初めての高校受験。絶対に知っておいた方が良いことは?
”「受験の仕組みがイマイチわかっていない。」
「単願と併願ってなに?」”
初めての高校受験、、、。
初めてな事ばかりで不安もたくさんあるのではないでしょうか?
ここでは、初めての高校受験に向けて知っといておいた方が良い高校受験の仕組みを紹介していきたいと思います。
高校受験を有利に進めるためにも受験の仕組みをよく知り、上手にその仕組みを利用して合格を勝ち取りましょう!
公立高校と私立高校の違いは?
公立高校
公立は、国や都道府県、市町村が運営しています。
税金でまかなわれているので、学費が安くなります。
また、文部科学省の方針に従って教育方針が定められており、似たような雰囲気の学校が多いといえますね。
公立高校のメリット
- 学費が安い
- 入試時期が私立高校より遅く、5教科受験のため中学3年生ギリギリまで受験勉強に専念せざるを得ない
公立高校のデメリット
- 学校だけの取り組みでは、大学受験は難しいので塾や予備校を頼る人が多い
- 施設・設備が標準的で古いことがある
- 合格を確実にしたいためレベルを落として受験する生徒が多いので、ギリギリで入った生徒は授業についていけるのか心配
私立高校
私立は、学校法人いわゆる企業が運営しています。
学費は、公立に比べると高い傾向があります。
しかしその分、設備が充実していたり、先生のサポート体制が充実しています!
きれいな学習スペースや蔵書数の多い図書館、ランチルーム、人工芝のグラウンドなど、、、
快適に過ごすことができる施設や設備が整っている学校もあります。
私立高校のメリット
- 施設や設備が充実
- 制服がかわいい
- 先生が熱心な方が多い
- 進学校は1年生の頃から大学受験を意識したカリキュラムが組まれているなど、コース別に洗練されたカリキュラムが組まれている
私立高校のデメリット
- 学費が高い
- 入試時期が早く単願で合格後は、中学3年の1月以降は気が緩み勉強に専念しないでよくなる
「単願」と「併願」の違いは?
「単願」
「単願」とは、合格したら必ずその高校に入学しますという確約をして出願をする方法です。
「専願」とも呼ばれます。
「単願」という形で受験に臨み、合格した場合は、必ずその高校に入りますという約束を事前に行うので、そのまま入学手続きを行うことになります
他の公立高校、私立高校を受験することはNGです。
「単願」で出願を行うには、基本的には高校側から提示された出願資格を満たす必要があります。
具体的には「内申点」や「欠席日数」、「成績に1がないか」などが見られます。
「併願」
「併願」とは、合格したとしてもその受験校の入学の権利を確保したまま他の高校の受験も認めますよという約束のもと出願する方法です。
うちの高校をすべり止めにしてもいいよという出願方法です。
「併願」という形で受験に臨み合格した場合は、他に高校を受けてもいいですよという約束を事前に行っていますから、他の高校の合否が出るまで入学手続きを待ってくれます。
「併願」で出願を行うには、「単願」と同様に基本的には高校側から提示された出願資格を満たす必要があります。
「単願」は「併願」より求められる内申合計が高くなることが多いです。
一般入試と推薦入試の違いは?
一般入試
基本的には当日の学力検査(テスト)の結果で合格・不合格が決まる入試方法です。
試験科目は、一般的には英語・数学・国語の3教科になります。
推薦入試
高校側が設定した中学の成績基準などがクリアして事前相談を行ったうえで、中学校の校長先生からの推薦を経ることによって出願できる入試方法です。
試験方法は、学力検査(テスト)が行われることはほとんどなく、面接や作文などが実施されます。
入学までに必ず通る4つのポイント
今、自身がどの位置なのか見直して、漏れなく手続きを完了させましょう!
①出願
願書を高校に提出します。
細かい手続きは学校によって異なりますが、
- 志願書(顔写真付きの部分が受験票になる)
- 中学校からの調査書(推薦入試の場合は、学校長からの推薦状)
- 金融機関で受験料を振り込んだ領収書
を提出する必要があります。
②試験
志望する高校で指定された検査を受けます。
内容は入試の形態や高校によって異なります。
推薦入試の場合、試験内容は、面接・作文が中心です。
適性検査として、学力試験を実施する高校もあります。
一般入試の場合、学力テストを行い、総合点で判断します。
公立高校の場合は国・数・英・社・理の5教科とするのが一般的です。
③合格発表
運命の瞬間です。この日に「やった!」と叫びたくて、誰もが努力を重ねるのです。
④入学手続き
合格が決まっても、期限以内に手続きをしなければ入学できません。
以上が入学までのポイントです。
入学するためには誰もが経験しなければいけないことばかりなので、忘れないようにしましょう。
念入りにチェックをしよう!
受験する地域や学校により、実施形態や受験の条件などが異なるので、
受験を希望する高校の入試要項をしっかりとチェックするようにしましょう。
また、分からないことは早めに学校の先生や家庭教師の先生に相談するようにしてくださいね。
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