【中学1年生英語】名詞・冠詞・代名詞① 名詞の複数形編
こんにちは!今回は、中学1年生の1学期に学習する「名詞・冠詞・代名詞」について解説していきます。名詞・冠詞・代名詞のシリーズは全部で5回あります。本日はその記念すべき1回目の名詞の複数形編です!
これを読むことで少しでもお力になれたら嬉しいです。
文部科学省 学習指導要領「生きる力」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
名詞とは?
まず始めに「名詞」とは何かの説明していきます。
名詞とは、品詞の一つで、事や物の名称を表す単語です。
物体・物質・人物・場所・事柄などありとあらゆる具体的な対象を指し示めす際に用いられ、「水(water)」「本(book)」「時計(watch)」「英語(English)」などが名詞にあたります。
例)I eat breakfast.
(私は朝食を食べます。)
⇒この場合は太字が名詞となります。
名詞の複数形
名詞の複数形では「一般動詞シリーズ」の三人称単数が主語のときにつけるような「s」「es」「ies」を同様に単語の終わりに用いることが多いです。そのため「ies」をつける条件も一般動詞同様<子音字 + y で終わる語>と同じということになります。
また、名詞の複数形には「s」「es」「ies」をつけるのではなく、単語自体が変わるものもあるので注意して覚えておきましょう。
【 s / es / ies がつく名詞】
- student → students
- watch → watches
- picture → pictures
- bus → buses
- house → houses
- class → classes
- city → cities
- dictionary → dictionaries
など。
【単語自体が変わる名詞】
- man → men
- woman → women
- child → children
- mouse → mice
- foot → feet
など。
また名詞には、複数形にならず単語が変わらないものもあります。
このような単語を「不可算名詞」と言いますが、呼び方までは学校であまり習わないため、頭の隅に入れるくらいに留めておきましょう。これらは複数形にならない代わりに、副詞や形容詞などを使ってその様子を表現されます。
例)That is a lot of water.
(あれはたくさんの水です。)
※a lot of「たくさんの」
→ここでは「water」は複数形にならず、「a lot of」を使って水がたくさん(複数)あることを表現しています。
【変化しない名詞(不可算名詞)】
- sheep(羊)
- fish(魚)
- music(音楽)
- news(ニュース)
- jewelry(宝石)
- water(水)
- coffee(コーヒー)
- bread(パン)
など。
以上の要点を押さえて例題に挑戦してみましょう。
問題 ()内から適語を選び、___に書きなさい。
(1) Those are small (box, boxes).
(2) He has some American (money, moneys).
(3) Yukiko is one of my (girlfriend, girlfriends).
※ one of〜「〜の中の1つ(1人)」
(4) Her aunt has three (child, children).
(5) Six (family,families) live in that building.
(6) I have (one, two, some) glove.
【答え】
(1) boxes
(2) money
(3) girlfriends
(4) children
(5) families
(6) one
問題の解説
(1)「あれら(それら)は小さな箱です。」
xで終わる語の複数形は語尾に-esをつける。
これには一部例外もある。
例外)ox(雄牛) → oxen
(2)「彼はいくつかのアメリカのお金を持っています。」
moneyは数えられない名詞なので複数形にしない。
(3)「ユキコは私の女友達の1人です。」
one of〜は「〜の中の1つ(1人)」のため、あとに続く名詞は複数あるという表現になる。
(4)「彼女のおばさんには三人の子どもがいます。」
child の複数形はchildren。
(5)「6家族がこのビルに住んでいます。」
familyは集合名詞で、使用パターンが2種類ある。
①単一集合体として単数で扱う場合
例)His family is an old one.
(彼の家柄は古い。)
②構成する個々に着目して複数で扱う場合
例)His family are all very well.
(彼の家族はみなとても元気です。)
この問題では①が、複数ある場合となる。
<子音字+y>で終わる語はyをiにかえて-esをつける。
family → families
(8)「私はグローブを1つ持っています。」
gloveは数えられる名詞。単数形なのでone を選ぶ。
名詞の複数形についての補足
■ポイント
複数形になるときの語尾の変化は,発音も確認する。
「s」「es」の発音は原則として、有声音のあとは[z]、無声音のあとは[s]であることに注意すること。
それぞれの発音は「s」「es」がつく前の文字で判断する。
・有声音 (「声」として音が発せられるとき)
[b][v][d][g] など
gloves, beds, bags, names, balls など
・無声音 (「息」だけが出るとき)
[p][f][t][k] など
cups, maps, aunts, clocks など
【参考】
数を表す単語も確認しておくと、これからの勉強をスムーズに進められます。
one, two, three, four, five, six, seven, eight, nine, ten
(1、2、3、4、5、6、7、8、9、10)
eleven, twelve, thirteen, fourteen, fifteen ・・・
(11、12、13、14、15・・・)
twenty, twenty-one, ・・・ one hundred・・・
(20、21・・・100・・・)
など。
以上、最後までご覧いただきありがとうございました!
ぜひ参考にして、学校の成績アップに役立ててみてください♪
次回は「名詞・冠詞・代名詞② 冠詞 a/an /the 編」です。名詞の前につく冠詞というものに着目して解説していきますので、そちらもぜひ見てくださいね。
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