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【歴史】最も大きな合戦!?元寇について

文部科学省 学習指導要領「生きる力」

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
目次

最も大きな合戦「元寇」

明治以降の戦争を除くと、日本を舞台とした外国との最も大きな合戦は元寇であると考えられます。

元寇は、日本の鎌倉時代に、モンゴル高原を故郷としアジアの草原地帯・朝鮮半島の高麗・中国・現在のロシア・ペルシャなどを含む広大な地域を服属させていたモンゴル帝国のうち東アジアと北アジアを主な管轄地域としていた元朝の皇帝「フビライ・カーン」の命令によって日本に侵攻してきた際に起きた合戦のことを指します。

侵攻してきた元軍は、元に服属していた高麗の軍、元に滅ぼされ宋から徴兵されてきた軍、そしてモンゴル兵からなるモンゴル軍の3つの軍から成っていました。当然、指揮権はモンゴル軍の将校が握っていました。

何故、モンゴルなど中国北部の草原地帯を故郷とする遊牧民族は戦争に強かったのでしょうか。

現在のモンゴル、「元」

一つには、世界の中でも文明が進んでいた漢帝国や唐帝国と接し、また戦ってもいたので、武器や甲冑を調達あるいは製作する方法を知っていたこと、多人数の軍の統括方法も学んでいたことが挙げられます。

また、遊牧を生業としていたため、保有していた馬の数も多く多人数の兵を迅速に集中あるいは退避させるなど高速かつダイナミックに戦場をコントロールできたことや成人男性であれば皆騎馬に長じ騎馬状態で自在に鉾や刀や弓矢を扱えたことなどが理由として考えられます。

元寇を行う場合、元側からみて、あまり好ましくない点は以下のようなことでした。

第一に、元としては、初めての補給路として海を含む合戦であること。
第二に、海を渡らねばならないため、モンゴル軍が得意な騎兵を戦の主力として使うことに制限があること。
第三に、軍の主力が常にモンゴル軍であるとは言えず、内心では決してモンゴル軍を快く思っていない高麗軍と元に滅ぼされた宋から徴兵されてきた軍とが相当の数を占めていたこと。

それでもフビライは、日本は豊かな国であるという話を耳にはさんだためか、日本を服属させることに魅力を感じ、日本への出兵を決断しました。二回の出兵の失敗後も、三回目の出兵を計画していたという噂もあるくらい日本には大きな狙い目をつけていたそうです。

そんな元による二回の出兵における経緯は以下の通りです。

文永の役、弘安の役

一回目の日本への侵攻は、西暦1274年の文永の役、二回目の日本への侵攻は、西暦1281年の弘安の役です。

この時代、ある意味で幸いにも、日本は朝廷と公家の時代が終わり武士が実権を握りつつあったときであり、北条氏のリーダーが執権として国政を取り仕切っていました。
西暦1268年正月に、高麗の使節が元の国書を携えて大宰府に来訪し、元への服属を求める内容の国書が鎌倉へ送られました。国書の文面は丁寧なものでありましたが、本質的には日本が服属することを求めたものでした。

この年は、北条時宗が18歳で第8代執権になった年でした。この若さで日本の命運を担うことになります。大変な重圧であったと思います。その苦しみもあったためか、北条時宗は、中国の宋より招聘した無学祖元禅師を師として禅宗に深く帰依し自身の心の制御に努めていました。

そして、元寇における戦死者を敵味方の区別なく弔うため、円覚寺を建立しました。

文永の役

文永の役は以下のように進みました。

フビライは西暦1273年に侵攻準備を開始しました。
高麗に戦艦300艘の建造を命じ、やがて、元から派遣されたモンゴル軍と漢軍とから成る侵攻軍1万5千人~2万5千人および高麗軍から成る侵攻軍5千人~8千人が合流しました。
合計して2万人~3万3千人の兵力になります。各種軍船は合わせて700艘以上にのぼりました。

北条時宗は、主として九州在住の鎌倉幕府御家人を動員して元軍を迎え撃つ体制を整えていました。
西暦1274年10月3日、侵攻軍はモンゴル人クドゥンを総司令官、漢人劉復享および高麗人洪茶丘を副将として、現在の韓国馬山を出航しました。侵攻軍は対馬および壱岐に惨憺たる被害を与えた後、肥前沿岸地域に襲来しました。

九州の御家人達は大宰府に集結し、博多湾に上陸した元軍に立ち向かいました。日本軍の戦闘の形は、数名から十数名の騎兵が密集して成る戦闘隊を形成して、敵陣に突入するものであり、十分な騎馬を有していない元軍に対して、かなり有効なものでありました。
日本軍が元軍に与えた損害は大きかったようで、総司令官クドゥンおよび副将劉復享および副将洪茶丘が相談した結果、軍を撤退することを決定し、即実行に移されました。

元軍が撤退中に強風が吹き始め海が荒れ、元軍の船の難破が多く、文永の役における元軍の死者は1万3千人を超えたといいます。
ここで文永の役は日本の防衛成功のために終了しました。

全体的な印象として、元軍の侵攻規模は日本側の武力を少し甘くみていた感じがします。
もし、侵攻が平安時代であったとすれば、厳しい戦で鍛えられていた武士団は未だ存在せず、この程度の侵入規模で通用したかもしれません。

その後もフビライは日本を服属させることを諦めず、さらに使者を送って服属を促しました。

北条時宗は覚悟を決め、元の再度の使者を斬ってフビライに対し日本の覚悟を示し、また、博多湾岸に20kmもの長さにわたる石築地と呼ばれる壁を岩石を積んで構築し、上陸した元軍が一挙に攻め込めないようにしました。

弘安の役

フビライは、前回の失敗に照らして侵攻軍の規模を大きく増し、モンゴル軍3万人および高麗軍1万人から成る東路軍と、旧南宋地域から集めた10万人の江南軍を日本に対し送り出しました。
合計して14万人の兵力になります。当時としては世界最大規模の艦隊でした。

しかし、計画されていた東路軍と江南軍の合流点への到着時期が互いにずれてうまくゆかなかったことと、東路軍船内に疫病が流行したことと、江南で建造された軍船が強い波による互いの衝突に弱かったため九州北部を通過した台風でその多くが破損してしまったこととにより、戦闘能力を失い、元軍は撤退を与儀なくされました。
九州海域や島々に残留していた元軍も、御家人達の攻撃で一掃され、ここで弘安の役も、日本の勝利で幕を閉じました。

文永の役も、弘安の役も、日本が勝利できたのは、武士達の勇敢な働きと、元側の準備状態における不具合や幾つかの他のミスが主要因となっていて、台風が主要因とは言えないと思います。

まとめ

元軍との戦いに参加したのは、鎌倉幕府の御家人である武士達と、日本の船を操縦した人達だけでした。

私自身は現代に生きる身であって元寇に対する戦いに参加できるわけではありませんが、気分的には、何もしないで戦いを脇から見ている感じです。御家人であった武士達の奮闘のおかげで理不尽に属国になることなしに現代を生きていられるのに、命をかけて元軍と戦った武士達に申し訳ないという気持ちもあります。
御家人達は所領を有していたので外敵と真っ先に戦うのは責務であるという意見もあるでしょう。

皆さんはどのように考えますか。

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