2023年度公立高校入試過去問解説【北海道・社会・大問4】
テーマ:現代の民主政治と社会、私たちの生活と経済
問題文
資料1は、ある中学校の社会科の授業で、生徒たちが班ごとに設定した、探究するための課題についてまとめたものの一部です。これを見て、次の問いに答えなさい。
【資料1】
問1
下線部(あ)に関して、1班の生徒たちが集めた資料2では、国民の権利を守るためのしくみを、ライオンや檻のたとえを使って表しています。下線部①、②が表しているものとして最も適当なものを、ア~クからそれぞれ選びなさい。
【資料2】
問2
下線部(い)に関して、資料3とグラフ1から読み取れる内容のうち、正しいもの(正)と誤っているもの(誤)の組み合わせとして最も適当なものを、ア~エから選びなさい。
a アメリカの1ドルのチョコレートを日本の円で購入するとしたら、1985年より1995年の方が140円以上安く買える。
b 2015年の訪日外国人数は、1995年の訪日外国人数に比べ、8倍以上となっている。
c 2005年に比べると、1985年に日本人海外旅行数が少なかった理由の1つとして、1985年は2005年より円高であったことが考えられる。
ア a-誤 b-正 c-正
イ a-正 b-誤 c-正
ウ a-正 b-誤 c-誤
エ a-誤 b-正 c-誤
問3
下線部(う)について、資料4の<X>、<Y>に共通して当てはまる語句をそれぞれ書きなさい。また{ }に当てはまる語句を、ア、イから選びなさい。
問4
下線部(え)に関して、先生と生徒A~Cの会話を見て、それぞれの生徒が発表の際に用いる資料として最も適当なものを、ア~カからそれぞれ選びなさい。
問5
下線部(お)について、グラフ2のA~Dは国庫支出金、地方交付税(交付金)、地方債、地方税のいずれかを示しています。グラフ2のA,Bに当てはまるものの組み合わせとして正しいものを、ア~カから選びなさい。
問6
下線部(か)について、次の(1)(2)に答えなさい。
(1)グラフ3は、1990年と2017年の、日本における所得の再分配前と再分配後の所得格差をそれぞれ示したものです。所得格差についてグラフ3から読み取れることを、1990年と2017年を比較して書きなさい。ただし、所得の再分配の具体的な方法に1つふれること。
(2)資料5は、5班の生徒たちが所得格差の解消について、授業でディベートを行うために準備したものの一部です。意見に対する反論の根拠として、空欄にあてはまる内容を、世代間の公平の視点から書きなさい。
解答・解説
問1
①ク ②キ
問2
ウ
bは6倍ほどに名ているので誤り。
問3
<X>首長 <Y>議員 語句:ア
問4
A:オ B:エ C:ウ
A:「平等選挙」という言葉から「一票の格差」を表している資料オが適する。
B:小選挙区は死票が多くなるため、民意が反映され辛い。資料としてはエが適する。
C:若者への選挙の関心を言っているので、世代別の投票率を示す資料ウが適する。
問5
ウ
大都市は人口が多いため地方税が多くなり、人口が少ない地域は交付金が多くなる傾向がある。
問6
(1)(2)解答解説略。詳しくはお問い合わせください。
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