小中高の部活(習い事)「アーチェリー部」
小・中・高校のお子さんから共通して相談を寄せられることの多いお悩みが、「どの部活に入ろうか?」ということ。
部活動によっては毎日活動があったり、朝の練習もあったりして、学校生活の多くの時間を部活で過ごすこともあるでしょう。
勉強との両立はできるのか?初心者でも入って大丈夫なのか?不安な子も多いかもしれません。
そこで、今回は数ある部活の中から「アーチェリー部」に焦点を当て、スポーツの内容やルール、どんなお子さんに合っているのかなどをご紹介していきます。どの部活に入るべきかお悩みのお子さんはぜひ読んでみてください。
アーチェリーってどんなスポーツ?
アーチェリーは的を狙い矢を放ち、その点数を競うスポーツで、矢の当たったところで点数が決まっていきます。
非常にシンプルで年齢を問わず楽しめるスポーツです。その一方、風や距離によって弓の調整や姿勢の工夫や、相手との心理戦など奥深い一面もあり非常に楽しいスポーツです。
また、日本では弓矢を使うスポーツというと弓道を思い浮かべる方も多いかと思いますが、アーチェリーと弓道は全く別のスポーツです。弓道は和弓を使い、矢を射て的に当てる、心身の鍛錬を目的とした武道です。一方で、アーチェリーは洋弓を用いて命中の制度を競っていく競技です。どれだけ的の中心に矢を当てられるかを競っていくスポーツです。
アーチェリーのルール
アーチェリーには、大きく分けてターゲット・フィールド・インドアの3つ競技種類があります。
オリンピックで種目となっているのは「ターゲット」ですね。
競技によりターゲットフェイス(的)や選手が打つ距離が変わってきますが、ここではオリンピック種目である「ターゲット」のルールで解説していきます。
アーチェリーの標的(ターゲットフェイス)は直径122cmの円です。中心から、黄・赤・青・黒・白で色分けされており、最高点は10点、最低点は1点でカウントします。的から外れた場合0点です。
団体戦と個人戦があります。
個人戦では、ランキンググランドでつけられた順位の1位と64位、2位と63位という順番で試合を行います。
試合は1セット3射で、制限時間の20秒以内に交互に射ち、それを最大5セット行います。各セット得点が高い方が2セットポイント、同点ならばお互い1セットポイントを得られます。先に6セットポイントを獲得した選手が勝ちとなります。
団体戦でも、ランキングラウンドによりチーム3名の合計ポイントで順位を決定します。
3人の選手がそれぞれ1射、合計3射を射た後に、相手チームが3射して1セットを競っていきます。1セットの制限時間は120秒でこれを最大4セット行っていきます。
アーチェリーに向いている子ってどんな子?
スポーツを始める時に、自分に向いているスポーツなのかも気になりますよね。
団体競技が向いている子、個人競技が向いている子などお子さんの性格によって向き不向きもある程度あるかと思います。
そこで、今回の紹介スポーツ「アーチェリー」に向いている子についてもご紹介していきたいと思います。
アーチェリーに向いているのはこんな子!
1.ひとりでコツコツと取り組むことが好き、得意
アーチェリーは基本的にすべて一人行う競技です。練習でも競技でも自分のペースで進めていくスポーツになります。
特に、練習は1人でコツコツと毎日の積み重ねていく必要があるので、一人でもしっかりと目標に向け頑張っていける人が向いていると言えます。
2.感情的にならず、感情コントロールが得意
アーチェリーは個人競技のスポーツです。その個人競技の中でもテニスのように相手があるものではないので、上手くいっても行かなくても100%自分の責任です。試合中、調子が出ず上手くいかなかった時でも、自分を立て直し前向きに試合に臨んで行けるモチベーションを自分自身で保っていかなくてはなりません。そのため、自分の感情コントロールをしっかりと操っていける人がアーチェリー向きと言えます。
3.論理的な思考が得意、好き
アーチェリーは的を狙い矢を放つというとてもシンプルな競技です。そのシンプルさ故に奥が深く、体や弓の使い方を深く理解したり、当日の天候(主に風)に合わせて調整をすることで常に安定した矢を放つことが出来るようになります。
そのため、自分の体・道具である弓・天候を深く理解するために、普段から論理的に分析をして自分のシューティング能力を高めていける人が向いていると言えます。
4.トライ&エラーを楽しめる
3の論理的思考に通ずる所がありますが、アーチェリーは道具もパーツを組み合わせ自分好みにカスタマイズしていくことができます、
色々なものを試しトライ&エラーを楽しみながら打ち込める人が向いていると言えます。
アーチェリーを始めるのに必要な費用
皆さん、アーチェリーに興味が出てきましたか?
