小学生の発達障害について
「発達障害」について、皆さんはどのくらいご存知ですか。
発達障害について説明できる人はどのくらいらいるでしょうか?
発達障害という大きな枠組みがあっても、一人ひとり苦手とする動作は異なります。
例えば、書くこと、読むこと、座っていること、目を合わせること、話すことなど、この人にとって問題なくできることが、ある人にとっては難しいことあります。
そのため、発達障害を持つ子供への支援は、一人ひとりに合わせた個別の取り組みが求められていると感じます。
この記事では小学生の発達障害について深堀していこうと思います!
直面する困難
とりわけ、小学生は、学問としての勉強に取り組みはじめる最初のステップです。
苦手を直面する子供たちは、多いのではないでしょうか。
また、上記の通り、発達障害はある特定の動作が苦手なだけで、他の動作は問題がないという特徴があります。
そのため、自分自身や周囲の大人たちがこの子は発達障害があるかもしれないと気付くまでに、時間がかかることが考えられます。
学校の一般級に在籍する発達障害児童は、少なからず不特定多数いるのではないかと思います。
一般級では、ひとクラス約30名が集団となって、まとまりのある授業運営が行われます。
つまりは、個別の対応は困難であると言えるでしょう。
ただ、学校教育での現場でも、それぞれに合わせた個別の対応はできるのではないかと思います。
子供にとってのベストな環境を作ればいいのです。
例えば、支援級に通う椅子に座るのが苦手な発達障害児がいるとします。
そもそも、なぜ椅子に座らなければならないのでしょうか?
立ったままでも、歩きながらでも、形や場所を問わずとも勉強という最終的な目的が達成されれば、何でもいいはずです。
しかしながら、学校では、限られた先生だけで、複数の子供たちを見守らなければなりません。
子供たちが自由に動き回わると、まとまりのあるクラス運営はできません。
そうならないために、大人にとってやりやすい環境を構築し、座らなければないないという環境を作り上げているのです。
本来ならば、子供たちにとってベストな環境であるべき場が、大人にとってのベストな環境を優先されています。
支援の方法とは?
上述した通り、発達障害を持つ子供にとって、その子にあった個別の支援はなくてはならないものです。
そのためには、一人ひとりが何を求めているのか分析をする必要があります。
座るのが苦手な子には、座る以外にどうするべきか、立ってみるのか、外に出てみるのか、はたまた学校より在宅の方がいいのか、ニーズはさまざまで、その対応も十人十色になると思います。
日本特有の、型にハマったやり方では、この個別のニーズを満たすことはできないでしょう。
また、そしてその対応方法を大人だけでなく、子供たちと協力して、一緒になって作るべきです。そうでなければ、現状の座らなければいけないという型が出来てしまうからです。
子供たちの意見を聞いて、それを取り入れていくことで、子供たちにとっての苦手が少しずつ減っていくのではないでしょうか。
もちろん、子供たちの意見を全て実現していくのは難しいでしょう。
そのために、大人と子供ですり合わせをして、落とし所を一緒に探していくことが大切なのだと思います。
そして、見つけた対応策を、実際にやってみることです。
従来のやり方ではないかはやらないのではなく、従来のやり方を崩していくことで、新しい支援のあり方が見えてくると思います。
PDCAサイクルと似た考え方で、やってみて、確認して、再構築するを繰り返していくことで、最適が見つかるかもしれません。
また、学校だけでなく、家庭の要素も取り入れていくことが極めて重要なのではないかと考えます。
なぜなら、子供たちのその子らしいさがいかんなく満足に発揮される1番の場所は家庭だからです。
ただ、女性の社会進出や核家族化が進み、共働き世帯が増えた社会で、家庭が学校にさける時間はなかなかないのが現状で、学校と家庭とが密な連帯感を持つのは難しいのではないかと思います。
限られた時間の中で、学校と家庭が関わりを持つほかありません。
その限られた時間の中で、子供たち支援のありかたについて、共通理解を進め、その子らしいさを発見し、良さを伸ばしていくことができるといいのではないだろうか。
最後に
このように、小学生の発達障害児に対する個別的支援は必要である。
ただ、学校ではなかなか個別の支援は難しいのが現状です。
一方で、見方や考え方を変えることができれば、支援のあり方を変えることができます。
その際、先生、子供、家庭を交えて多角的な視点から判断すること、そのためには、一人ひとりが何を求めているのか分析をすること、実際にやってみて振り返りブラッシュアップしていくことが大事であると思います。
より良い支援のあり方に、正解なんてありません。
人の数だけ、さまざまな支援があっていいと思います。
それぞれに合った個別の支援について、一緒に考えていきましょう。
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