英語の重要性。スピーキングがテストに出るって本当!?
”「スピーキングテストって実際どういうものなの?」
「英語を話すことに苦手意識がある。」”
グローバル化が進む現代において、英語の重要性がどんどん高まっていますよね。
これは受験に関しても言える傾向です。
都内でお子さんをお持ちの方なら、「英語のスピーキングテストが導入されるかもしれない」という話を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
ここでは、その真実と英語学習への対策について解説します。
そもそもなぜスピーキングテストが必要なの?
学校の英語教育は「読む・書く・聞く・話す」の4つの力を鍛え、コミュニケーション能力の育成を図ることを目的としています。
ところが受験となると、「話す」力だけは採点外となってきました。
なぜなら入試はペーパーテストが中心だからです。
そうした学校教育が長年続いた結果、「読む・書く」力はあるが、「聞く・話す」力がない日本人が多いと言われています。
そのような現状を変革し、グローバル化する世界で日本人がより活躍するためにも、英語教育の改革が叫ばれています。
現実に文部省が英語力を強化する方向へと舵を切っています。例えば、小学校から英語教育が始まっているのもこの傾向です。
今後も英語力を強化する教育方針が加速していくと予測され、スピーキングテストの導入もその一環として検討されています。
では、スピーキングテストは実際にどの程度実現が近いのでしょうか?
中学生や高校生のみなさん、そしてその親御さんにとっては、その時期が気になりますよね。
東京都はスピーキングテスト導入に向けて既に動き始めている
中学校英語スピーキングテストの導入に向け、東京都で施策が行われています。
コロナの影響により計画に遅れが生じたものの、テストの本実施と都立高校入学者選抜での活用開始は、2022年度以降との見通しを示しています。
そのような本格的な活用に向けて、実際に既にプレテストが実施されました。
そのテストの難易度は文章題とさほど変わらないようでしたが、注目すべきは配点です。
まだ確定では無いですが、英語のテストの約20%を占める予定であり、対策なしではいられないことは確かです。
細かい導入時期などの情報はないものの、着々と実現に向けて準備が進んでいることが分かります。
あらかじめ対策をしておくことで、周囲と差をつけることができますし、今後の人生においても役立つ力であることは確かです!
そこで、そのテストに関する詳細や対策についてまとめます。
実際にどんなテストなの?
プレテストを参考にどのような試験が行われる可能性が高いのか見ていきましょう。
まず、どのように試験をするのかという疑問です。
プレテストでは、タブレットに音声を録音して後で採点するという方法でした。
次に、実際にどのような出題がされたのか見ていきましょう。
疑問文に答える形式や、原稿を読み上げる問題、イラストを見ながらそれぞれ説明する問題、自由にスピーチする問題と、比較的高難易度の問題が出題されています。
後半2種類のように、話す内容が大まかにきまっており、制限時間内に話すという問題はかなり高度と言えます。
英単語や教科書の単純な暗記だけでは、点数が取れない問題となっていますね。
これには、文法や語彙力、作文能力などの従来から必要とされていた英語力に加えて、発音や瞬発的に英語を話す力などが新たに必要となります。
今まで英語で高得点を取れていたからといって、対策なしで高得点を狙えるような出題ではないことは確かです。
スピーキングテストには専用の対策が必要
前述の通り、スピーキングテスト導入の陰には、日本人の英語力における「話す」力の欠如が挙げられます。
したがって、今まで通りの授業ではスピーキングテストで高得点を取ることは難しいです。
では、具体的にどのような対策が有効なのでしょうか?
ここでは、2つ紹介します。このトレーニングによって「作文能力(英語を用いた表現力)」と「発音」を磨くことができるでしょう!
まず、1つ目は「英語で表現することに慣れておく」ということです。
具体的な行動としては、「日常的に自分の思ったことを英語で言うとどうなるか想像する」だけでいいのです!友達と一緒にやるとさらに効果が大きいかもしれません。
出題傾向から分かるように、スピーキングテストではある程度の作文能力を求めています。言いたいことを英語で表現できるようにする必要があります。
今までの筆記問題と異なるのは、「何度も書き直せないこと」と「読めない単語は使えないこと」です。
したがって、”簡単な単語で、早く正確な文章を作り上げる力”を身につけることが大切です。
英単語の難易度は従来のテストと大きく変わらないと予想できるので、難しい話をする必要はありません。普段の日常会話を英語で言ったらどうなるか、それが分かれば良いのです。
コツは「なるべく文を短くすること」と「簡単な単語や言い回しにすること」です。これらのコツは英作文の筆記問題と少し似ていますよね。
次に、2つ目は「普段から英語を正しい音とともに覚える」ということです。
具体的な行動としては、単語帳や教科書の例文を暗記する際に、ただ見て書くのではなく、「CDなどを活用して正しい発音を聞きながら書く」ということです。
すると、英単語とその日本語訳だけでなく、正しい発音も同時に暗記することができます。
こうすれば、「意味は分かるけど発音できない単語」を無くすことができますよ。
これはリスニング対策にも効果的で、「文字で見たらわかるのに聞いても分からない単語」も無くすことができ、一石二鳥です。
今までの行動に音をプラスするだけで、こんなにも効果があるので、ぜひやってみてください!
以上2つがおすすめのトレーニングです。
どちらも時間がかからないですし、ちょっとした習慣づけですので、もうこの機会に始めてしまいましょう!
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