【中学1年生英語】be動詞③ 疑問文編
こんにちは!今回は、前回に引き続き中学1年生の1学期に学習する「be動詞」について解説していきます。
be動詞の回は全部で5回あり、本日はその3回目の疑問文編です!少しでもお力になれましたら幸いです。
文部科学省 学習指導要領「生きる力」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
be動詞の疑問文
一般的に、英語での「疑問文」は「主語と動詞を入れ替えた形」で構成されています。
そのため、以下の例のように肯定文の「主語」と「be動詞」の位置を入れ替えて使われます。
例)Are you a boy?
(あなたは男の子ですか。)
疑問文に対する答えは、質問される自分から見た答えになるため、疑問文で使用されている主語とは違った主語(代名詞)を用いる場合もあります。ここでケアレスミスをしてしまう人もいるので注意しましょう。
また、英語では同じ単語は使わずに省略する場合があり、疑問文では特にそういったことが基本となるためそちらも合わせて覚えておくと良いでしょう。
例)Yes , I am (a boy).
(はい、私は男の子です。)
■ポイント
①疑問文とは「〜か」と相手にたずねる文であることを最初に確認する。
次に、主語と be 動詞を入れ替えて疑問文を作ることを理解する。
また、疑問文に対する答え方を覚える。
1. 文の終わりは上げ調子で読む。
2. クエスチョン・マークを忘れない。
3. 答えの文では、疑問文の主語を代名詞で置きかえることに注意する。
4. Am I 〜?の文はあまり使われない。
例) Is Mary your teacher ?
(メアリーはあなたの先生ですか。)
Yes, she is.
(はい、そうです。)
②疑問詞で始まる疑問文の語順を覚える。
1. 疑問詞は文の最初に置かれる。
※疑問詞:what、who、when、where、which、whose、why、how
2. 主語とbe 動詞を入れ替える。
例) Who is he ?
(彼は誰ですか。)
He is Jann.
(彼はジャンです。)
3. 文の終わりは下げ調子で読む。
4. 答えにはYes,Noを使わない。
例) What is your brother?
(あなたの兄弟は何ですか。)
※この場合職業のことを聞いている
He is a science teacher.
(彼は理科の先生です。)
以上の要点を押さえて例題に挑戦してみましょう。
問題
次の英文を疑問文に書きかえ、さらに答えの文を完成させなさい。
(1) Nancy is very happy.
※Nancyをsheに
(2) You are in Australia now.
(3) We are a good students.
(4) They are little cats.
little「小さな」= small
【答え】
(1) Is Nancy very happy?
Yes, she is.
(2) Are you in Australia now?
No, I’m not.
(3) Are we a good students?
Yes, you are.
(4) Are they little cats?
No, they aren’t.
問題の解説
(1) Nancyを代名詞に置きかえる。
「ナンシーはとても幸せですか。」
「はい、そうです。」
(2) I’m と短縮形を用いる。
「あなたは今オーストラリアにいますか?」
「いいえ、いません。」
(3) AmI 〜 ? や Are we ~ ? という疑問文は実際にはあまり使われないことを覚えておく。
「私たちは良い学生ですか。」
「はい、そうです。」
(4) このTheyは犬をさすので今回は「それら」という意味。
「それらは小さな子猫たちですか。」
「いいえ、そうではありません。」
■ポイント
疑問文に対しての答えの文に「No」をつける場合は、前回の「be動詞② 否定文編」で学んだことを振り返りながら否定形で答えるようにしましょう。上記の問題の場合、(2)と(4)がそれに該当します。
be動詞の疑問文についての補足
疑問文の中には、「or」をふくむ疑問文「〜か、それとも⋯か?」があり、これは2つの疑問文を結びつけて1つにしたものです。
読み方としては or の前を上げ調子で、文の終わりを下げ調子で読みます。
例) Is he a teacher ?
+(or に置き換え)
Is he a doctor ?
※重複する部分は省略
⇓
Is he a teacher (⤴) or a doctor (⤵)?
(彼は先生ですか、それとも医者ですか。)
He is a teacher.
(彼は先生です。)
※Yes、Noで答えない。
以上、最後までご覧いただきありがとうございました!
ぜひ参考にして、学校のテストの点数アップに役立ててみてください♪
次回は「be動詞④ This is / That is 編」です。be動詞が使われる「This」と「That」について解説しているのでそちらも見てくださいね。
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