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【これだけやればOK】お勧めの勉強法をご紹介します!

文部科学省 学習指導要領「生きる力」

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
目次

小学生~高校生で勉強のやり方は変わる?

小学生の授業では、先生が授業の時間内で予習や復習まで行ってくれますが、中学校からはその余裕が先生にも無くなり予習や復習は授業内であまり行われなくなります。高校生では言わずもがな、科目数も増えますし、覚えることが格段に増えますので、より深く自分で勉強することになります。

小学生のテストでは、基本的な問題が多いので100点、もしくはそれに近い点数をとることも容易になりますが、中学生では、学ぶ科目も増えますので、理解できているかどうか常にチェックしていくことが大切になります。

ここでの基礎固めが高校での勉強の土台となるため、授業に遅れずついていけるように自力で予習や復習は行う必要があります。

高校生ではより効率よく勉強する力が問われます。
社会一つとっても、日本史、世界史、地理と分かれるため、用語や年号を丸暗記するだけでなく、読解能力や歴史の前後関係なども理解して説明できるくらいの理解力が必要になり、学習方法も変わってきます。

真似してみよう!効率の良いおすすめの勉強法3選

1. 目標時間を決める

長く勉強時間を取るよりも、このページは10分で終わらせると決めてからスタートすると集中力が上がります。 小学生のお子さんの大半は、勉強時間が長くなると集中力が途絶え、机に座っていられなくなります。
この方法はゲーム感覚でできるため、「今日はここまでできた」という達成感も得られ、楽しく勉強できます。

中学、高校となれば、教科ごとにどのくらいの時間を当てるかを考えて、長期計画を立てるといいでしょう。
参考書であれば、1日5ページ進めて1週間で第1章分を達成するという感じです。
目標が定まると無駄な焦りが無くなり、勉強以外のこともできる時間も確保できます。

2. 「インプット」したらすぐ「アウトプット」

教科書や参考書で暗記したと思ったら、次の日には忘れていることがあります。
ドイツの心理学者が考案した人が忘却するメカニズムを端的に表したグラフがあります。

そのグラフでは、多くの人は60分も経てば内容を忘れてしまうこと、効率を高めるために忘れた知識を再び記憶し1回目の学習よりも2回目以降の学習をすることで記憶しやすくなることが分かりました。
ここで分かることは「関心がない知識でも復習を重ねるごとに定着する」という事です。

家庭での学習では、できるだけテストを受ける時のように、思い出す作業を増やすことが大切です。
覚えられるまで、なんどもアウトプットし、脳を活発に保つことが大切なのです。

3. 音読で記憶力UP!

この勉強法は、長い試験勉強中に、やらなきゃいけないのに勉強する気力がないときに使える方法です。
それはズバリ、勉強する範囲を音読すること。読んで声に出すことと、耳で聞くことで脳を活性化させます。
目と耳で2度脳に情報が入るので、いつのまにか覚えることができます。
音読が記憶に残りやすいのは、このためです。

もし可能であれば、この音読を録音し、電車や登校途中などに聴くと、隙間時間にも勉強することができて勉強効率が大幅に向上するでしょう。
録音するとなると眠気も吹き飛びますし、 英語の音読が前頭前野を活性化させることも研究で判明していますので、英語の音読をすると脳の記憶回路の働きがよくなり単語が記憶として定着しやすくなります。

これだけではなく、さらに記憶力を高めるためには、英語の音読したことをノートに書き写すとより効率が高まりますよ。

真似したくない!やりがちな勉強法3選

1. ノートをきれいにまとめると後で見返しやすい…?

学校の授業をそのまま綺麗に書き取るのは一見良いように思えますが、
勉強する目的は「頭の中で理解できているか」「記憶できているか」であり、これらが一番重要になってきます。

ノート作りに時間を掛けるくらい余裕がある場合は除いて、出来上がったノートに満足する時間があれば、一つでも単語を記憶した方がいいでしょう。テスト勉強ではノートの仕上がりに点数がつくわけではありません。

後で見返すために必要であれば、自分なりにポイントをまとめたり、わからなかった事を調べて、補足するために付箋をつけるなどするとよいでしょう。

2. 音楽を聴きながら勉強すると集中できる…?

全くの無音状態で勉強するより、近くで人の声がする方が集中できることがありますが、しかし、これにはデメリットがあります。
暗記しようとしているのに、曲中のボーカルの声や周囲の人の声が混じって集中できなかったりします。
テスト中は、静かな空間で集中する精神力が必要になりますから、その雰囲気に慣れておくことも必要です。

今の自分に合った勉強法かどうか知りたい場合は、音楽を聴きながら勉強した内容を、後で思い出せるかを確認するといいでしょう。もし覚えていないのであれば、そのやり方は、多少不効率であると考えられます。

3. 解けない問題をずっと考えていませんか?

難しい問題に出くわすと、それを解いてからでなければ、前に進めない気がする人もいるかもしれませんが、延々と考えていても、ただ時間だけが過ぎていきます。

粘り強さは美徳と捉える場合もありますが、テストや、入試では、30秒考えて解き方が重いつかない場合は、後回しにして時間が余った最後に解くようにしましょう。 普段の勉強でも、問題集の解答をすぐにみてはいけないと思いがちですが、わからないなら素直に解答を見て、解き方を覚えてしまうことが大切です。

先生がいる場合は質問し、一早く苦手意識を払拭するようにしましょう。
覚えることは山のようにあるため、こういった時間短縮術はとても重要となってくるのです。

まとめ

最初から1人で何かを成し遂げるのは、お子さんのプレッシャーや負担になりかねないため、やり方やコツを掴んで落ち着くまでは、親御さんが家庭学習の様子を観察するのもアリだと思います。
ただし、お子さんに嫌われないようにの勉強の進度に支障が出ないくらいにしておくと良いですね!

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