【中学1年生英語】be動詞④ This is /That is 編
こんにちは!今回は、前回に引き続き中学1年生の1学期に学習する「be動詞」について解説していきます。
be動詞の回は全部で5回あり、本日はその3回目のThis is /That is 編です!少しでもお力になれましたら幸いです。
文部科学省 学習指導要領「生きる力」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
be動詞が使われるThis is /That is
「This」や「That」は指示代名詞と言い、代名詞の中でよく使われる単語です。
それぞれは、何かを指し示す時に用いられ、人を紹介する際に使われたりします。
- This → 空間的、時間的、心理的に話している者の近くにある対象を指す
- That → 空間的、時間的、心理的に自分から離れた対象を指す
例)That is a boy.
(あちらは男の子です。)
また、これらの単語には複数形も存在し、その際には用いられるbe動詞も変わってくるので、しっかりと覚えておきましょう。
- This(これ) → These(これら)
- That (あれ)→ Those(あれら、それら)
例)These are cats.
(これらは猫たちです。)
■ポイント
指示代名詞(this,thatなど)を主語とするbe動詞の文も人称代名詞の場合と同じ扱いであることを確認する。
①疑問文に対する答えの文では this、that は it となり、these、those は they となることに注意する。
例) Is this a bread ?
(これはパンですか。)
No, it isn’t. It’s a banana.
(いいえ、違います。それはバナナです。)
② it や they は日本語の「これ」と「あれ」の中間的表現の 「それ」ではなく、前に出た名詞・代名詞などを受ける人称代名詞です。
これらも「This」や「That」同様によく使われる単語のため、覚えておくことをおすすめします。
Are those your cars?
(これらはあなたの車ですか。)
Yes, they are.
(はい、それらは私の車です。)
以上の要点を押さえて例題に挑戦してみましょう。
問題
次の(1)〜(5)の文は()内から適語を選び、(5)(6)は英文を日本語になおしなさい。
(1) ( That’s , That , This ) a cat.
(2) These ( is , am , are ) his friends.
(3) Are ( this , that , those ) your books ?
(4) What is ( I , you, he )?
※What「何」
(5) Lucy, this is my mother.
※Lucyは声を掛けられている
(6) What are these?
They are my books.
※these は they で受ける
【答え】
(1) That’s
(2) are
(3) those
(4) he
(5) ルーシィ、こちらは私の母です。
(6) これらは何ですか。それらは私の本です。
問題の解説
(1) That’s = That is
be動詞がなければ文が成り立たないため、ここは短縮形の「That’s」を選ぶのが正解。
「あれは犬です。」
(2) These は複数形なので「are」が正解。
「あれらは彼の友達です。」
(3) be動詞での判断と名詞の「book」が複数形なのでここは「those」選ぶのが正解。
「これらはあなたの本ですか。」
(4) is を使うのは he や しかないため「he」が正解。
「彼は何者ですか。」
■ポイント
「This」で人を指し示すときには「こちら」と訳します。
また、「That」も同様に人を指し示すときには「あちら」と訳されます。
これは人を紹介するときによく用いられる表現なので、よく覚えておきましょう。
上記の問題では(5)に使われています。
例)Hi, Kumi. This is my friend, Saori.
(やあ、クミ。こちらは私の友達のサオリです。)
be動詞が使われるThis is /That is についての補足
絵や写真を指してたずねる場合などに「Who is this ? 」というような表現を使うことがあります。
答えは 「It is Bob.」 のように、this を it で受けることに注意して、覚えるようにしてください。
例) Who is this?
It‘s Takashi.
(これはだれですか。それは隆です。)
be動詞についてのまとめ
「be動詞」というこの単元は、英語学習のごく基本的な部分であり、確実に身につけなければならないことです。
次の単元で学習する一般動詞 と混同しないようによく区別しておくことが重要になってきますのでしっかり身につけておきましょう。
1. 肯定文・否定文・疑問文の違い
( I am~、I’m not~、Am I~? など )
2. 主語の把握
( I、you、we、he、she、they、this、that、it など )
3. 呼応するbe動詞の選択
( am、are、is )
以上、最後までご覧いただきありがとうございました!
ぜひ参考にして、学校のテストの点数アップに役立ててみてください♪
次回は「be動詞⑤ 確認問題編」です。be動詞を総まとめにした問題を用意しているので、今回までのおさらいをして弱点チェックや基礎を身につける機会に繋げてくださいね。
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