【ASDのお子さん向け】諦めないで!君にはこんな仕事が向いているはず!
”「自分に向いている仕事はあるの?」
「どんな仕事がむいているか分からない」”
仕事選びに関して向いている、向いていないという判断は自分だけでは難しいもの、、、。
しかも、ASDの方はもちろん、その他障害をもっている方の仕事選びはとっても大切になってきます!
近年ではこのASDという障害に対する認知度は上がってきているとはいえ、まだ十分とは言えません。
そこでここではASDの方がどのような職業が向いているかを障害特徴を踏まえてお伝えしていきたいと思います。
向いている仕事はたくさんありますよ!
ASDとは?
これまで、自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)症候群などのいろいろな名称で呼ばれていましたが、2013年のアメリカ精神医学会(APA)の判断基準DSM-5の発表以降、自閉スペクトラム症(ASD;Autism Spectrum Disorder)としてまとめて表現するようになりました。
主な特徴は3つあります。
- 「社会性の障害」
- 「言語コミュニケーションの障害」
- 「想像力の障害」
自閉スペクトラム症の人々の状態像は非常に多様であり、専門家のアドバイスのもとに状態を正しく理解し、個々のニーズに合った適切な療育・教育的支援につなげていく必要があります。
ASDの特徴
アスペルガー症候群には上記でも紹介した通り、代表的な3つの特徴があります。
「社会性の障害」
相手の気持ちを汲み取って行動できない、その場の空気を読んで発言できない、暗黙のルールに気づけないという特徴があります。
自分の感情を表したり、自分の発言や行動が他人に与える影響を想像する事が困難な人が多い為、「なんでそんなことするのだろう?」と思うような行動や言動をして周囲を困惑させることがあります。
「言語コミュニケーションの障害」
言葉の理解や使い方に独特の特徴があるため、コミュニケーションが難しい場合があります。
対人関係において「人付き合いが苦手」、「コミュニケーションが苦手」というタイプの方は、他人との距離感がわからないことが原因といえます。
具体的な例としては、本で覚えた独特な言い回しを使ったり、間接的な表現が理解できずに相手の発言を真に受けてしまったりします。
その他にも、耳から入ってくる情報の処理が苦手な傾向にあり、他者との会話についていけないことがあります。
「想像力の障害」
強いこだわりを持っている事が多く、決まった手順やスケジュールに非常にこだわります。
そのため、新しい人や状況に対して対応が上手くできず、不安に駆られたり、パニックになってしまうことがあります。
また、こだわりが強いために視野が狭くなってしまい、全体像の把握が苦手な傾向にあります。
※3つの特徴のあらわれ方は人によりさまざまです。
ASDの強み
記憶力に優れる
ASDの方は何年も前のことをいつまでも鮮明に昨日のことのようにはっきりと覚えていたりします。
一般的に幼少期には反復して脳に刷りこむことで覚える「単純記憶」を得意としますが、成長にしたがってそれらが苦手となっていき、だんだんと、単語や物事をエピソードに結び付けて覚える「イメージ記憶」の方が得意になっていきます。
しかし、ASDの方は大人になっても単純記憶に優れているという傾向があります。
特定の事柄に強い興味を持つ
ASDの方は、特定の事柄にとんでもなく強い興味を持つ傾向があります。
興味を持つ事柄に対する好奇心や探究心が人一倍強いため、自らその事柄を追求していき、深い知識を有するということもあります。
集中力に優れる
ASDの方は自分が興味を持つ事柄に対しては、素晴らしい集中力を発揮することがあります。
他の人なら思わず「無理」といってしまうような根気や緻密さを要する仕事にも、持ち前の集中力を発揮して最後まで取り組むことができます。
ASDに向いている職業
ASDの方がもつ特徴は一人ひとり異なります。
そのため、以下の仕事はあくまで一例として参考にしてください。
高い集中力を求められる仕事
- プログラマー
- エンジニア
- プロゲーマー
記憶力と発想力を活かした仕事
- デザイナー
- カメラマン
- イラストレーター
- ゲームクリエーター
- 弁護士
専門分野に特化できる仕事
- 研究者
- 技術者
- 学者
ASDに向いていない職業
言葉の裏にある相手の真意を推し量ったり、お世辞を言ったり言われたり、急な予定変更に対する臨機応変な対応が不得意な場合があります。
それ以外にも、集団行動やマルチタスクが苦手な場合も多くあります。
そのため、柔軟な対人スキルが必要な仕事や、複数の物事を同時進行でこなす必要がある仕事は向いていません。
例えば、次のような職業が向いていないと考えられます。
- レジ業務
- ウェイター・ウエイトレス
- オペレーター
- 営業職
- 接客業
- 受付係
向いている仕事はいっぱい!
紹介してきた通り、向いている仕事はたくさんあります!
向いている仕事と向いていない仕事がはっきりしているため、自分の特性に合った仕事を選ぶようにしましょう。
ASDの方は見た目に分かりづらいこともあり、なかなか障害として認知されづらいこともあります。
周囲の人にASDに対して正しい認識を持ってもらうとともに、自分でも自らの障害をしっかりと認識することも大切ですね。
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