アーチェリーを始めたい!と思った方向けに最低限揃えなければならない道具など必要な費用についてもご説明していきます。
アーチェリーに必要な道具
1.ボウ(弓)とアロー(矢)
まずは、ボウとアロー。これが無いと始まりません。
自分に合ったサイズ、強さの物を選ぶことが大切です。部活でレンタルができるようならまずは貸し弓具を使って、ある程度練習をしてみてから、自分に合ったものを購入することをお勧めします。
価格帯としては、ビギナー用で3万円前後から販売されています。競技用になってくると10万円前後からとなっており、高級なものだと一式で30万~50万円程度するものも販売されています。
2.グラブ(グローブ)
弓を引く指につけ保護するためのものです。
慣れてくるとタブという道具に変わりますが、初心者はグラブを使うことが多いようです。
価格帯は、グラブ(グローブ)・タブともに、1000円~3000円程度で購入できますし、自分の指の型に変形していくものなので早くから購入される方が多い道具です。
3.アームガード
アームガードは必ず必要な道具です。 こちらもグラブとあわせて購入することが多い道具ですが、レンタル品でも十分です。
4.クイーバー
矢を腰に下げておくための道具です。これもレンタル品で十分です。
5.ボウスリング(フィンガースリング)
弓を放つ際に弓が手から飛んで行かないようにハンドルを手に結び付けるヒモです。手首に掛けるものと指に掛けるものが販売されていますが、靴紐を代用しているプレイヤーも多く、購入の必要性は低いかと思います。
勉強との両立を目指そう!無料の体験授業を実施中
ひのきあすなろでは、無料の体験授業を実施しています。
入会前に指導方法や指導の進め方などを知っていただきたいです。
ひのきあすなろでは、お子さんの特性に合わせ、様々な分析やアプローチをしながら、お子さんの苦悩に寄り添い、適切な学習方法を探しながら指導を行っていきます。
お子さんたちが安心して、将来の目標を自由に掲げられるよう手助けしていきます。
今抱えているお悩みや不安など、勉強に関することならどんなことでも、アドバイザーがしっかりと解決させて頂きます。
まずは、お気軽に「無料の体験授業」で勉強方法に関するアドバイスを受けてみませんか?
ひのきあすなろが実施する学年別の指導法
ひのきあすなろの指導では、勉強のやり方や習慣作りの指導から受験対策まで、お子さんの目標に合わせたカリキュラムを組んで指導をさせて頂いております。
ひのきあすなろが勧める勉強法は学年別・目的別に以下のページにて詳しくご案内させていただいています。
対面指導・オンライン指導から選べる指導法
家庭教師のひのきあすなろでは、対面指導・オンライン指導の両方に対応しています。
対面での指導が難しい地域にお住まいの方や、感染症への感染リスク軽減などで対面指導が難しい場合などでも、指導を続けられる体制を整え、お子さんの学びがとまらないよう制度を整えて、指導を行っています。
無料の体験授業を実施中
家庭教師のひのきあすなろでは、無料の体験授業を実施しています。
小学生のお子さんには、一人で勉強する時の基本的な勉強の進め方や、予習復習のやり方など、勉強習慣を身に付け正しい勉強方法を身に付けていけるようなアドバイスをさせて頂きます。
小学生のお子さんは、まだまだ親御さんがサポートしてあげることが必要となることも多い年ごろです。お子さんが勉強面で悩んでいるようならば、試しに無料の体験授業にお申込み下さい。
体験授業では、指導豊富なスタッフがお子さんから今のお悩みや不安などを引き出し、解決に導いていきます。