【名城紀行】~弘前城~
初めまして!いつも見てくれている人はありがとう!家庭教師ひのきあすなろスタッフの仙谷(せんごく)です。
先輩スタッフの百田さんから指令を受けて、大好きなお城と歴史の勉強に役立つ内容を発信していきます!
このシリーズを通して、歴史の面白さ、現代に伝わる古代のルーツを知ってもらえると嬉しいです。
皆さんの勉強にも旅行にも役立つ記事になるはずです!温故知新の歴史の世界にいらっしゃいませ!!
今回は弘前城(ひろさき)について紹介していきます。現在の青森県。旧国名だと陸奥国にあったお城です。
お城と歴史のロマンを体感しましょう!!
文部科学省 学習指導要領「生きる力」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
弘前城の基本情報
別名:鷹岡城
城郭構造:梯郭式(※)平山城
天守構造:不詳5層、独立式層塔型3層3階(現存)
築城主:津軽為信・信枚
築城年:慶長16年(1611年)【江戸時代】
主な城主:津軽氏
弘前城は現存12天守として最北の城です。築城当初は鷹岡城と呼ばれていましたが、南光坊天海が地名を弘前に改称した方が良いよって言ったのに伴って弘前城となりました。南光坊天海は明智光秀が生きていて還俗した人物という噂がありますね。ロマンです。ちなみに現存12天守と言われてますが、当初の5層のお城は雷で焼け落ちました。くわばら、くわばら。
※「梯郭式」
梯郭式とは、本丸の二方ないし三方を二の丸が取り囲んでいる形の事です。有名な所では岡山城、広島城、熊本城などが該当します。
本丸が自然の要害に接してるときによく取られるなわばりの形です。
弘前城の歴史
松前城の歴史を語るためのキーワードは
- 津軽氏
- 幻の5層天守
の2つですね。順番に見ていきましょう!!
津軽氏について
津軽氏は元々東北の大大名南部氏の一族である大浦氏から改名しています。ルーツは甲斐源氏にあります。家紋は津軽牡丹です。明治維新後も名は残り、華族として伯爵家に連なります。一族は代々「信」の名前を受け継ぎました。
津軽氏を語るために、初代津軽氏である大浦為信にフォーカスしていきます。彼は実は出自が明らかになっていない人物ですが、大浦守信の子であるという説で話を進めたいと思います。
元々大浦氏は南部氏よりライバルと安東氏の抑え(監視)を任されていました。大浦城を築いたり、南部の教えを固持していた大浦氏ですが、為信の代に大事件が起きます。
為信は、南部宗家である三戸南部家当主・南部晴政の叔父にあたる石川高信を自害に追い込むという謀反を行います。これを機に火種がくすぶっていた南部家VS石川家が表面化し、後に周りの大名も巻き込んだ戦乱(六羽川合戦)へと発展します。為信はこのゴタゴタの最中にちゃっかりと豪族を味方につけて石川家の支配していた津軽地方を乗っ取ります。ここから南部家家臣ではなく、大名・大浦氏としてのストーリーが始まります。
そして、小田原征伐に南部家の許可を得ずに参戦し、豊臣秀吉から4万5千石の所領安堵の朱印状を受けます。これを機に津軽氏へと改名し、正真正銘、独立した大名としての道を歩み始めます。
幻の5層天守
津軽(大浦)為信が築城を開始した時は5層の天守だったという記録が残っていますが、現存する天守閣は3層です。これにはどういった経緯があったのでしょうか??
時は1609年にさかのぼります。築城の志半ばで逝去した為信の代わりに2代目津軽信牧は築城を再開し、5層の天守を急ピッチで仕上げ、1611年にほぼ完成します。この頃の名称はまだ鷹岡城でした。
ところが1627年に落雷によって天守が炎上。内部の火薬に引火して大爆発します。天国の為信も信牧もショックだったのでしょう。次に天守が建てられるまでに200年間!天守が無い状況が続きます。
そして1628年、弱みに付け込む坊主(注:偏見です)がやってきました。名を南光坊天海、彼はこう言います。「雷が落ちたのは名前が悪い」と。そしてメンブレを起こしていた信牧はその言伝を守り、名前を「弘前」に改称します。ここに弘前城の爆誕です。
1810年、9代藩主津軽寧親は思いました。「そろそろ天守欲しいな。豪華じゃなくてもいいから・・・。ウチ金もそんなにないし。(注:推測です)」と江戸幕府に懇願し、本丸に現在見られる3層3階の天守が建てられました。
仙谷から見た弘前城
弘前城は現存の12天守になっているので当時のロマンがそのままになっています。また、旧国宝24城、重要文化財にも指定されています。
弘前公園として整備されているので桜の名所でもあります。青森県の三名城の一つ(他には根城と浪岡城)とも言われています。りんごを食べながら観光したいですね。
さて、弘前城についての理解が深まりましたでしょうか??
少しでも「面白いな」とか「分かりやすい」と思ってくれたら嬉しいです!
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