知らなきゃ損する!テストや受験に役立つノートの取り方
中学生になって、自分で考えて何かをするということが増えてきたと思います。
先生の指示や親の指示によってではなく、自分で状況を判断して行動することが中学生くらいから求められます。
そして、それは学校生活だけでなく、勉強の面でも自分で考えて行うことが求められます。
小学生までは先生に言われたように黒板の文字を板書していたと思います。
しかし、中学生になると「ここを板書してね」ということはあまり言われなくなります。
板書をあまりしない先生も出てきます。逆に黒板いっぱいに板書をする先生も出てきます。
それに対してどのようにノートを取っていくかが、今後のテスト勉強や受験に関係してきます。
今回は、そんな学校でのノートのとり方のコツについてお話していきます。
文部科学省 学習指導要領「生きる力」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
カラフルのペンを使わない
小学校高学年くらいから特に女子はカラフルなペンをたくさん持つ傾向にあります。
そして、そのペンを使ってノートをとることも増えてきます。カラフルなノートは可愛らしく、後で見た時にテンションも上がります。 可愛いノートをとることがステータスになってもきますが、実際にはカラフルなノートは見にくく、後で見返した時に何が大事なのか分からなくなります。
例えば「徳川家康が1603年に征夷大将軍になり江戸幕府を開いた」という言葉をノートに書く時に、徳川家康を赤、1603年を緑、征夷大将軍をピンク、江戸幕府を黄色で書いたとします。どれが重要なことなのか正直分かりません。
その時は赤を大事なところとして覚えようとしても、後で見た時に「最近は黄色を大事なところとして書いていたからなぁ」と思っていると、江戸幕府が一番大事なところになってきます。
つまり、色を使いすぎると、その時に何を大事だと思って書いていたのかが分からなくなるということです。
こうならないためにも、色を絞って使うことをおすすめします。
基本的に黒・赤・青の三色に絞るとノートが見やすいです。黒は特に何もない文章に、赤は最重要な部分に、青は補足部分に、という形で使っていきます。
前述の例えで言うと、徳川家康・江戸幕府を赤、1603年を青、それ以外を黒で書くという感じです。
自分の中で重要に思うところは変わってくるので、板書を見てとっさの判断で色を使い分ける必要があります。
もし、授業中に色を判断して使うのが苦手であれば、とりあえず黒でノートをとって後で色を分けるということもできます。
ただし、これは時間と労力がかかるので、それが苦でない人だけやるようにしてください。
後でやろうとして、まとまっていないノートが溜まってしまいそうな人にはおすすめできません。
ノートのルールを決める
ノートをその時の気分でとってしまうと、後で見た時にわかりにくいです。
例えば、本題と概要(江戸時代というタイトルと徳川家康による1603年〜1868年の時代)の間を行間を空けずに書く日と、行間を1行空けて書く日があると、ノートの見え方がばらばらになって後で見た時に見にくくなります。
テスト勉強などの時はノートを参考にする場合も多く、教科書や資料集の補填になることが多いです。前述の使う色を絞るというものもノートをとる上でのルールになります。
教科によって色を多く使う教科とそうでない教科(理科は元素記号によって色を変えると覚えやすい、数学は黒と赤だけでも足りる)があるので、一概に絞ったほうがいいというわけでもないのですが、基本を黒、重要を赤、補足を青という最低限のルールは守ってやると、全体的にノートが見やすくなります。
ノートをとるときの行間の空け方も本題と概要の間は空けない、項目同士は一行空けるなどと書くときのルールも決めるといいです。
「後から見てもわかりやすいノート」を意識すると良いでしょう。
行間をギチギチにすると見やすいわけでもないですし、余白があるから見やすいわけでもありません。
自分の中で「こうやったら見やすいかもしれない」というものを見つけられるといいと思います。
そのためにも積極的にノートをとる習慣を身に着けていきましょう。
また、板書には書かれていない先生の話というものも、意外とテストで重要なことだったりもします。
余談は付箋に書いて貼っておくなどすると、本題のノートへの影響もなく、綺麗にまとめることができます。
まとめ
ルールを見いだせるまで時間がかかるかもしれませんが、授業のノートを一緒に見てあげて、どうしたら見やすくなるか話し合ってみてください。ノートをとる際のヒントになるかもしれません。
その先にも関わる内容なので、一緒に悩んで一緒に考えていきましょう。
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