【47都道府県を知ろう】～山口県～

こんにちは！夜に見ている人はこんばんは！家庭教師ひのきあすなろスタッフの百田（ももた）です。

ひのきあすなろの日本の美しい都道府県について、百田が熱く語っていくコーナーです。
このシリーズを通して、日本の都道府県の特色を知ってもらえると嬉しいです。

第35回目の今回は下関海峡、山口県です。百田的にはふぐのイメージです。
それでは、山口県に向かってG・O・J（ジオグラフ・オブ・ジャパン）！

文部科学省　学習指導要領「生きる力」

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm

山口県の基本情報

山口県の歴史

古代

飛鳥時代には、宇佐神宮の勧請により松崎八幡宮が建立されました。
奈良時代以降は、長門・周防の2国が設置され、国府は、長門が下関市長府、周防が防府市におかれました。
平安時代末期には源平合戦（治承・寿永の乱）の最終決戦地となり、壇ノ浦の戦いで平家が滅亡しました。

中世

鎌倉時代には、元寇の危機への最前線司令部として下関市に長門探題が設置されました。
南北朝時代には、周防の大内氏と長門の厚東氏が防長の覇を競ったが、ほどなく大内氏が勝利しました。
室町時代、守護大名大内氏の城下町山口は日本最大規模の4万人都市として盛え、「西京」の異名で呼ばれました。

戦国時代（室町時代後期）でも大内氏が周防・長門両国を支配したが、安芸国から侵攻した毛利元就が行った防長経略により、両国は毛利氏の領国となりました。

近世

関ヶ原の戦いでは、中国地方全域を支配していた毛利氏は西軍に参加しました。毛利輝元が総大将となったが、毛利勢は一族の吉川広家が徳川家康に内通したため戦闘に参加しませんでした。
西軍の敗戦後は吉川広家の取り成しで毛利家は改易を免れ、減封されて防長2州を領有しました。以後、幕末まで毛利氏の支配する土地となりました。

近代

2度にわたる江戸幕府の長州征伐が行われました。藩内部の権力闘争が続いていたが、第二次長州征伐では奇兵隊を率いた高杉晋作らの活躍で幕府軍を撃退しました。以後、尊皇倒幕で藩論を集約し、明治維新の原動力としてその名を残します。
1871年に山口県・岩国県・豊浦県・清末県の4県が置かれ、その後、山口県に統合されました。

山口県の主要な市区町村

山口市

山口市は山口県の県庁所在地です。県都の中では国内最少規模で、1929年に市制施行しました。「西の京」とも呼ばれ、瑠璃光寺の五重塔や常栄寺雪舟庭など京都を思わせる名勝があり、その多くはかつてこの土地を治めた大内氏に由来します。

面積：約1,020km²
人口：約192,000人
市の木：イチョウ
市の花：菜の花
市の鳥：無し

下関市

下関市は山口県唯一の中核市、中枢都市に指定されており、県内最大規模を誇る都市です。豊かな自然環境に恵まれており、多くの歴史遺産を持つ歴史と海峡の街として有名。「福徳稲荷神社」「関門橋」「亀山八幡宮」など、様々な観光スポットも有しています。

面積：約716km²
人口：約249,000人
市の木：クスノキ
市の花：ハマユウ
市の鳥：ペンギン

宇部市

宇部市はイチゴ、キャベツ、キュウリなどの生産が盛んです。特産品には、小野茶、なすのからし漬、竿まんじゅうなどがあります。その中でも小野茶で知られる小野地区は、お茶の名産地であり、生産量は県内最大です。

面積：約286km²
人口：約160,000人
市の木：くすのき
市の花：サルビア・ツツジ
市の鳥：無し

山口県の名産・観光地

山口県のご当地グルメ

• 瓦そば
  山口県下関市発祥の瓦そばとは、熱い瓦の上に茶そばと錦糸卵や細切れの牛肉、レモン、海苔などの具材をのせて、温かい麺つゆにつけて食べる料理です。ふんだんにのせられた具材と一緒に麺つゆにつけて普通に食べてももちろん美味しいですが、瓦で焼けてパリパリになった茶そばも香ばしくて美味しいと評判です。
• ウニ
  山口県の萩市や北浦沿岸は、近年希少価値が高まっている赤ウニの産地として有名です。赤ウニは他のウニと比べるとやや小粒ですが、ウニの中では赤ウニが一番美味しいと食通を唸らせるほどの濃い旨味を持っています。ウニ丼やウニ釜飯など、萩市周辺では新鮮で美味しいウニ料理が味わえます。
• フグ
  山口県下関は古くからトラフグの豊な漁場に近く、フグの加工も発達しています。フグ刺し、フグ鍋・フグ雑炊、フグの唐揚げ、白子料理などが発達しました。フグの身は繊維質で弾力があり、噛み切ることが難しいので切り身が透けて見える薄作りが発達し、高タンパク・低脂肪・低カロリー寝かせることで、うまみ成分イノシン酸が増して一層美味しくなります。
• 門司港焼きカレー
  全国に認知されるようになった門司港のご当地グルメです。カレーとチーズの焼けた芳ばしい香りがたまりません！上にのった半熟卵がまろやかにしてくれるので、小さな子どもからお年寄りまで美味しくいただくことができます。レトロな港町の洋食の味、門司港を訪れたらぜひ味わいたい一品です。
• うるめいわし
  山口県内では日本海側に広く生息しており、旬は8～10月です。鮮度が落ちやすく、いわし類としては脂肪分が少ないため、主に「丸干し」など干物に加工されます。元々栄養価の高いいわしですが、干物にすることでその効果はぐんと上がり、丸干し1本で約牛乳3杯分のカルシウムが摂れます。

山口県の観光スポット

• 元乃隅神社
  白狐のお告げにより、昭和３０年に建てられた神社です。龍宮の潮吹側から続く１２３基の赤い鳥居が印象的。裏山道出口に建つ鳥居をよく見ると・・・賽銭箱が頭上に！賽銭が入れば願いが叶うと言われています。
• 錦帯橋
  延宝元年（1673）第三代岩国藩主吉川広嘉により創建されたもので、現在の橋は四代目にあたります。錦川の清流に架かる五連のアーチを描いた木橋で、長さ193.3ｍ幅５ｍ。木と木の組合せによって支えられ、巻金とかすがいが使われています。
• 関門海峡
  下関市と北九州市門司区の間の幅約700ｍの海峡です。中世から近世へ、また近世から近代へ、日本の国が大きく変わるときには、いつもこの海峡が舞台となってきました。時代を動かす熱いエネルギー、それは1日に4度も流れを変える急潮がこの地に育てたのかもしれません。いまも日に大小約700隻の船が行き交い、風景を優しく彩る潮騒と汽笛の音は、環境庁選定「残したい日本の音風景百選」にも選ばれています。

さて、山口県についての理解が深まりましたでしょうか？？
少しでも「面白いな」とか「分かりやすい」と思ってくれたら嬉しいです！

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