【中学1年生地理】世界の諸地域(1)

こんにちは！今回は中学1年生の地理「世界の諸地域」を勉強していきます。

中学生の社会は地理・歴史・公民とたくさん学習するすることがありますが、地理は普段の生活に密接している問題だったり、興味を持てる内容が多いことが特徴です。
ぜひ、世界に思いを巡らしながら楽しんで勉強していってください！では、さっそくスタート。

１．アジアの自然と文化

(1)アジアは,東アジア・(　)・東南アジア・西アジア・中央アジアにわけられる。

(2)中国南西部に世界最高峰のエベレスト山がある( )山脈が広がっている。

(3)インドには,古代文明が発生した大河の(　)川がながれている。

(4)西アジアの気候は(　)帯に属する地域が多い。

２．アジアの産業

(1)中国は,世界有数の鉱産資源の埋蔵をほこり,ターチンの(①),フージュンの(②),アンシャンの(③)などがある。

(2)西アジアは石油輸出国が多く,とくに( )は埋蔵量、輸出量ともに世界最大である。

(3)中国は,沿岸部に(　)や経済開発区を設け,外国企業の進出をはかっている。

(4)勧告・台湾・シンガポール等は,アジア( 　)(新興工業経済地域)として工業が発展

(5)東南アジアでは,植民地時代から(　)による天然ゴム,サトウキビの栽培が盛ん。

３．ヨーロッパの自然と文化

(1)( )山脈は,フランス,スイス,オーストリア,イタリアなどの国にまたがるヨーロッパの代表的な山脈である。

(2)西ヨーロッパは,暖流の(①)と(②)という風の影響で,高緯度のわりに気候が温暖である。

４．ヨーロッパの産業

(1)イギリスは18世紀に産業革命が起こり,19世紀には( )といわれた。

(2)ヨーロッパ最大の農業国は( )で,小麦などの輸出量が多い。

(3)地中海沿岸部で行われている乾燥に強い樹木作物栽培を行う農業を( )という。

解説

解答

１　(1)南アジア　(2)ヒマラヤ　(3)インダス　(4)乾燥　

２　(1)①原油　②石炭　③鉄鉱石　(2)サウジアラビア　(3)経済特区　(4)ニーズ（NIEs）(5)プランテーション

３　(1)アルプス　　(2)①北大西洋海流　②偏西風

４　(1)世界の工場　(2)フランス　(3)地中海式農業

解説

１(3)紀元前2500年頃インダス川流域に発生したのがインダス文明。そこで用いられたのが象形文字(インダス文字)は,いまだに解読されていない。

2(2) 石油は西アジアを支える重要な鉱産資源である。ペルシャ湾沿岸にあるクウェート,サウジアラビア,アラブ首長国連邦(UAE),イラン,イラクなどは世界の石油産出の中心であり,日本の主要な石油輸入先でもある。

(3) 経済特区では,外国企業に対して税金や土地使用などの面で優遇措置がとられている。

(4) NIEsとは新興工業経済地域の略称で,急速に工業が発展した国や地域をさす。アジアでは韓国,シンガポール,台湾などがある。世界的には,ブラジル,メキシコなどのラテンアメリカの国々もふくむ。近年は,マレーシアやインドなどを入れる場合もある。

(5) 主に熱帯地方の植民地に開かれた大規模な農園をプランテーションという。天然ゴムなどを輸出用の作物を栽培したのが始まりで,現在は,現地の農民が経営する農園が増加している。

3(1) アルプス山脈は,アルプス・ヒマラヤ造山帯の一部である。

(2) 年中,西から吹く風なので,こうよばれる。西ヨーロッパの気候が高緯度なわりに温和なのは,偏西風と暖流の北大西洋海流の影響によるものである。

4(1)イギリスはイングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランドからなり,正式国名は「グレートブリテンおよび北部アイルランド国」,略して「連合王国」とも呼ぶ。18世紀後半,世界で初めて産業革命を成し遂げ,19世紀には世界中に工業製品を輸出し,「世界の工場」と呼ばれた。

(2)フランスは,工業国である一方で,ヨーロッパ最大の農業国でもある。小麦,とうもろこし,てんさい,酪農製品の生産が盛んである。フランスは小麦の生産量で世界第5位,小麦の輸出量で世界第2位(2003年）。

(3)地中海式農業:夏に乾燥する地中海沿岸には、乾燥に強い樹木作物が広く栽培されている。コルクがし,ブドウ,オリーブ,かんきつ類などが典型である。コルクの木は表面の樹皮をはがして利用する。

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