予備校と家庭教師の教え方の違い

予備校と家庭教師どちらがいいのか、いまいち分からないという方は多いと思います。
予備校、家庭教師どちらにもいい点、悪い点があります。人によってどちらが合うかは異なります。
ここでは、教え方の違いに着目して、予備校と家庭教師を比較していきたいと思います。

授業の進め方

予備校

講師が大人数の受講生に向かって講義を進めていきます。基本的には、講師が１人で話をしています。予習してきた問題の解説や解き方を中心に講義が進みます。質問は基本的に授業後にすることが多いです。
受講人数は各予備校ごとに異なりますが、多いと100人程度の人数が受講しているいることもあります。
学校の授業と似たような講義形式で進みますが、予備校の授業は緊張感があるように感じます。クラスはレベルごとに分けられています。自分でとりたい授業を選んで受講します。

家庭教師

１対１で基本的には生徒さんの自宅でおこわなわれます。距離感が近くコミュニケーションをとりながら授業が進んでいきます。授業中にも質問がしやすいです。
授業は、解説をしてから問題を解く、問題を一緒に解き進めいてくなど先生の方針や生徒さんにあわせて内容が異なります。 生徒さん１人１人のレベルにあわせた授業になります。

カリキュラムの組み方

予備校

塾側が年間計画のようなものを組んでいます。カリキュラムに沿って進んできます。大学受験合格のためだけを考えた効率的なカリキュラムが組まれています。ただ、１回の授業の内容量が多いです。
曜日や時間が決まっており、時間の融通は効きにくいです。
一度つまづくと、授業のスピードが速いため追いつくのが大変です。予習・復習をきっちりと生徒がおこない、授業をすべて参加することが前提になっているカリキュラムです。
生徒の自主性が求められるカリキュラムとなっています。

家庭教師

生徒さんと先生が相談しながら決めます。個人の希望や特性にあわせて組むことができます。自分のペースで進めていくことができます。自分の希望を取り入れた授業内容を行ってくれる可能性が高いです。
曜日や時間を自分で決めることができ、時間融通が効きやすいです。
カリキュラムについて随時変更していくことができるので、苦手な単元は時間をかけて、得意な単元は速めに授業を行うなどの調整もできます。また、単元ごとに難易度を調整することも可能になります。

宿題の量

予備校

１回で進む量が多く、予習がしてあること前提で進みます。授業スピードが速いです。
授業前に解説に目を通す、問題を解いておく必要があります。予習した問題が解説されます。授業後には、復習テストと解く、解説された問題をもう一度解きなおすなどの復習を行う必要があります。
予習・復習のリズムが作りやすいです。ただ、予習・復習を怠るとすぐに授業においていかれるという厳しい面もあります。

家庭教師

先生や自分のやりたいことによって変わってきます。 勉強を頑張りたいという方は、予習・復習をしっかりとできるような内容の宿題。他の習い事が忙しいという方は、宿題を減らしてもらい授業中に頑張るなどの調整ができます。
勉強習慣あまりないという方やたくさん問題を解きたい方など様々な需要に答えることができます。

最後に

予備校、家庭教師ともに合格させたいという思いは同じです。自分にあう授業方法は人それぞれあると思います。

塾は大学受験についての情報を多く保有しており、効率的な勉強をすることができます。
ただ、どうしても講師との距離感は遠く、生徒さんが自主学習を怠るとすぐに置いていかれる可能性があります。

家庭教で師は一人一人に適したカリキュラムや授業方法で進めることができます。
近い距離で授業ができるため、細かく修正しながら授業を進めていける柔軟さが魅力だと思います。

予備校、家庭教師ともにそれぞれの良さがあります。自分にとってどのような授業スタイルが適しているのか探してみて下さい。
一度、家庭教師の授業スタイルや雰囲気などを体験してみませんか？
ひのきあすなろでは無料の体験授業を行っています。ご興味があれば、ぜひお申し込みください。