【高校生】誰も教えてくれない!大学の指定校推薦は利用すべきなの?
皆さんこんにちは!突然ですが皆さんは指定校推薦を知っていますか?
恐らくこの記事を読んでいる方の多くは、大学への進学を考えている方だと思います。
そんな皆さんに、大学の受験方法の1つである「指定校推薦」についてやメリットやデメリット、何をするべきか、などを超簡単に解説していきます!
文部科学省 学習指導要領「生きる力」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
そもそも指定校推薦とは?
そもそも指定校推薦とは何か知っていますか?
超簡単に説明すると、大学から高校に「おたくの生徒さんうちに来ていいよ!」と招待され、受験すると「ほぼ100%合格できる」という素晴らしい制度になっています。
しかしこの制度を利用する上で注意しなければならない点が3つあるため紹介していきます。
推薦を受けるための3つの注意事項
合格したら「絶対に」入学しなければならない
まず1番の注意点としては、合格したら絶対に入学しなくてはいけません。
正直、指定校推薦は合格率が100%で、ふざけたりしない限り絶対に受かります。
そのため、受験したら必然と入学が確定します。
しかし、これは大学側からのご厚意によって受かるものであり、「約束」なんです。
万が一入学自体をした場合は、翌年から自分のいた高校への指定校枠がなくなってしまいます。
それは当然ですよね。絶対に入学するという約束を破るわけですから、その信用を失ってしまうのです。
校内選考で選ばれなければならない
指定校推薦の枠というのは、絶対に合格できるものの、受験できるのは基本的に「たったの一人」です。
万が一、1つの指定校枠を狙っている人が2人いた場合は、過去の成績や内申などによってどちらかに決められます。
そのため、まずは校内推薦で勝てるように1、2年生のうちに好成績を残しておく必要があります。
また、先生からの個人の評価も非常に重要です。どれだけ自分の方が成績が良くても、もう1人の学校生活での評価が高ければ、そちらを優先されてしまう可能性が高いです。
なぜなら、「信用を保証できる生徒を送り出したい」という先生方の考え方があるからです。
これも当然なことで、もし自分が先生の立場であっても、失礼な態度を取る生徒より礼儀の正しい生徒を送り出したいと思いますよね。
つまり、上記で書いたように指定校推薦は、日ごろから学校での評価を気にして良い行いをしておく必要があるのです。
合格後の行いによっては「合格取り消し」される場合がある
これはほとんどの場合で起こらないことですが、毎年「必ず」取り消される学生がいるため紹介します。
合格取り消しが起こる原因は、主に「うかれて未成年飲酒を行う」「犯罪に該当する行為を行う」の2つがあげられます。特に合格取り消しの多くは前者の場合です。
指定校推薦は、大体12月にはすべて終わっているため、一般受験生に比べてかなりの心の余裕が生まれます。
しかし、心の余裕があだとなり、お酒に手を出してしまう学生が後を絶ちません。
特に、SNSに飲酒していたことが分かる写真をアップロードしてしまうことでバレることは非常に多いです。
このように、合格後に自身の行い次第で取り消しになる可能性があります。
もちろん、学校生活が悪化した場合に合格取り消しされた事例も多々あるようです。
指定校推薦のメリット
さて、ここからは指定校推薦のメリットについて簡単に3つほど紹介していきます!
後に書くデメリットと比較して、慎重に考えると良いでしょう。
受ければ絶対に受かる
何度も言っていますが、最大のメリットは「絶対に受かる」ことです。
指定校推薦は大学と高校の「約束」です。
注意点でも解説したとおり、高校はもちろん大学も約束は守る必要があります。
合格後の期間に余裕がある
先ほども説明したとおり、一般受験と比べて指定校推薦は2~3カ月ほど早く終わります。
時間に余裕ができるため、過去問に取り組んだり、資格勉強をしたりと、自身の好きな勉強に手をつけることができます。
また、時間に追われずに色々なことに取り組めるため、心にも余裕が持てます。
受験にお金がかからない
一般入試では1大学につき約17,000~35,000円などと学部によって受験料が大きく違うものの、かなりの値段がかかります。
特に滑り止めなどで2回、3回と受ける大学が増えるとその分受験料も増えていきます。
それに対して、指定校推薦は「一切」お金がかかりません。
もちろん、交通費はかかりますが、他の大学に比べ基本的にお金がかからないのは大きなメリットです。
4. 指定校推薦のデメリット
不合格になるケースがある
しつこいようですが、指定校推薦はほぼ100%受かりますが、不合格になった事例もあります。
不合格になった主な原因は「一切準備をしていなかった」「受験態度が失礼だった」ことの2つです。
絶対に受かるからと甘えた結果、当日まで準備を全くしないと、本番で質問に答えられません。
「意外と簡単なのでは?」と思われがちですが、されど大学受験です。
大学側も本気で学生を相手にしています。
そのため、練習してきたかどうかは発言と態度で簡単に分かってしまうんです。
さらに、合格後の学校生活次第でも高校側の判断で合格取り消しもされるため、これまで以上に慎重になる必要があります。
合格後に勉強をさぼりがち
これは指定校推薦を受けた人に非常に多いことですが、合格後は時間に余裕があるせいで勉強をさぼってしまいそのまま大学生になってしまう人が非常に多いです。
一般入試で合格した人は全員が過去問に取り組んでおり、非常にレベルが上がっているため、いざ入学しても普段の授業で回りについて行けず、最悪退学する人も実際にいるんです。
そのため、自分の大学生活のためにも合格後に勉強をする必要があるのです。
指定校推薦者はイメージ悪く思われがち
これは、指定校推薦者がほとんど合格し終わる1月に起こりやすい現象です。
一般入試を控えた生徒は、受験に向けてピリピリしている状態の人が多いため、指定校推薦者の「受験終わった~!」「解放された~!」などのような発言や、行動に敏感になってしまうのです。
特に、指定校推薦者からのアドバイスなどにいら立ちを覚える学生は多いため、合格後は静かに過ごす必要があります。
指定校推薦までにやっておくべきこと
最後に今からできることを簡単に3つ紹介します。
- 成績を上げる or 維持すること
- 大学について調べておくこと
- 何度も面接練習をすること
の以上3つです。これらについては説明はいらないと思います。
とにかく、他に負けないように日々の努力を忘れずに、常に向上心を持って行動することが大切です。
まとめ
指定校推薦は大人気の入試方法ですが、その分メリットやデメリットがそれぞれ存在します。
それを理解した上で、今後の学生生活を送ると、また何か発見があるはずです。
最後になりますが、「絶対に私が勝つ」という心持ちを忘れず努力を惜しまずに精進してください。
ここまでご拝読してくださり、ありがとうございました!
良い大学生ライフをお送りください。
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