【ADHDのお子さん向け】夏休みの計画の立て方

お子さんにとっては楽しみがたくさんの夏休み！

ですが、、、

など、何かとお悩みが出てくる保護者の方も多いですよね。

そこで、ここではADHDのお子さん向けの夏休みの計画を立てる際のポイントをご紹介していきます。

勉強の目標を決める

まず、計画を立てる前に夏休みの勉強によってどの程度の目標を達成しなければならないのかを考えていきましょう。
ただ、その目標を立てる事自体がとても大変だと思います。
そういう場合は親御さんがサポートしてあげましょう。

目標決めるときのポイントですが、長期的な目標は避けましょう。
長期的な目標にしてしまうと、目標を達成する途中でほかのことに気を取られてしまい、モチベーションがなかなか保てません。
細かく目標を設定し、クリアするたびに休憩を挟むようにするとモチベーションが保ちやすくなります。

またADHDの方は「マルチタスク」を苦手とします。
そのため複数の目標を同時進行で進めていくのは×。
一つ目標を設定して、それが達成したら次の目標を設定するようにしましょう。

一日の流れを決める

ADHDの方はいつ何をするのかがわからないと不安だったり、頭の中で順序立てることが苦手だったり、
時間の流れが上手くつかめず生活のちょっとした場面でも困り感を抱くことが多くあります。

そんなお子さんのために、一日の予定を決めてそれを視覚的にわかるような予定表をつくることをおすすめします。
そうすることで、何時に何をすればいいかが一目でわかるようになります。
視覚的にわかることで一日の時間の流れがつかめるようになり、やるべきことをパッとイメージすることができます。

多くの自由な時間がある夏休みも生活リズムを崩さずに過ごすことが出来ますね！

また、夏休みの宿題など、ある程度の期限を設けたとしても、お子さんのその日の体調やモチベーションによっては、立てていた計画が崩れることもあります。
計画を立てるうえでは、ある程度余裕をもたせて、無理のない計画を立てるということも大切です。

毎日予定をたくさん詰め込みすぎるのも×。
無理のない範囲で夏休みの見通しをもつことを心がけて下さい。

達成状況を途中で確認していく

先ほども言った通り、お子さんのその日の体調やモチベーションによって計画が崩れることも多々あります。
そのため、達成状況を確認して、予定の調整をしていくことが大切になってきます。

夏休みは長い休暇になります。
いつもより時間をかけて、予定表に沿った行動がとれているか、最初に立てた目標に沿って進めているかを見守っていきましょう。

計画を立ててそれを実行する上で、今までにやってきたことが本当に自分の力になっているかを確認する時間も大切です。
週の終わりにやったところの復習テストをやってみたりするといいですね！

予定通りいっておらず予定を変更する場合は、変更点をお子さんの目につく場所に貼ったりするなどの工夫もおすすめですよ！

成長する夏休みに！

いかがでしたでしょうか。

夏休みの計画を立てる際は、お子さんの特性を把握したうえで、
夏休みをどう過ごしていくかを考えたり、対策をしっておいたりすることが重要です。

今回ご紹介したポイントを参考にしていただき、楽しい夏休みを過ごせるよう工夫していきましょう！

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