【中学1年生英語】be動詞② 否定文編
こんにちは!今回は、前回に引き続き中学1年生の1学期に学習する「be動詞」について解説していきます。
be動詞の回は全部で5回あり、本日はその2回目の否定文編です!少しでもお力になれましたら幸いです。
文部科学省 学習指導要領「生きる力」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
be動詞の否定文
「be動詞の否定文」は、以下の例のように「be動詞 + not」の形で構成されます。
「not」とは「~ではない」「~しない」という意味を含んだ副詞です。
そのため、前回の基本編で記述した「~です」という意味であるbe動詞の後ろに使うことで、「~ではありません」という否定文にすることができます。
例)I am not a boy.
(私は男の子ではありません。)
また、be動詞の否定文は短縮形で表すこともできます。
その場合、「I am」から始まる文章の短縮形のみ他の書き方と違うため、注意しましょう。
例)I’m not a boy.
(私は男の子ではありません。)
※amn’t ではなく I’m
■ポイント
否定文とは「〜ではない」と打ち消す文であることを最初に理解してください。
① not の位置、②短縮形の表し方 の順に構成を考えるとより否定文を作りやすくなります。
教科書によっては短縮形の学習が遅かったり、重点 を置かない場合もあるため、軽く覚えておくと良いでしょう。
「〜です」という普通の文のことは「肯定文」と言います。
- I am not → I’m not
- are not → aren’t
- is not → isn’t
以上の要点を押さえて例題に挑戦してみましょう。
問題
次の英文を否定文に書きかえなさい。
(1) He is in the park.
※be動詞の後にnotを置くのが基本
(2) I am a doctor.
※doctor「医者」
(3) She and her brothers are kind.
※kind 「親切な」
(4) It is a picture of my sisiter.
(5) Her notebooks are on the desk.
【答え】
(1) He is not (isn’t) in the house.
(2) I am (I’m) not a doctor.
(3) She and her brothers are not (aren’t) kind.
(4) It is not (isn’t) a picture of my sisiter.
(5) Her notebooks are not (aren’t) on the desk.
問題の解説
(1) 「彼は公園にいます」
(2) 短縮形の作り方に注意。I amn’tとしない。
doctor は「医師」という意味。
(3) 「彼女と彼女の兄弟は親切です」
kind は「親切な」という意味。
(4) 「それは私の姉妹の写真です」
(5) Her notebooks の「Her 」は主語ではなく、後ろの名詞である notebooks が主語であり複数形であることを確認すること。
「彼女のノートは机の上にあります」
■ポイント
それぞれ主語を確認し、それに対応したbe 動詞を考えるようにしましょう。
下記のような問題の作られ方によっては、回答欄の空所の数で「be 動詞 + not」での記述か、短縮形での記述かが決まります。
回答欄も見ながら考えるとスムーズに記述することができますよ♪
例)空所に適語を書きなさい。
(1) That man _____ _____ my father.
(あの人は私の父ではありません)
→ 空所欄が2つあるため、答えは「be 動詞 + not」の記述だと分かる。よって「 is not 」が正解。
(2) We _____ busy.
(私たちは忙しくありません)
→ 空所欄が1つだけなので、答えは短縮形の記述だと分かる。よって「aren’t 」が正解。
be動詞の否定文についてのまとめ
① 否定文でのnotの位置は、必ずbe 動詞の後に来る。
そのため主語によって「be動詞」が異なっていても、必ず「be動詞」の後ろに 「not 」を入れるようにしましょう。
② 短縮形を使うかどうかは、問題で指定された空所の数などに応じて考えるようにすること。
③ 文を口頭で読むときには、not や isn’t、aren’tの部分を強く読むように注意すること。
否定文はその名の通り「否定」を強調する文のため、文章を読むときは否定部分を強く発音しましょう。
■ミスポイント
① アポストロフィ(’)の位置のまちがいや書き忘れに注意!
アポストロフィとは何かを省略したいときに使うものです。
そのため、isn’t、aren’t のどちらも「not」の「o」を省略していると考え、必ず「n」の後ろに入れるようにしましょう。
②「am not 」の短縮形がない代わりに「I am」を省略する。
「I am」を省略するときには「I’m」と記述しましょう。
以上、最後までご覧いただきありがとうございました!
ぜひ参考にして、学校のテストの点数アップに役立ててみてください♪
次回は「be動詞③ 疑問文編」です。be動詞を使った疑問文はどう構成されるのかを解説しているのでそちらも見てくださいね。
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