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【年代別に考える】特性を持った子どもへの関わり方②

その①からの続きになります。

目次

幼児期

ASDの障害特性から考えると、この時期は、活動する社会が広がることで、一気に刺激が増えて、その処理が追いつかずにパニックになったりすることが増えます。

ASDの障害特性のひとつに、刺激を分別したり取捨選択することが苦手というものがあり、多くの人が聞き流したり、視界に入っているけれども注目していないような刺激も、そういう子には全て刺激となってしまって、処理が追いつかないということになりえます。

また、先生や友達との関わりの中で、相手が言っている言葉の意味が分からずに困ってしまうことも増えてきます。

先生が「まっすぐお家に帰ろうね」と言うと、それは寄り道をしないで帰ってくださいという意味ですが、「まっすぐ行ったらお家に帰れない。曲がらないとダメだから」と本気で考えて困ってしまう子がいます。

子どもに関わる人は、このようなことが起きうることを意識して、比喩やたとえ話は極力避けて話をすることが望まれます。

また、相手の気持ちを考えるのが苦手な子も多いので、友達関係でトラブルも増えやすいです。

そこで「仲良くしようね」と注意しても、「仲良く」はとても抽象的な概念なので、意味が伝わりにくいことが多いです。

「相手の子がやめてと言ったらやめます」とか「他の子の頭と顔は触りません」とか、具体的に伝えてあげる必要があります。

この時期に、周りの大人が本人の特性を理解できていないために、子どもが叱られ続けるということが起こりやすいです。

その結果、子どもが大人に注目をして欲しい時にわざと悪いことをするという、いわゆる注意引き行動も見られます。

ここで気をつけたいのは、意図的に悪いと分かっていてしている場合と、その行動しか知らずにやっているという場合とがあることです。

極端な例ですが、床に玩具を置いているとします。

「そこに置いたらダメじゃない」と大人から注意されます。

そこで「そうだった、おもちゃ箱にいれないとダメだな」と思える子もいれば、「どこに置いたら良いの?」「分からないから机の上に置いてみよう」となってしまう子もいます。

そうなると、その子は「おもちゃは机の上じゃいでしょ」と叱られます。

これは極端な例ですが、似たようなことは実は日常生活の中でよく起こっています。

日本人の特性なのかもしれませんが、他者に物を教える際に「こうしなさいとはっきり言わない」「自分で見て学びなさい」というところがあって、それは子ども、特に発達障害と言われる子どもたちにはとても分かりにくいのです。

そこで、大人が、具体的に「~してね」と行動を提示することで、その場面で大人があなたに何をして欲しいかが、どんな子どもにも伝わります。

ついつい「考えたら分かるでしょ」と言ってしまいがちですが、本当に分かっていないことがあることを知っておいてもらえたらと思います。

ASDでも、ADHDでも、それらの障害特性が無い子にしても、その子が受ける刺激をコントロールしてあげるのは大人の大切な仕事です。

例えば、暗い場所が苦手な子を映画館に連れていく、大きな音が苦手な子をカラオケに連れていく、欲しいという気持ちを我慢しにくい子をおもちゃ売り場に連れていく、等の行為はトラブルを起こしに行くようなもので、大人にとっても子どもにとってもメリットはありません。

子どもの成長のためには色々な体験をさせたいという考えもありますし、多少のことは我慢できるようにならないといけないというのももっともな考えです。

しかし、その子がコントロールできないレベルの刺激を与えてしまってうまくいかないのは大人の責任です。

極論かもしれませんが、人間は映画館に行かなくても、カラオケに行かなくても生きていけます。

行きたいなと思った時に行ってみれば良いし、それでうまくいかなければやめれば良いのです。

特に刺激に敏感な子にとっては、刺激の不快さは我々の何倍にもなることを忘れてはいけません。

外出先で子どもがぐずったり、パニックになったりすると大人もうんざりして、つい子どもを責めがちです。

しかし、そこに連れていった大人にも責任が多いにあるということを肝に銘じておかなければいけません。

予定変更に対応できないということも、この時期に目立ってきます。

ASDの子は予定が変更されるとパニックになりやすいことが知られていますが、これはASD特有の問題ではありません。

不安が強い子の場合でも同様にパニックになったりします。

行事や外出等の際には事前に予定を立てておくことはもちろん重要ですが、時には不測の事態が起こることもありますし、天候次第となっては我々ではどうにもならないことがあります。

そこで、事前の予定を立てる段階で、予定変更がありうること、変更した際にどう変更するのか、ということまで予定に組み込んでおけば、パニックになるリスクを下げることができます。

この書面ではどうしても、発達障害のしんどい部分を中心に扱うことになりますが、好きなことや興味があることに、素晴らしい集中力を発揮できる人が多いことを忘れてはいけません。

子どもが特定のものに熱中すると、大人はついつい「幅広く」色々なことを体験して欲しいと思ってしまいがちです。

しかし、偉人として言われている人の多くは、幼少期からの熱量を維持して大人になって偉業を達成しています。

「うちの子は偉人にはならないでしょ」と思われるかもしれませんが、特定の分野にとびぬけた力を発揮できる人材が求められる世の中に少しずつなってきているのではないかと個人的には感じています。

一つのことに集中できることはとても素晴らしい能力です。

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