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【中学2年生地理】世界と比べて見た日本(3)

こんにちは!今回は中学2年生の地理「世界と比べて見た日本」の第3回目の勉強していきます。

中学1年生で学んだ世界の地域や日本のすがたの内容を思い出しながら、更に掘り下げて世界と日本を比べていきましょう。
中1の内容を忘れた方は、復習をしてから勉強するとより効果的です!では、さっそくスタート。

目次

1.世界と日本の資源・エネルギー

(1)世界の石炭の生産量は,(   )・アメリカ合衆国・インドが多い。

(2)石油の最大の生産地は,( )湾沿岸の国々である。

(3)日本の鉱産資源の生産量は少なく,ほとんどを(  )にたよっている

(4)日本の電力は,かつては(①)発電に依存していたが,1960年ごろから(②)発電の割合が最大となった。

2.世界と日本の食料生産

(1)先進国の中でも,(①)・フランス・イギリスの食料の自給率は高く、(②)は自給率がいちじるしく低い。

(2)発展途上国の多い(  )やアジアの国々では,食料が不足している。

3.日本の農林水産業

(1)日本の農業は,単位面積あたりの生産量は(① )が,農家一戸あたりの経営面積は(②)。

(2)日本の米作りのさかんな地域は,北海道,東北地方,(    )などである。

(3)米が余るようになり,1970年より作付面積をへらす(     )が実施された。

(4)高く売れるコシヒカリ・ササニシキなどの(    )の生産に力を入れている。

(5)大都市周辺では,消費地に近いという条件を生かした(    )がさかん。

(6)作物の成長を早めて,時期をずらして出荷する(    )栽培も行われている。

(7)温室やビニールハウスで栽培する(    )農業もさかんになっている。

(8)遠洋漁業の漁獲量は,各国が200海里(   )を設けるようになったため減少した。かわって養殖漁業や(②)に力を入れるようになった。

4. 日本の工業の特色と課題

(1)戦後,日本は,原料を輸入し,工業製品を輸出する(  )で経済を支えていた。

(2)1970年代以降,電気機械・(  )ㆍIC(集積回路)の生産が増加した。

(3)製造部門の工場を海外に移転する企業が増え,(  )が進んでいる。

(4)近年,工業化の進んだ(  )との国際競争が激しくなってきている。

解説

解答

1(1) 中国 (2) ペルシャ (3)輸入 (4)①水力 ②火力

2(1)①アメリカ合衆国 ②日本 (2)アフリカ

3(1)① 高い(多い) ②せまい (2)北陸地方 (3) 減反政策 (4) 銘柄米(ブランド米) (5) 近郊農業 (6)促成 (7)施設園芸 (8) ①経済水域 ②栽培漁業

4(1)加工貿易 (2) 自動車 (3) 産業の空洞化 (4)アジアニーズ

解説

1(1)世界の石炭産出高と国別割合は以下の通り。

国名産出高(十万t)国別割合(%)
 中国25,260 51.1
アメリカ合衆国5,06410.2
インド4,5719.2
オーストラリア2,8765.8
南アフリカ共和国2,4775.0

(2)世界の原油の産出量と国別割合は以下の通り。

国名産出高(万㎘)国別割合(%)
 ロシア連邦57,542 14.1
サウジアラビア45,96411.2
アメリカ合衆国30,9737.6
中国21,8975.4
イラン21,6185.3

(3)日本は、エネルギー源となる石油、天然ガス、鉄鋼生産に必要な鉄鉱石、石炭、アルミニウムの原料であるボーキサイトなどのほとんどを輸入にたよっている。

2(1)フランスやアメリカ合衆国は、食料の輸出大国である。

【参考】食料自給率

自給率とは、その国の人々が消費する量のうち、自国で精算している割合のこと。

(2)アフリカの発展途上国は、人工の急増と耕地のさばく化などにより、食料が不足している。

3(2)北海道や東北地方・北陸地方には,豊富な雪どけ水と広い平野にめぐまれた米の大産地が多い。

(3)政府は,他の作物への転作や休耕を農家に奨励した。

(4)新潟県の「魚沼産コシヒカリ」,秋田県の「あきたこまち」、北海道の「きらら397」や「ゆきひかり」,山形県の「はえぬき」などの銘柄米(ブランド米)が次々と登場している。

(6)高知平野や宮崎平野では,温暖な気候と温室やビニールハウスを利用して,夏野菜を秋から冬にかけて栽培し,春から初夏にかけて出荷している。

(8) 魚や貝などを卵からふ化させ,稚魚・稚貝をある程度まで育てたあとに海や川に放流し,成長してからとる漁業である。

4(1)戦後の日本やドイツなどの工業国は,加工貿易国のよい例である。しかし,近年は,日本は工業化の進む韓国や中国などからの工業製品の輸入が増えつつある。

(3) 日本に比べて労働賃金の安い中国や東南アジアの国へ製造部門を移転させ,日本には開発部門や販売部門を置く企業が増えている。

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