部活は何に役立つの?部活動のメリット・デメリット
”「来年から中学生だけど、勉強と部活、両立できるのか不安。」
「部活ってそもそも必要なの?」”
部活をすることは、なんとなく大切だと思っている親御さんも多いのではないでしょうか?
しかし、時間も体力も必要となるため、勉強がおろそかになるのではないかと不安にもなっている方も多いでしょう。
そこで、今回は部活動のメリット・デメリットを解説します。
お子さんがしたい部活をするのが一番ですが、もし迷っているようであれば、
この記事を参考にして、家族全員で学校生活について考えてみてください!
特に、多くのお子さんが部活動を始める中学校の部活動について解説していきます!
そもそも、どんな部活があるの?
部活動のメリット・デメリットに触れる前に、中学校の部活動について説明しておきます。
ほとんどの場合、部活動は運動部と文化部に分類されます。
そのなかでどんな部活があるのかは学校によるので、ホームページや先生・先輩に尋ねてみましょう!
今回は、代表的な運動部と文化部の紹介と、それぞれの特徴について説明します。
名前の通り、ある特定のスポーツを練習することが活動内容となります。
所属人数や規模、部活の方針などによって異なりますが、おもに試合や大会に勝つことを目指してトレーニングします。
【代表的な運動部】
- 野球部
- サッカー部
- テニス部
- 剣道部
- 水泳部
- 陸上競技部
運動部以外の部活動は総称してこのように呼ばれます。
様々な種類があり、学校ごとの特色が強い場合も多いです。
運動部と同様に、おもに試合や大会に勝つことを目指していることが多いです。
【代表的な運動部】
- 吹奏楽部
- 将棋部
- 美術部
- 囲碁部
部活動のメリット
では早速、部活動のメリットから見ていきましょう!
沢山ありますが、今回は代表的なものを3点挙げたいと思います。
人間関係が広がる、コミュニケーション能力がつく
中学校で部活をしない場合、主なコミュニティはクラスのみとなります。
しかし、部活を始めるとクラスに加えて、同じ部活の所属メンバーと、多くの時間を共有することとなります。
したがって、他クラスの同じ学年の生徒・先輩・後輩との人間関係が構築できます。
特に、先輩や後輩という存在は、部活動が無いとなかなか関わることのできない人物です。
年齢の異なる人たちと関わったり、同じ目標を目指したりする経験は、将来にも役に立ちます。
このように人間関係が広がるので、自然とコミュニケーション能力が向上することも期待できます。
例えば、先輩に礼儀正しくたできたり、初対面の人とうまく話すことができたり、後輩に教える力がついたりします。
もちろん所属する部活動の特徴によりますが、部活動が団体による活動である以上、より多くの人間と関わっていくことができると言えます。
かけがえのない友人ができる可能性が高い
人間関係が広がる以外にも、人間関係におけるメリットはあります。
それは、「特別だと思える、かけがえのない友人」ができることです。
もちろん性格や環境に依存するので、必ずではないですが、部活に所属しない場合よりはるかにできやすいです。
なぜなら、部活動は3年間ほぼ毎日同じメンバーで活動するからです。特に同学年なら、なおさら長時間一緒にいます。
クラスは1年ごとに変わってしまうことが多いですが、部活動はメンバーが変わりません。
さらに、つらい経験や苦しいトレーニングなどを一緒に乗り越えることも多いです。
だからこそ、クラスではなかなか生まれないような強い絆が生まれやすいです。
この友情は中学校を卒業した後も続いている場合が多いです。
そんな友人に出会えることも、部活動のメリットと言えます。
心身ともに鍛えられる
身体的にも精神的にも成長することができます。
特に、熱心な部活動では体力やメンタルを鍛えることができます。
この成長は、将来とても役に立ちます。
【身体的な成長】
これは運動部だけでなく、文化部にも当てはまります。
例えば、朝早くから夜遅くまで練習することで、体力がつきます。
運動部であれば、筋力もつきますね。
【精神的な成長】
毎日同じトレーニングを繰り返したり、できないことができるようになるまで努力し続けたりしなくてはならないのが部活です
そのようなコツコツ努力する経験は、精神面で人間を大きく成長させます。
また、3年間継続したという経験は大きな自信になるでしょう。
このように心身ともに大きく成長できます。
たとえ大会や試合で結果を残せなかったとしても、お子さんにとって現在にも将来にも、大きなプラスの影響を与えてくれるでしょう。
部活動のデメリット
ここまでたくさんのメリットを紹介してきたので、部活動を始めたくなっているのではないでしょうか?
しかし、残念ながらデメリットもあります。
それらも考慮した上で、人生選択をしていきましょう!
人間関係のストレスを受けやすい
メリットで紹介した人間関係ですが、これがデメリットになる可能性もあります。
部活動に入ると、いやでも関わらなくてはならない人が増えます。
そのなかには、あなたが苦手だと感じる存在もいるでしょう。
そのような人たちと、毎日顔を合わせて関係性を構築しなくてはならないのは大きなストレスでしょう。
特に、今まで苦手なタイプの人とのコミュニケーションを避けてきた方にとっては、
学校自体へ行くのが憂鬱になってしまうほど、精神的な影響を受けるでしょう。
時間的・体力的余裕がない
部活動をするということは、1日あたり一定の時間と労力を奪われるということでもあります。
したがって、勉強する時間や余暇の時間などが減ってしまいます。
また、体力を奪われて眠気が襲ってくるため、授業や宿題に集中できない場合も多いです。
このように、部活動を継続して行うということは、
生活の時間や体力に大きな影響を与えることを考慮しなくてはならないのです。
お金がかかる
部活動に参加するには、用具や備品などの購入が必要な場合が多いです。
金銭的な負担が大きい部活動もあるので、入る前に先生や先輩に確認しましょう。
例えば、運動部であれば、ユニフォームや練習着、シューズ、ラケットなどが必要になります。
また、定期的なメンテナンスや取り換えも必要な場合、初期費用だけでなく、継続的にお金がかかります。
文化部であれば、楽器など部活で使用する備品の一部を自費で準備する必要もあるでしょう。
さらに、大会参加や遠征を行う部活では、交通費や宿泊費などもかかってくるため、注意が必要です。
金銭面の問題は、お子さんだけでは解決できないものですので、必ず家族全員で話し合いをしましょう。
自分に合った学校生活を!
部活動のメリットとデメリットで、代表的なものを紹介いたしましたが、いかがでしたか?
大切なことは、お子さんに合った選択をすることです。
「部活に入るのか入らないのか、どの部活に入るのか」は、メリットもデメリットもしっかり考慮した上で、自分の学校生活を考えて選びましょう!
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