【中学3年生英語】受け身　byを使わない文

こんにちは。今回は、中学3年生の1学期に学習する「byを使わない受け身」を解説していきたいと思います。

中学3 年生で習う内容となり、定期テストはもちろん、高校の入学試験でも出題されて事が多い内容となります。
他の単元もそうですが、「受け身」もパターンがあるため要点をしっかり押さえておけば大丈夫です。

文部科学省　学習指導要領「生きる力」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm

1．byを使わない受け身はどんなときか

受け身にするとき、普通なら動作主を「by ～」の形であらわしますよね。
ですが、「by ～」を使わない場合があります。
一体どんな時に「by」が使われなくなるのでしょうか。　

例えば、「星は夜に見えます。」という文章があるとします。
この文章の場合、Stars are seen at night.「夜(に)」= at night　という英文になります。
「夜に」はat night は動作主ではないから、by nightはならないということです。

「見る,見える」はseeを使用するため、see-saw-seenのseenになります。
それでは、他の問題もやってみましょう！

問題　日本文にあう英文になるように、＿＿に適語を書きなさい。

(1) 私は音楽に興味を持っています。
I’m＿＿＿＿ music.

(2) たくさんのお金が必要です。 ※「必要とされている」と考える
A lot of money ＿＿　＿＿.

(3) ちくわは魚から作られます。
Chikuwa is ＿＿＿＿ fish.

(4) その話に驚いてはいけません。
Don’t ＿＿ surprised ＿＿ the news.

［答え・解説］

(1) 私は音楽に興味を持っています。
　I’m interested in music.
「〜に興味がある」はbe interested in〜。

(2) たくさんのお金が必要です。
　A lot of money is needed.
「〜を必要とする」はneed。
これを受け身の形にすればいいのですが、(A lot of) moneyは数えられない名詞なので、be動詞はisを使います。

(3) ちくわは魚から作られます。
　Chikuwa is made from fish.
「〜から作られる」はbe made of(from)〜で表します。
ちくわの原料が魚であることは目で見ただけではわからないためfromをになります。

(4) その話に驚いてはいけません。
Don’t be surprised at the story.
「〜に驚く」はbe surprised at〜。
否定の命令文は(Don’t+動詞の原形〉で始めるので、Don’t be〜という形になります。

皆さん何問正解しましたか？
上で出した問題はbyを使わない受け身の文章のほんの一部です。
テストでもよく出る基本の文章なので、「間違えてしまった」「わからなかった」という方は暗記しちゃいましょう！

覚えておくと役立つ！ポイント例題★

◎()内から適語を選びなさい。

(1) The garden is covered (by, of, with) snow.

(2) Are you(interesting,interested, interest)in thework?

(3) He isn’t pleased(with, by,to)the present.

(4) This chair is made(in, from,of) wood.

［答え・解説］

(1)whit

訳：庭は雪でおおわれています

be covered with 〜で「〜におおわれている」という意味を表します。

〜に入る語句が「おおう」という動作をする

★動作主ではないので、by〜とはなりません。

(2) interested

訳：あなたはその仕事に興味を持っていますか

be interested in 〜で「〜に興味がある」という意味を表します。

(3)with

訳：彼はそのプレゼントを気に入っていません

be pleased with〜で「〜が気に入る,〜を喜ぶ」

(4)of

訳：このいすは木でできています

「いす」が「木」でできていることは目で見てわかるため、前置詞はofになります。

勉強にはポイントが有るのでそれさえおさえてしまえばどんどん自身がついてきます！
ここでご紹介した問題はテストや受験の時に必ず役に立ちますので、しっかり覚えて習得していただけたらと思います！

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