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応永の乱ってなに?~足利義満 VS 大内義弘~

文部科学省 学習指導要領「生きる力」

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
目次

反乱を起こした大内義弘

応永の乱は1399年(応永6年)に守護大名の大内義弘が鎌倉公方の足利満兼と手を組んで室町幕府に対して起こした反乱です。
ちなみに、この時の将軍は足利義持で足利義満は将軍職を引退していますので、混同しないように注意してください。

反乱を起こした大内義弘は周防(山口県の南部)・長門(山口県の北部)・紀伊(和歌山県と三重県の一部)・和泉(大阪府)・豊前(福岡県と大分県の一部)・石見(島根県の東部)の6ヶ国の領地を支配している有力守護大名の一人で、彼は義満の下で武功を挙げていました。

なかでも、南北朝の統一に貢献していました。このように、義弘は義満との関係は良好だったことが伺えます。

対立の序章

しかし、彼の度重なる武功は山名と土岐と同じくらいの脅威として義満の警戒を強めることになりました。
そもそも大内義弘が反乱を起こした理由は足利義満に対する不満からでした。

1397年(応永4年)、足利義満は自分の別荘である鹿苑寺(観光地で有名な金閣寺)を建てるために各地の守護大名に人員の派遣を命じました。

これに反発したのが守護大名の大内義弘でした。大内義弘は「武士は弓矢を以て奉公する」という考えから別荘の建設のための人員の派遣を拒否しました。この頃から両者は対立の序章となりました。

この対立がさらに悪化したのは九州の菊池氏(熊本県)と少弐氏(福岡県・長崎県・佐賀県)の反乱でした。
義満は義弘に反乱の鎮圧を命じました。義弘は弟の満弘という犠牲があったものの、反乱鎮圧に成功しました。

しかし、義満は彼に労いの言葉はなく、恩賞を与えようとはしませんでした。

それどころか、義弘の領土の一部の紀伊と和泉を没収しました。それに、良からぬ噂がありました。
裏で義満が菊池と少弐に命じて義弘を討つように手を回していると噂がありました。

つまり、この反乱鎮圧は罠であると思い込んでしまったのです。

反乱の決行

そして、義弘は義満に対して疑心暗鬼になってしまいました。

義満が義弘に上洛命令を出しましたが、義弘は「上洛すれば領地を取り上げられて殺される」と思い込み拒否しました。

そして、彼は大阪の堺に籠り義満に不満を持つ守護大名や鎌倉公方の足利満兼と連絡を取り、反乱を決行することになりました。

義満は知人の僧侶の絶海中津を派遣して、彼の説得を試みました。しかし、彼は断固として拒否しました。

これはかえって義満の罠に嵌まり、彼は大義名分を得ることになりました。

彼は堺に籠ると、要塞を建て籠城の準備に取りかかります。

最初は義弘側が優勢で義満はこの堅固さに苦戦してしまい、攻撃に苦労しました。

そこで、彼は作戦を変えて、火攻めに切り替えました。なぜなら、要塞は木材でできているためです。

義弘はこの想定外な状況に慌てふためいてしまい、幕府軍の容赦ない攻撃に義弘は勝ち目がないと理解し、自害して果てました。

まとめ

そして、義弘は義満に対して疑心暗鬼になってしまいました。

義満が義弘に上洛命令を出しましたが、義弘は「上洛すれば領地を取り上げられて殺される」と思い込み拒否しました。
そして、彼は大阪の堺に籠り義満に不満を持つ守護大名や鎌倉公方の足利満兼と連絡を取り、反乱を決行することになりました。

義満は知人の僧侶の絶海中津を派遣して、彼の説得を試みました。しかし、彼は断固として拒否しました。

これはかえって義満の罠に嵌まり、彼は大義名分を得ることになりました。
彼は堺に籠ると、要塞を建て籠城の準備に取りかかります。
最初は義弘側が優勢で義満はこの堅固さに苦戦してしまい、攻撃に苦労しました。

そこで、彼は作戦を変えて、火攻めに切り替えました。なぜなら、要塞は木材でできているためです。

義弘はこの想定外な状況に慌てふためいてしまい、幕府軍の容赦ない攻撃に義弘は勝ち目がないと理解し、自害して果てました。

反乱の後

実はこの反乱には誤算があり、援軍が幕府軍に阻まれてしまい、動くことができなかったことが原因です。
義弘の戦死により、足利満兼はすぐさま引き返し、そして反乱軍は蜘蛛の子を散らすように散り散りになり、反乱軍は消滅しました。

反乱の後処理は義弘の領地は言うまでもなく没収され、周防・長門を除いて重臣の京極などに分け与えられました。
一方で、満兼は義満にすぐさま謝罪をしたため、たいした処罰はありませんでした。 

大内氏はこれをきっかけに急速に衰えたかに見えましたが、義弘の弟の弘茂が義満の軍門に降ったことで、周防・長門は没収されずに済み、そのままになりました。

しかし、それを善しとしない兄の盛見(もりあきら)は反乱を起こしました。
最初は幕府のバックアップを得た弘茂が優勢で、盛見は豊後(現在の大分県)に逃げました。しかし、盛見は再び盛り返して、弘茂を破りました。

幕府はこのまま放っておくと危険と判断したのか、盛見を周防・長門のほかにも、豊前・筑前の守護に任命しました。
後に、安芸・備後(広島県)に勢力を拡げました。

大内氏は勢力が回復し、戦国時代に大内氏(大内義隆)が滅びるまで領有することになりました。 

義満のもうひとつの狙い

実は義満の狙いはもうひとつありました。それは 明との貿易の独占でした。

義弘は実は明と外交関係を築いていて、巨万の富を得ていました。
義弘はこの巨万の富をもとに強大な軍事力となり、幕府にとっては脅威になりかねませんでした。

そこで、義弘を倒すことで明との貿易で莫大な富を手に入れて、財政基盤にできると踏んで反乱を誘発して、自滅に追い込むためのものだったと推測されます。
つまり、意図的に仕組まれたことであった可能性があります。

義満は明との貿易の独占に成功し、明からは「日本国王源道義」と呼ばれ、義満が死ぬまで続きました。
この反乱の様子は軍記物語の応永記に書かれていますが、実際のところ不明です。

室町幕府はこの乱をきっかけに基礎はさらに磐石のものとなり、幕府と並ぶ守護大名が居なくなりました。

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