グローバル社会に適応するために高校生のうちに身に着けて欲しい習慣
就職市場で顕著に表れていますが、現在グローバル社会で活躍できる人材のニーズが高まっています。
大学教育はもちろん、高校教育でもそのような人材育成が進められています。
これまでとの大きな違いは、ただの「語学力」だけでなく、「異なる価値観の人と円滑にコミュニケーションをとる力」も必要とされているということです。
したがって、高校生のうちから、そのようなグローバル社会に適応した人材に近づくことが大切です。
そもそも「グローバル社会に適応する人材」って何?
前述の通り、「語学力」に加えて「異なる価値観の人と円滑にコミュニケーションをとる力」が必要です。
具体的に後者の力は、どのような能力で、身に着けるといったい何ができるのでしょうか?
この力は、違う文化や国で育ち、全く異なる考え方をする人を受容して、ともに協力・連携していくことができる力です。
この力によって、互いに意見を受発信しながら、様々なバックグラウンドの人々と良いものを作り上げていくことができます。
「異なる価値観の人と円滑にコミュニケーションをとる力」は様々な力で構成されています。
違いを理解し尊重する「受容力」、誰とでも円滑に意見交換できる「コミュニケーション力」、様々な意見をまとめ上げる「リーダーシップ」などの力を含んでいます。
一部では、「日本に関する理解」も必要な力として含まれていると言われています。
日本人という立場から、何をどのように伝えるのかという点も、グローバル人材として活躍する日本人が、担う責任だからです。
このような様々な力と語学力をバランスよく備えた人材が、グローバル社会で必要とされています。
たしかに様々な人々と交流したり、協力が必要な仕事で活躍したりするには欠かせない力ばかりですよね。
どうしたら「異なる価値観の人と円滑にコミュニケーションをとる力」を身に着けることができるの?
この力を身に着ける一番の近道は、「様々なバックグラウンドを持つ人々と友人になる」ということです。
なぜなら、友人のように親しくなれば、様々なバックグラウンドを「知る」だけでなく、「理解する」ことが可能だからです。
もちろん、異なる価値観を知ることが最初にすべきことなのですが、ニュースやインターネットで見て知るだけではどこか絵空事でしょう。
そこで、実際に現地に行ってみたり、さらにはその地域の友人を作ったりすることで、体感として学ぶことができます。
また、相手が友人であれば、「理解したい」と強く感じるからこそ、より積極的に行動するでしょう。
このようにして、異なる文化や国、言語の人々とコミュニケーションを取っていくなかで、自然と「異なる価値観の人と円滑にコミュニケーションをとる力」は身に着いていきます。
しかし、様々なバックグラウンドを持つ友人を作ることは、実際なかなか難しいのも事実ですよね。
特に高校生は、コミュニティが限定的で、行動も制限されているため、何から始めたらよいかわかりませんよね。
そんな高校生の皆さんに、今からでも始められる「身に着けて欲しい習慣」を紹介いたします。
グローバル社会に適応するために高校生のうちに身に着けて欲しい習慣
海外や英語に触れる機会を増やすことがおすすめです。
英語への苦手意識を減らし、様々な価値観に興味を持つ力をつけることができます。
この力が高校生の時に身に着いていれば、その後の語学力やコミュニケーション力がかなり身に着けやすいですよ。
具体的な行動としては、英語の本・映画・音楽、世界的なスポーツの大会、国際情勢のニュースなどを見るようにしてみてください。
実際に、埼玉県立和光国際高等学校では、教室に英文の書籍を100冊程度おいて、英語の授業の冒頭5分間読書をさせています。
このような習慣をつけることで、自然と海外や異文化に興味を持てるようになります。
同時に英語に対して苦手意識を持たないため、積極的に情報を取り入れることができるはずです。
少しハードルは上がりますが、留学や旅行ももちろんおすすめです。
高校によっては姉妹校や連携校があり、比較的気軽に留学に参加できる場合もあります。
ぜひ一度先生に詳細を聞いてみて、親御さんと相談してみてください!
短期留学や旅行で語学力を飛躍的に高めることはできませんが、様々な価値観に触れるという経験は十分にできます。
そして、その経験を通して得た発見や面白さは、その後の興味を伸ばします。
その結果、留学や旅行は学習意欲を向上させたり、国際情勢に興味を持ったりというような部分で大きな効果が期待できます。
ぜひ今回紹介した習慣や経験に挑戦して、「様々な価値観や違いに興味を持つ気持ち」を育ててみてください。
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