【中学2年生数学】確率 実践編その①
今回は、【中学2年生数学】確率 基本編その②に引き続き、「確率」のについて解説していきます!
第3回目になる今回はついに実践編になります。一緒に例題を解いて理解を深めましょう!
不安な人は基本編へ戻って復習してみてくださいね。
基礎編と実践編の計4回にわたって解説していくので、是非、最後までお付き合いください。
やってみよう!確率 その①
問1 次の問いに答えなさい。
(1)500円硬貨が1枚、100円硬貨が2枚、10円硬貨が3枚あります。この6枚の硬貨を1枚以上用いて表せる金額は、全部で何通りありますか。
(2)1から6までの6個の数字の中から、異なった2つの数字をとって、2けたの整数をつくるとき、45より大きい整数はいくつできますか。
問1 例題
(1)23通り
表せる金額を全種類書いていく。
●1枚で表すとき→3通り
500円,100円,10円
●2枚で表すとき→5通り
600円(500+100),510円(500+10)
200円(100+100),110円(100+10)
20円(10+10)
●3枚で表すとき→6通り
700円(500+100+100),610円(500+100+10)
520円(500+10+10),210円(100+100+0)
120円(100+10+10),30円(10+10+10)
●4枚で表すとき→5通り
710円(500+100+100+10)
620円(500+100+10+10)
530円(500+10+10+10)
220円(100+100+10+10)
130円(100+10+10+10)
●5枚で表すとき→3通り
720円(500+100+100+10+10)
630円(500+100+10+10+10)
230円(100+100+10+10+10)
●6枚で表すとき→1通り
730円(500+100+100+10+10+10)
なので、3+5+6+5+3+1=23
答えは23通りになります。
このような問題は、金額から考えるより枚数から考えた方がまとめやすい!
(2)11通り
45より大きい数を、1から6までの数字を使って表していきます。
46から始めて、小さい方の数から順序よく書き表していくと、
46,51,52,53,54,56,61,62,63,64,65
の11通りになります。
問2 大、小2つのさいころを同時に投げるとき、次の確率を求めなさい。
(1)目の数の和が8になる確率
(2)目の数の積が12になる確率
(3)目の数の和が9以上になる確率
問2 解答
(1)5/36
2つのさいころを投げるときの目の出かたは、6×6=36通り。
和が8になる場合は、(2,6),(3,5),(4,4),(5,3),(6,2)の5通り。
よって、確率は5/36になります。
(4,4)を2回書かないように注意すること。
(2)1/9
積が12になる場合は、(2,6),(3,4),(4,3),(6,2)の4通り。
よって、確率は4/36=1/9になります。
(3)5/18
和が9以上になる場合は、(3,6),(4,5),(4,6),(5,4),(5,5),(5,6),(6,3),(6,4),(6,5),(6,6)の10通り。
よって、確率は10/36=5/18になります。
問3 次の問いに答えなさい。
(1)赤玉4個と白玉1個を入れた袋があります。この袋から同時に2個取り出すとき、2個とも赤玉である確率を求めなさい。
(2)赤玉3個と白玉2個を入れた袋があります。この袋から同時に2個取り出すとき、少なくとも1個が白玉である確率を求めなさい。
問3 解答
(1)3/5
5個から同時に2個取り出す場合の数は、組み合わせ。
5×4/2(個)=10(通り)
↓
4個の赤玉から2個の赤玉を選ぶ組み合わせ。
4×3/2(個)=6(通り)
よって、確率は、6/10=3/5
(2)7/10
少なくとも1個が白玉になるとき
↓
全部赤玉にはならないと考えます。
↓
1-(全部赤玉になる確率)を求める。
5個から同時に2個取り出す場合の数は、組み合わせ。
5×4/2(個)=10(通り)
3個の赤玉から、2個の赤玉を選ぶ組み合わせ。
3×2/2(個)=3(通り)
よって、確率は、1-3/10=7/10
「同時に~個」とあれば組み合わせと考えること!
「少なくとも~」の考え方は、「~にはならない」と考えて、1-(~になる確率)の考え方をする!
問4 3,4,5,6の4個の数字の中から、異なる2個の数字を使って2けたの整数をつくるとき、各位の数の和が偶数になる確率を求めなさい。
問4 解答
1/3
2けたの整数は、34,35,36,45,46,56,43,53,63,54,64,65の12通り。
そのうち各位の数の和が偶数になるのは、
偶数+偶数の場合 46,64
奇数+奇数の場合 35,53 の4通り。
よって、求める確率は4/12=1/3になります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
ぜひ参考にして、テストの点数アップに役立ててみてくださいね。
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