【中学1年生英語】形容詞・副詞④ いろいろな副詞編
こんにちは!今回は、前回に引き続き中学1年生で学習する「形容詞・副詞」について解説していきます。
形容詞・副詞シリーズは全部で5回あります。本日はその4回目のいろいろな副詞編です!
これを読むことで少しでも勉強のお力になれたら嬉しいです。
文部科学省 学習指導要領「生きる力」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
いろいろな副詞
副詞にはいろいろな種類があり、表現の意味合いも個々で異なります。
主に5つとその他に分けられ、それぞれ「様態」「時」「場所」「頻度」「程度」などの意味合いを持ちます。
これらの副詞の位置は基本的に動詞の前後となっていますが、動詞の意味や文の構成によっては違う場合もあるため、一つ一つ確認しながら覚えるのが良いでしょう。また、2語以上の副詞句については文末に置くことが多いため、その点も気を付けて解くようにしましょう。
●様態(物や行動などの様子)
- well(上手に、うまく)
- happily(幸せに)
- softly(そっと、やわらかに) など
例)I know her well.
(私は彼女をよく知っています。)
●時(月日のうつりゆき、その瞬間、その間の区切り)
- in the morning(朝に)
- in April(4月に)
- at three o’clock(3時に) など
例)The Wall clock rings at three o’clock.
(壁時計は3時に鳴ります。)
●場所(存在するところ)
- here(ここ)
- there(そこ、あそこ)
- somewhere(どこでも) など
例)Your bag is here.
(あなたのカバンはここにあります。)
●程度(物事の性質や価値、量を相対的に考えたときの、その大きさ)
- very(とても)
- too(非常に)
- enough(どこか) など
例)He speaks English too fast.
(彼は英語を非常に速く話します。)
●頻度(行動や現象が、どの程度の期間や感覚を置いて繰り返され、行われるかの度合い)
頻度の副詞はよく用いられるため、頻度の副詞の多い順で覚えるようにすること。
always(いつも)
> usually(ふつう)
> often(よく、しばしば)
> sometimes(たまに、時折)
> never(けっして〜ない)など
例)I always buy this.
(私はいつもこれを買います。)
以上の要点を押さえて例題に挑戦してみましょう。
例題 日本文にあう英文になるように___に適語を当てはめなさい。
(1)私はふつうは7時に朝食を食べます。
I ___ ___ breakfast at seven.
(2) 彼はよく図書館にいます。
He ___ ___ in the library.
(3) ルーシィはいつもその公園へ行きます。
Lucy ___ ___ to the park.
(4) あなたの父はいつも忙しい。
Your father ___ ___ ___.
(5)ユウキはけっしてお母さんを手伝いません。
Yuuki ___ ___ his mother.
【答え】
(1) usually / eat
(2) is / often
(3) always / goes
(4) is / always / busy
(5) never / helps
問題の解説
(1) この場合の頻度を表す副詞は一般動詞の前に置く。
(2) 頻度を表す副詞はbe動詞のあとに置く。
(3) この場合の頻度を表す副詞は一般動詞の前に置く。
(4) 頻度を表す副詞はbe動詞のあとに置く。
(5) この場合の頻度を表す副詞は一般動詞の前に置く。
いろいろな副詞についての補足
今回の副詞の種類についての内容は、苦手分野になってしまうお子さんが非常に多いため、ポイントをしっかり学んで理解していくことがとても大切です。
■参考
副詞(句)が2つ以上の場合は、次の順序で並べて文を組み立てましょう。
① 場所 > 時
例)He goes to America today.
(彼は今日アメリカへ行きます。)
② 小さい単位 > 大きい単位 (時・場所とも)
例)She comes home at five this afternoon.
(彼女は今日の午後5時に家へ帰ります。)
例)I walk to the park in Shibuya.
(私は渋谷の公園へ歩いて行きます。)
以上、最後までご覧いただきありがとうございました!
ぜひ自己学習のお供にお役立てください。
次回は「形容詞・副詞⑤ 確認問題編」です。形容詞・副詞シリーズの総復習問題を出題しているのでぜひチャレンジしてみてください!
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