【47都道府県を知ろう】～山形県～

こんにちは！夜に見ている人はこんばんは！家庭教師ひのきあすなろスタッフの百田（ももた）です。

ひのきあすなろの日本の美しい都道府県について、百田が熱く語っていくコーナーです。
このシリーズを通して、日本の都道府県の特色を知ってもらえると嬉しいです。

第6回目の今回はサクランボの聖地、山形県です。百田的にはサクラマスのイメージです。
それでは、山形県に向かってG・O・J（ジオグラフ・オブ・ジャパン）！

文部科学省　学習指導要領「生きる力」

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm

山形県の基本情報

山形県の歴史

古代

旧石器時代に大型哺乳動物を狩猟する人々が山形に現れました。

縄文時代の遺跡である崎山遺跡（飽海郡遊佐町）では大陸との交易によって入手したとみられる約3000年前の青銅刀子が出土しています。日本国内での出土例としては最も古い部類に入ります。

弥生時代後期は続縄文文化が県内を南下し、寒冷化による村落の水没とも相まって最上川流域では稲作が衰退しました。

日本海側の海運は古くから拓かれていたため、弥生文化や古墳文化などは他の東北の件よりも比較定期早くもたらされました。

中世

平安時代の山形県地域には数多くの荘園が見られ、その多くは摂関家荘園でした。平安時代後期には奥州藤原氏が荘園を管理しましたが、その滅亡と共に地頭請の武士たちが入部しました。

南北朝時代には陸奥国の奥州探題・斯波氏が分派して山形に勢力を扶植し、地名を採って最上氏と称しました。

室町時代初期に陸奥国伊達郡を拠点としていた伊達氏が置賜地方に侵攻し、長井氏領を支配下におきました。

戦国時代は最上郡（現・村山地方）の最上氏、置賜郡の伊達氏、庄内の大宝寺氏が割拠しました。最上氏は最上義光、伊達氏は伊達政宗の名将が登場し、一大版図を築きました。豊臣秀吉の奥州仕置と米沢への上杉氏の転封により、関ヶ原の戦いにおいては、会津・上杉軍と山形・最上氏との間で激戦が繰り広げられました。これを長谷堂城の戦いと言います。

近世

江戸時代初期に最上氏が改易となると、山形藩に鳥居忠政が入り、その縁戚関係として庄内藩に酒井忠勝、新庄藩に戸沢政盛、上山藩に松平重忠が入りました。

明治時代

1871年、廃藩置県によって、山形県、米沢県、上山県、天童県、新庄県、大泉県、松嶺県が設置され、7県に分かれました。

山形県の主要な市区町村

山形市

山形県の県庁所在地です。全国的に有名なサクランボの産地として歴史と自然の魅力があふれる都市です。温泉やスキー場など大勢の観光客が訪れます。

面積：約380km²
人口：約244,000人
市の木：ナナカマド
市の花：ベニハナ
市の鳥：無し

鶴岡市

鶴岡市はユネスコ食文化創造都市に指定され、多種多様な農産物や山菜などを栽培しています。「だだちゃ豆」や「温海かぶ」（あつみかぶ）などの在来作物が継承され、出羽に伝承された精進料理は命の食文化の原点となっています。

面積：約1,310km²
人口：約119,000人
市の木：ブナ
市の花：さくら

市の鳥：無し

酒田市

酒田市は多種多様な在来作物が大切に継承されており、特産品には在来野菜の「升田かぶ」、「刈屋梨」、「平田赤ねぎ」などがあります。

面積：約600km²
人口：約97,800人
市の木：ケヤキ
市の花：トビシマカンゾウ
市の鳥：イヌワシ

山形県の名産・観光地

山形県のご当地グルメ

• 行者にんにく
  山形県の行者にんにくは形が良く茎の一部が赤いのが特徴で、首都圏でも人気です。また、行者にんにくは一般的なにんにくよりもアリシンを多く含んでいるため、疲労回復や生活習慣病の予防、強い殺菌効果による風邪予防など、さまざまな健康効果が期待できるのが魅力です。おひたしや天ぷら、醤油浸けなど色々な食べ方が楽しめます。
• あけび
  鮮やかな紫色が特徴のあけびは山形県の特産品で、全国のあけびの生産量の大半を山形県が占めています。生でも食べられる身はほんのり甘く、あけびの肉みそ詰め、あけびの皮のきんぴらなどの皮を使った料理もあり、山形県の秋の味覚として喜ばれています。
• ラ フランス
  ラ フランスはフランス原産の洋ナシで、日本では主に山形県で作られています。舌触りなめらかで、芳醇な香りと濃厚な甘みが特徴です。そのまま食べてもよし、コンポート、アイス、タルト、カラメリゼなどのスイーツにしてもよしと、とても魅力的なフルーツです。
• サクラマス
  サクラマスは、春の祭りのごちそうになくてはならない魚です。春先に産卵のために川を上ってくる魚の体は桜色で、その姿からサクラマスと呼ばれています。脂がのっていて大変おいしく、煮たり焼いたり、凍らせて刺身にしたりしていただきます。
• マコモダケ
  山形では遊休農地の有効利用を目的にマコモダケの栽培に力を入れています。マコモの根元が膨らんで、太くなった部分をマコモダケと呼びます。やわらかい筍のような歯ざわりと、ほのかな甘味が特徴です。クセがなく、どんな料理にも合います。

山形県の観光スポット

• 山寺
  「閑さや岩にしみ入る蝉の声」と詠んだ芭蕉の句が有名。１１００余年前、円仁さんこと慈覚大師によって創建された名刹立石寺は、別名山寺の名で親しまれています。１０１５段の石段を上るのは少し大変ですが、半分ほど行ったところにあるせみ塚には、芭蕉の句が刻まれていて、周りの厳粛な雰囲気もとても良いです。
• 鶴岡市立加茂水族館
  日本海に面した海岸にある世界一のクラゲ水族館です。常時60種以上ものクラゲを展示しており、世界に誇る直径5メートルの水槽「クラゲドリームシアター」には、約1万ものミズクラゲがいます。成長段階ごとのクラゲを観察できる「クラゲ栽培センター」もあり、時間ごとに解説プログラム「クラゲのおはなし」が行われています。
• 羽黒山（山形県鶴岡市）
  出羽三山は、月山、羽黒山、湯殿山の総称であり、古くから山岳修験の山として知られています。開山は約1、400年前、第32代崇峻天皇の皇子である蜂子皇子が三本足の霊烏に導かれ、羽黒山に登拝し、羽黒権現を獲得、山頂に祠を創建したのが始まりとされています。皇子はさらに月山権現と湯殿山権現を感得し、三山の開祖となりました。以後、羽黒派古修験道として全国に広がっています。

さて、山形県についての理解が深まりましたでしょうか？？
少しでも「面白いな」とか「分かりやすい」と思ってくれたら嬉しいです！

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