親子で考えよう。転校を検討する際の3つの注意点
”「区内の公立中に進学したものの、子どもが学校になじめず不登校になっており、学校環境を変えるために転校を考えている」”
”「中学受験を経て私立中学に進学したが、勉強についていけず、近くの公立中への転校を考えている。」”
子どもにとって、「社会=学校」です。生活のほとんどを過ごすのは学校の校舎であり、主な人間関係は同じ学校の同級生や先輩・後輩であるため、学校内で一度抱えてしまった悩みは卒業するまでずっと付きまとってしまいます。
このように、学校になじめないことは、耐え難いつらさがあります。
お子さんが進学先の学校環境になじめず、登校するのが困難になってしまった場合、転校して環境を変えるというのも一つの選択肢です。前の学校での人間関係をリセットし、新しい環境で1から人間関係を構築し直すことができれば、お子さんの悩みを解決する糸口が見つかるかもしれません。
しかし、転校を検討する際に注意しなければならないポイントがあります。
ここでは、転校を検討されているみなさんが気を付けるべきポイントを3つご紹介してきたいと思います。
お子さんとの話し合いは十分か
転校するにあたって、お子さんの意思を確認するために必ず話し合う時間を設けましょう。
まだ精神的にも成長途中の子どもが「転校したい」と自ら意見を言うのは難しいものがあるでしょう。したがって、保護者の方から提案をしてみることは重要です。けれども、お子さんの意見を尊重できるように、様々な質問を通して話し合っておきましょう。
その際に、お子さんと確認したいのは以下のような点です。
- 既存の人間関係が切れることに本当に抵抗はないか
- 新しい環境に慣れるまでの期間は頑張っていくことができるか
転校先の学校についても調べておきましょう。
- 毎日通うことができる通学距離であるか
- 行事の内容や授業の様子など学校の雰囲気はどうか
- 1学年の人数はどのくらいか
転校にはメリットもデメリットも伴います。このような項目についてあらかじめ確認しておくことによって、お子さんにとって転校することが本当に最善な選択なのか、確かめましょう。
学校以外の教育機関はないか
転校するだけがお子さんの悩みの解決策ではないかもしれません。
お子さんがどうしても登校するのが困難だという場合、 学校以外で教育を受けられる場所を探してみるのもよいでしょう。
例えば、フリースクールというものがあります。フリースクールというのは、様々な事情で学校に行くのが困難な生徒を受け入れている教育機関のことで、NPO法人やボランティア団体などが運営しています。学校という社会になじめなかった生徒さんでも、それに代わる社会を見つけられる上に、従来の学校と違い少人数や個別の指導を受けられるという点で、不登校のお子さんでも無理なく教育を受けることができるのではないでしょうか。
転校後のサポートは十分か
実際に転校した後、お子さんが新たな環境になじむには保護者の方のサポートが欠かせません。
見ず知らずの人間ばかりの環境に飛び込んでいくのは大人であっても緊張しますね。ましてや多感な時期の子どもがそのプレッシャーに耐えるのは厳しいものがあります。そのため、転校してまもないうちは、お子さんとを積極的に話すようにしてあげましょう。お子さんからすると、既に出来上がっている人間関係に自分からなじみに行かなくてはならず、孤独感を抱えている場合が多いです。転校先の学校の子たちが転校生を積極的に受け入れてあげると良いですが、保守的な傾向のある日本の子どもたちはなかなか難しかったりします。お子さんが一人でストレスを抱え込まないためにも、保護者の方がお子さんのよりどころとなってあげてください
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ひのきあすなろが勧める勉強法は学年別・目的別に以下のページにて詳しくご案内させていただいています。
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家庭教師のひのきあすなろでは、対面指導・オンライン指導の両方に対応しています。
対面での指導が難しい地域にお住まいの方や、感染症への感染リスク軽減などで対面指導が難しい場合などでも、指導を続けられる体制を整え、お子さんの学びがとまらないよう制度を整えて、指導を行っています。
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小学生のお子さんには、一人で勉強する時の基本的な勉強の進め方や、予習復習のやり方など、勉強習慣を身に付け正しい勉強方法を身に付けていけるようなアドバイスをさせて頂きます。
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