【理科】完全保存版!消化のしくみ徹底解説!
皆さんが消化の仕組みについて詳しくご存じでしょうか。
人間は、エネルギーというものを必要としていてエネルギーを得る手段が消化になります。
人間以外であれば、エネルギーを受け取って行動し、動くという単純なことをするのは、自動車であればガソリンを使用して動くという単純な行動を行うのですが、自動車もガソリンがすべて使い尽くされるとガス欠になり動けなくなります。
これは人間も同じで、食べ物を食べて、消化という現象を行うことで自動車と同じように動くという単純なエネルギーを作ることができるのです。
文部科学省 学習指導要領「生きる力」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
なぜ食べ物を溶かすのか
では、消化について解説していきます。
消化を単純に考えると、エネルギーになる食べ物を溶かして溶けた物から栄養を搾り取る前段階です。
では、なぜ、食べ物を溶かすの?という問題ですが、エネルギーである栄養素を取り出そうと考えた場合、ドラゴンボールの人造人間セルのように吸収するという方法がベストであると、人間の身体が判断したがゆえです。
吸収はいわば、相手を口から取り込んで溶かしてから栄養を取り込む行為で、溶かさないと成立しません。
溶かさずに栄養を吸収しようとした場合、植物のやり方が栄養の吸収方法になるんですが、この方法は、実はポンプで水をくみ上げるのと同じで、土なんかの中に溶けた栄養しか吸収できません。
人間が活動するのに、土に含まれている栄養だけで足りる?と考えたら、おそらく皆さんは「絶対足りない」「土の中にある栄養なんて土を舐めたらわかるようにおいしくないしほんのちょっとだけじゃん」と思うはずです。
人間は、栄養を吸収する方法でもっともよいという方法が、溶かしてから別の場所で解けたものから栄養を奪うという行為になります。
無事、栄養を奪うと出てくるのが搾りかすになり、この搾りかすが、うんこになるわけですね。
「消化」とは
では、「完全に搾りかすですら栄養として吸収した場合、搾りかすはなくなるの?」という問題ですが、これはそうなんですが、残念ながら、絶対に搾りかすというものは出てしまうのです。
これは、料理なんかでも、どんなに料理ですべての食材をきれいに使おうとしても食べることができない部分はゴミになりますよね。これと同じで、消化も、実は消化できなかったものはゴミになり、うんこという形で排出されるので、どう頑張ってもうんこは出てくるわけです。
以上が消化の仕組みですが、消化は、溶かして栄養を吸収する前の段階で、消化した食べ物は別の場所で絞りに絞られ栄養のみを吸収し、吸収できないものはうんこになります。
生き物以外の「消化」
では、「消化って、生き物以外は消化しないの?」という疑問ですが、消化は、生き物のみが行う栄養の取り組み方ではなく、実は以外にも植物も消化で栄養を吸収するものがいるんです。
食虫植物という植物がありまして、スーパーマリオに出てくるパックンフラワーに似たハエトリソウという植物がまさに、消化ができる植物です。
通常、植物は、根っこから栄養をポンプでくみ上げるようにして体内に取り入れて栄養を吸収するんですが、ハエトリソウはあえてハエという昆虫を捕獲して溶かして栄養として葉っぱから吸収することができる植物です。
ハエトリソウの仕組みは単純で葉の部分にセンサーのようなとがった部分があり、とがった部分を触るとパックンフラワーみたいなやつが閉まりハエを中に閉じ込めます。閉じ込められたハエは中で暴れるため、センサーのとがった部分に当たりまくり、ハエトリソウは中に何か昆虫が入っていると自覚して消化して溶かそうとする液体を出すのです。
この液体で、昆虫を溶かしたうえで、溶けた液体を葉っぱが吸収するという流れで栄養を吸収しているのです。
「じゃあ、ハエトリソウって、昆虫を捕まえることができなかった場合、栄養を吸収できないの?」
という疑問ですが、大丈夫です。
ハエトリソウは、人間のように消化をする植物なんですが、同時に太陽の光と土から栄養を吸収して成長できる植物です。これは、自動車で考えるとわかりやすく、ハイブリッドな車は、電気とガソリンで走り、ハエトリソウはまさに、昆虫を消化するか、太陽の光のどちらかがあれば生き残ることができる植物なんです。
一方、人間はというと、消化によってのみ栄養を吸収するので、栄養ドリンクを口から飲んで栄養を吸収しないと生きることはできません。
「でも、点滴っていう物があって食べることができなくとも栄養を吸収できるじゃん!」という疑問があると思いますが、これはその通りなんですが、間違いでもあります。
人間は基本、消化液という液体で溶かしたものを腸という部分で吸収するので、血管に直接栄養を突っ込んでも一時的に栄養を補給したようなものですぐに栄養が尽きてしまうのです。でも、延々と点滴で液体を突っ込んでも吸収できる栄養が少ないのでだんだんと栄養不足になり最終的に死んでしまうということです。
だから、人間は食べることができなくなると最終的には死んでしまうのは、消化と吸収ができなくなってしまうからなんですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
少しでも「消化」というものの仕組みについて参考になっていただけたでしょうか。
我々人間だけでなく動物や植物はこうして日常的に「消化」を繰り返し生きてきました。
そしてこれは、これからも続いていく生物のサイクルなのです。
皆さん、この先も「消化」ができるよう、健康にお気をつけてお過ごしくださいね。
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