【中学生】家庭学習が上手くいく3つの条件
中学生になると一気に勉強の量が増えて、小学校まで成績が良かったお子さんでもやる気を失ってしまうことが多々あるのかなと思います。
小学生までは簡単な宿題をこなすだけで学校の授業についていけたものが、中学生になると自身で家庭学習の時間を作って勉強をしないとついていけなくなる場合があります。
しかし、小学生まで出された宿題(ドリルや音読など)を中心にやっていた習慣から、「自分で考えて学習する」習慣に移行するということに戸惑うお子さんも少なくありません。
そこで、今回は中学生になったからこそできる家庭学習のコツをお話していきます。
文部科学省 学習指導要領「生きる力」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
使うペンの色数を少なくする
これは、女の子によくありがちなのですが、カラフルなペンを使って教科書の内容をまとめたり、解いた問題の補足を書いたりするのを見かけませんか?
一見見やすそうなノートですが、何が大事でそうじゃないのか、がとても分かりづらいページとなってしまっているのです。
例えば、「1185年 鎌倉幕府が源頼朝によって作られた 後白河天皇に守護地頭を認めさせた」ということをノートにまとめるとします。
1185年をピンクで、鎌倉幕府を青で、源頼朝を赤で、後白河天皇に〜を黄色で書いたとします。
どれが大事に思いますか?
本人はその時は赤を大事なポイントとして書いたとしても、後で見直した時にカラフル過ぎて逆に覚えることが多くなり、頭に入りにくくなってしまうのです。こういったことを防ぐために、ペンの色は黒・赤・青などの3色に絞って使うことをおすすめします。
普通の文章は黒(シャーペン)、最重要なことは赤、補足説明は青など自分でルールを決めます。
そうすることでノートもスッキリまとめられますし、自分でルールを守っていれば何を重要視して覚えればいいのかが一発でわかります。課題のノートであっても後で見直せるようにまとめていくのを徹底すれば、自然と重要なことを抜粋してまとめたり、課題で間違えたところを補足するために何を欠けばいいのかが分かってくるようになります。
色んな色を使ってまとめたい女子からするとつまらないかもしれませんが、後で見た時に一目瞭然でわかりやすいので、色を絞るのをおすすめします。
1日〇〇ページと決めて勉強する
家庭学習は何をどのくらいやればいいか最初はわからないと思います。
どのくらいやれば成績向上になるのか、テスト前はどのくらいやればいいのかなど具体的な量がわかりにくいです。友達に聞いても、特に家庭学習をやらなくても授業の内容が分かる子であればやる量は少ないこともありますし、何十ページやっても成績が伸びない子もいます。 家庭学習の量は完全に個人差になってきます。
どのくらいやればいいのかわからないと次第に家庭学習をやること自体を辞めてしまい、成績は下降する一方です。
そこで、一日○ページやるという決まりを決めます。 自分が毎日やっても辛くない程度のページ数を決めておきます。内容は何でも構いません。授業内容をまとめ直してもいいですし、ドリルをひたすら解いていくでもいいです。とにかく決めたページ数をこなします。
ただ、ここで注意したいのは「大きく書いて行数を稼ぐ」「余白を多くしすぎる」ということをしないことです。
行数ギチギチにやれということではないのですが、例えば前述で出した「1185年 鎌倉幕府が源頼朝によって作られた」ということをノートにまとめるとして、1185年をノートの行数3行使って書いたり、行間を3行ほどあけて書いたりするのをやめる、ということです。
不自然にノートに書いていくのではなくノートを最大限に活用した書き方をしていくとシンプルに頭に入りやすくなるのです。
しっかりと決められたページ数をこなすといつの間にか1時間、2時間が経ち、本来より充実した勉強ができているでしょう。
時間がかかればいいという話ではありませんが、ページ数をやることで濃密な家庭学習の時間を過ごせるのです。
ドリルなどの問題集はなるべくノートに書きだす
お子さんの通う学校で支給されるものには、問題集やドリルがあると思います。
学校で問題集を提出しなければならない場合でない限り、面倒ですが問題をノートに書き出しましょう。
計算問題はもちろん、社会科などの一問一答もノートに書き出して改めて答えを書くというやり方です。
そうすることで、後々にノート1つあれば繰り返し問題を解くことができるようになります。
もし、学校で提出が頻繁にあって答えを直接書き込むのであれば、答えた部分を付箋や下敷きで隠して、答えがわからないようにします。 英語や国語の長文の場合は、文面をコピーしてノートに貼り付けて問題を解くと良いでしょう。
こうすることで、後で見直した時に「この答えは何に対しての答えなんだろう?」という疑問がなくなるのです。
中学生の勉強は1年生のうちから習慣づけしておくと、受験の時期になっても困ることがありません。
中学3年生の受験期に焦って勉強を始めると限界があります。1年生のうちから家庭学習の癖をつけておいて、後から見直しても使える家庭学習のノートにしていくことで、先の受験に備えていきましょう。
まとめ
最初から1人で何かを成し遂げるのは、お子さんのプレッシャーや負担になりかねないため、やり方やコツを掴んで落ち着くまでは、親御さんが家庭学習の様子を観察するのもアリだと思います。
ただし、お子さんに嫌われないようにの勉強の進度に支障が出ないくらいにしておくと良いですね!
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