【名城紀行】~高知城~
初めまして!いつも見てくれている人はありがとう!家庭教師ひのきあすなろスタッフの仙谷(せんごく)です。
先輩スタッフの百田さんから指令を受けて、大好きなお城と歴史の勉強に役立つ内容を発信していきます!
このシリーズを通して、歴史の面白さ、現代に伝わる古代のルーツを知ってもらえると嬉しいです。
皆さんの勉強にも旅行にも役立つ記事になるはずです!温故知新の歴史の世界にいらっしゃいませ!!
今回は高知城(こうち)について紹介していきます。現在の高知県。旧国名だと土佐国にあったお城です。
お城と歴史のロマンを体感しましょう!!
文部科学省 学習指導要領「生きる力」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
高知城の基本情報
別名:鷹城
城郭構造:梯郭式平山城
天守構造:独立式望楼型【現存12天守】
築城主:山内一豊
築城年:1601年(慶長6年)【安土桃山時代】
主な城主:山内氏(24万石)
高知城は現存12天守のひとつで、土佐藩初代藩主・山内一豊によって着工され、2代忠義の時代に完成しました。4層6階の天守は、一豊の前任地である掛川城の天守を模したといわれています。瓦や壁の色が鷹の羽の色に似ているとして、鷹城ともよばれます。
高知城の歴史
高知城の歴史を語るためのキーワードは
- 長宗我部氏
- 高知城への改名
の2つですね。順番に見ていきましょう!!
長宗我部氏とは
長宗我部氏は日本の武家の一つです。土佐国を本拠にし、家紋は丸に七つ片喰、通字は「親」です。長宗我部元親や長宗我部信親が有名です。
長宗我部国近の後を継いだ21代長宗我部元親の時代に、長宗我部氏は最盛期を迎えます。元親は父・国親の遺志を継いで1562年(永禄5年)本山氏を滅ぼし、1563年(永禄6年)には弟・親貞を吉良氏に入れ併合、1569年(永禄12年)には安芸氏を滅ぼします。勢いは止まりません。1575年(天正3年)に一条兼定が侵攻した時には四万十川の戦いでこれを破り、一条氏の残存勢力を滅ぼして土佐国を完全に平定しました。幼少期「姫若子」と呼ばれた元親は戦となると「鬼若子」と変貌を遂げました。
土佐を統一した元親は織田信長と誼を結び、息子の一字を信長からもらい、信親としました。その後、元親はさらに、白地城を拠点として伊予国や阿波国、讃岐国にも積極的に進出し、河野氏や三好氏を駆逐していき、1585年(天正13年)四国をほぼ統一しました。しかしその間に織田信長と対立し、信長の死後も羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)に反抗したため、秀吉の四国攻めに敗北し、土佐一国に減封されました。
その後は九州征伐、小田原征伐、文禄・慶長の役と秀吉に従って転戦します。その九州征伐従軍から帰国後に、後に高知城の建つ大高坂山に城を築きました。この九州征伐で元親は可愛がっていた息子の信親を亡くし、急速に憔悴していったと言われています。
長宗我部氏に不幸は続きます。家督を継いだ、長宗我部盛親は関ヶ原の戦いにて西軍に属し、改易されてしまいました。
水害の多い高知城
長宗我部氏に代わって、土佐一国に入ったのは内助の功の出世大名・山内一豊でした。なんと24万石での転封です。当時高知城周辺は湿原が広がるデルタ地帯で、長宗我部氏が築城を断念したほどの水害の多い地であり、山内家の技術では困難が予想されました。一豊は関ヶ原の戦いでの罪人とされ、京都で蟄居処分となっていた百々綱家(旧織田秀信家老)の赦免と雇用を徳川家康に嘆願し、これが認めらました。6千石で召し抱えた百々を総奉行に任じ、築城と城下町整備の全権を委ねました。
そして、1603年(慶長8年)、本丸と二ノ丸が完成し、一豊が入城しました。この際に、真如寺の僧・在川(ざいせん)により、河中山城(こうちやまじょう)と命名されました。「高知」では無かったのです。
1610年(慶長15年)、度重なる水害を被ったことで2代目藩主忠義は河中の表記を変更を命じ、竹林寺の僧・空鏡(くうきょう)によって高智山城と改名し、これが省略され高知城と呼ばれるようになり、都市名も高知と呼称されるようになりました。
仙谷から見た高知城
高知城は、百名城に指定されています。また、岡豊城、中村城と並んで高知県三名城と称されます。
本丸内の本丸御殿がすべて残っているのは高知城だけです。また高知城は天守と追手門が1枚の写真に収まる珍しい城なので、ぜひ追手門前から写真を撮影してみてください。
さて、高知城についての理解が深まりましたでしょうか??
少しでも「面白いな」とか「分かりやすい」と思ってくれたら嬉しいです!
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