリングコンテスト、年に1回選手権大会が行われます。コンテストは各部門で課題曲や演技時間が1分30秒と決められています。
団体として大きな大会となる「一般社団法人日本バトン協会」が主催する大会では課題曲は自由で、演技時間は3~4分となります。夏に全国各地の都道府県大会があり、秋に地方大会を経て勝ち残った団体が、冬に全国大会に出場できる仕組みです。
その他にも技能検定等もあり、大会の数は多いと言えます。
バトン部の活動内容
バトン部は大会への参加だけでなく、他の部活の応援や文化祭、地域のイベントやお祭り等にも参加してパフォーマンスを行っています。
演技に必要なダンスやバレエの基礎、表現方法は専門の方から指導を受けられる学校もあるようです。
日々の活動としてはフットワークやボディワーク、柔軟やバトンを使った基本練習等があります。
バトン部に向いている子ってどんな子?
1.思いやりの心が強い
バトンは集団でのパフォーマンスとなり、全員が気持ちを1つにしなければシンクロのなしえないスポーツです。 そのため周りを思いやったり、協力する気持ちが強い子が向いていると言えます。
2.高い向上心がある
バトンは集団での演技としての意識はもちろんですが、個人の技術が高いこともパフォーマンスを完成させるうえでとても重要です。
高い向上心を持って日々の練習に取り組める子はバトン部に向いているでしょう。
3.つらい時も笑顔を振り舞える
競技そのもの以外に競技者の表情等も採点の対象となるため、緊張するとうまく笑顔が作れなかったり、引きつった表情になってしまう子は難しいかもしれません。
4.体力に自信がある
ダンスやバレエの要素も含むバトン部において、体力はとても重要です。
部活として始める場合初心者は多いですが、何かのスポーツ経験者で体力に自信がある子はバトン部に適していると言えます。
5.人前で何かをするのが苦ではない
大勢の前でパフォーマンスをする機会の多いバトン部は、人前に出るのが好きな子が向いています。
バトン部に入っていた先輩の声
バトンの演技では笑顔がとても大切です。自分はどちらかというと物事をネガティブにとらえがちだったのですが、バトン部に入り笑顔を意識しているうちにポジティブ思考になりました!今も、つらいときこそ笑顔の精神で前向きにがんばれれてます。
パフォーマンスが成功したときの喜びは、他の何物にも代えがたいものです。練習は正直しんどいこともたくさんあります。けれどみんなの気持ちが一つになって、成功したときの最高の気分が、そういった苦労を全部忘れさせてくれますよ!
私はバトン自体ははじめてでしたが、もともと運動部だったのでハードな練習にもついていけました。体力は必須ですね!集団競技なのでみんなの足を引っ張らないよう、自主練習もたくさんしてました。
まとめ
今回は「バトン部」の紹介をさせていただきました。
日々の練習が厳しく大変な分、心身共に成長できるようなやりがいのある部活です。
入部すれば素敵な学校生活を送ることができるのではないでしょうか。
この記事がみなさんの部活選びの参考になりましたら幸いです。
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