勉強の効率を高める「正しい休憩」とは?おすすめの休憩方法5つ
”「一度休憩すると、勉強に集中できなくなってしまう…」
「休憩すると勉強時間が減っちゃうから、長時間続けて勉強しちゃう…」”
みなさん、受験勉強やテスト勉強で長時間机に向かっている際、「休憩」ってしますか?
- 疲れたらすぐに少し休む方
- 決めた時間きっちり勉強して、一気に休憩時間をとる方
- 勉強と休憩を区別せず、スマホやテレビを見ながら勉強する方
など、さまざまな休憩方法があると思います。
はたしてどの休憩方法が良いのでしょうか?
こちらの記事では、勉強の効率を高めるのに最適な「正しい休憩」のとり方について解説していきます!
なぜ休憩が必要なの?
ずばり、「人間の集中力は長時間続かない」からです。
特に、幼い子供の集中力が継続する時間はさらに短くなります。
大人だとしても、90分が集中力の限界だと言われています。大学の講義も90分ですよね。
限界が90分なだけで、90分間ベストな状態(集中力が非常に高い状態)が続くわけではありません。
だからこそ、定期的に休憩をとることで、集中力が比較的高い状態を継続できるようにすることが大切となってきます。
休憩の注意点3つ
では、実際にどのように休憩をとればよいのでしょうか?
ただ自由に休憩してはいけません。
なぜなら、休憩は勉強の効率を高めることも、下げることもあるからです。要注意です!
したがって、上手に休憩を活用して、勉強に集中する方法を知っておく必要がありますよね!
では、休憩をとる際に注意すべき点について解説します!
注意点①:5~10分程度の「短時間」の休憩を「定期的」にする
休憩は取ればとれほど良いわけではありません。
ポイントは、「短時間」「定期的」です。
まず「短時間」についてです。
5~10分程度の短時間にすることで、気分転換が上手にできるうえ、完全に集中力が切れてしまうことを防止できます。
長時間の休憩をとると、休憩時間にしていたことに夢中になってしまったり、完全に勉強のやる気がなくなったり、何を勉強していたか思い出すのに時間がかかったりと、あまり良いことがありません。
もしも休憩後も勉強を続けようと思っているのならば、長時間の休憩をとるのはやめましょう!
次に「定期的」についてです。
休憩は集中が切れたタイミングでするのが良いですが、それは自由に休憩をとって良いという意味ではありません。
集中できる時間は人によって異なるので90分を上限として、最適な自分のペースを決めてみてください。
それに合わせて学習スケジュールをたて、休憩をいつとるか決めておきましょう。
そうすることで、だらだら勉強してしまうのを防ぐこともできます。
注意点②:仮眠は眠くなった時に15分程度する
注意点①で定期的に休憩をとるのが良いと言いましたが、集中力の低下の原因が、睡魔の際は例外です。
眠いと思ったまま無理に勉強しても、勉強の効率は低下する一方です。
ですので、どうしようもなく眠くなってしまったら、仮眠を「すぐに」取ってしまいましょう!
仮眠で注意して欲しいのは、本格的な睡眠はしないことです。
15分程度にしましょう。また、布団やベッドなど普段眠っている場所で眠るのも好ましくありません。
なぜ15分程度なのか説明します。
人間は浅い眠りと深い眠りを繰り返していますが、15分程度の仮眠であれば、深いところまでいきません。
そのため、頭がすっきとした状態で目覚めることができるのです。これが15分をおすすめする理由です。
注意点③:目と脳を休めることを意識する
勉強で酷使しているのは、「目」と「脳」です。
ですので、休憩ではこの2つの部位を特に休めるよう意識しましょう!
動画をみたり、ゲームをしたりするのは気分転換にはなるかもしれませんが、
目をさらに酷使してしまうため、実は疲れが蓄積してしまいます。
では、この注意点を考慮した上で、具体的にはどのような休憩をとれば良いのでしょうか?
おすすめの休憩方法を4つ紹介いたします!
おすすめの休憩方法5つ
明日からすぐにできる休憩方法を紹介します!ぜひ試してみてください!
方法①:音楽を聴く
音楽を聴くのは、リラックスできるので休憩としてとてもおすすめです!
また、動画視聴とは異なり、目を使わないので目を休めることもできます。
多くの曲は5分以内なので、短い休憩時間でも聞き切ることができますしね!
気分に合わせてプレイリストを作るのもおすすめです!
集中できないときに集中力を取り戻すことができる、自分なりの曲を探してみてください。
方法②:飲み物を飲む、おやつを食べる
自分の好きな飲み物飲んだり、おやつを食べたりするのも、頑張っているご褒美として良いと思います。
ただし、糖分やカフェインの摂りすぎや、食べすぎには注意しましょう。
脳をたくさん使っているので、糖分を補給することは大切です。
しかし、食べ過ぎてしまうと、眠気の原因ともなります。少しだけをゆっくり食べましょう!
また、カフェインの摂りすぎは、適正な睡眠を妨害する可能性があるので気をつけましょう。
特に、夜や夕方は、コーヒーやお茶をたくさん飲むのは控えましょう。
方法③:軽い運動をする
疲れない程度で、気分転換となる運動は休憩に最適です。
軽く体を動かすと眠気覚ましになりますし、頭がすっきりするはずです!
おすすめは、ストレッチやウォーキングです。
可能であれば、外でするのが良いでしょう。
外の空気を吸うとリフレッシュできますし、冬ならば暖房でボーっとしている頭をシャキッとさせることができますよ。
また、太陽の光で目が覚めるはずです。
へとへとになってしまうほど激しい運動をするのはやめましょう。
休憩には逆効果です。
疲れてしまい、休憩後の勉強に集中できなくなってしまいます。
方法④:シャワーを浴びる
眠気が強い場合、シャワーを浴びて一度気分をリセットするのがおすすめです。
すっきりして、また集中することができるはずです!
気分転換が目的なので、しっかり髪や体を洗って、休憩時間オーバーにならないように気をつけましょう。
また、湯船にはつからないようにも気をつけましょう。
湯船で体を温めすぎてしまうと、体は眠る準備を始めてしまい、休憩後に眠気が悪化する可能性が高いです。
方法⑤:仮眠をとる
何をしても眠気に勝てないならば、やはり仮眠がおすすめです!
先程も言った通り、15分程度の短い仮眠をとりましょう。
すぐに起きて勉強に取り掛かれるような環境で仮眠しましょう!
繰り返しになりますが、絶対に長時間の睡眠をとるのはやめましょう。
休憩後の勉強では頭がボーっとしてしまいますし、夜は適切な時間に眠れなくなってしまいます。
おすすめの休憩方法で実践しているものはありましたか
ぜひ取り入れて、効率の良い休憩をとり、勉強に集中できるようにしましょう!
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