2023年度公立高校入試過去問解説【青森県・社会・大問2】
テーマ:日本の地域的特色と地域区分、日本の諸地域
問題文
次の略地図や資料を見て、あとの(1),(2)に答えなさい。
(1)略地図について、次のア~エに答えなさい。
ア 政府の出先機関や企業の支社、支店などが置かれ、人口100万人をこえる中国・四国地方の中心都市はどこか、書きなさい。
イ 斜線で表された平野は、九州地方の北部を代表する稲作地帯である。この平野を何というか、書きなさい。
ウ 宮崎平野や高知平野では、温暖な気候を利用して、野菜の出荷時期を早める工夫をしている。このような栽培方法を何というか、書きなさい。
エ 次の1~3は、略地図中のA~C県いずれかの人口増減数(千人)、外国人のべ宿泊者数(万人)、漁業産出額(億円)、果実産出額(億円)を表している。1~3のうち、A~C県について表しているものをそれぞれ一つ選び、その番号を書きなさい。
(2)日本の7地方区分についてまとめた資料1、資料2について、次のア、イに答えなさい。
ア 資料1は、各地方を土砂災害発生件数の多い順に並べたものである。九州地方で土砂災害が多い理由について、地質と気候を関連付けてまとめた次の文中の( )に入る適切な内容を答えなさい。
九州地方の多くの地域に広がる火山性の地層には、( )という特徴があり、豪雨が続くと、斜面が崩れやすくなるから。
イ 資料2は、各地方の人口、農業生産額、工業生産額、年間商品販売額を表している。資料2中の1~6のうち、中国・四国地方と九州地方について表しているものをそれぞれ一つ選び、その番号を書きなさい。
解答・解説
(1)
ア:広島市
イ:筑紫平野
ウ:促成栽培
エ:A-3、B-1、C-2
Aが岡山県、Bが長崎県、Cが沖縄県である。
Aは果実の額が多いことから、Bは漁業が盛んなことから、Cは外国人観光客が多いことから判断できる。
(2)
ア:(例)水がしみこみやすく、もろい
火山灰が混ざっているシラス台地に代表されるような地質が多い。
イ:中国・四国地方-3、九州地方-4
まず人口が一番多い5が関東地方、一番少ない6が北海道地方だと分かる。次に人口の多い1,2が中部と近畿地方が入ると推察できるので、残りの3,4が題意に適する。そして九州地方の方が人口が多いことより、判断する。
短期間で効果を出すなら
家庭教師のひのきあすなろ!