【名城紀行】~熊本城~
初めまして!いつも見てくれている人はありがとう!家庭教師ひのきあすなろスタッフの仙谷(せんごく)です。
先輩スタッフの百田さんから指令を受けて、大好きなお城と歴史の勉強に役立つ内容を発信していきます!
このシリーズを通して、歴史の面白さ、現代に伝わる古代のルーツを知ってもらえると嬉しいです。
皆さんの勉強にも旅行にも役立つ記事になるはずです!温故知新の歴史の世界にいらっしゃいませ!!
今回は熊本城(くまもと)について紹介していきます。現在の熊本県。旧国名だと肥後国にあったお城です。
お城と歴史のロマンを体感しましょう!!
文部科学省 学習指導要領「生きる力」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
熊本城の基本情報
別名:銀杏城
城郭構造:梯郭式平山城
天守構造:連結式望楼型、現在は復元天守
築城主:出田秀信(千葉城)、鹿子木親員(隈本城)、加藤清正(熊本城)
築城年:1469年〜1487年頃【室町時代】
主な城主:加藤氏(54万石)、細川氏(54万石)
熊本城は築城の名手と謳われた加藤清正によって築かれた城です。江戸時代から残る宇土櫓や「清正流(せいしょうりゅう)」と呼ばれる石垣が有名です。清正は籠城戦になった際の対策として120カ所の井戸を掘り、また食料確保のため城内の建物の土壁にかんぴょうを塗篭め、畳床には食用になる「ずいき」を用いるなど、実戦的な城でした。
熊本城の歴史
熊本城の歴史を語るためのキーワードは
- 加藤清正
- 西南戦争
の2つですね。順番に見ていきましょう!!
築城の名手・加藤清正
築城の名手・加藤清正が1606年(慶長11年)に城を完成し、名づけるまで「熊本城」という名前は存在しませんでした。
室町時代の1469年 – 1487年に肥後守護菊池氏の一族・出田秀信が千葉城を築いたのが始まりです。その後、出田氏の力が衰え、1521年 – 1531年に菊池氏は代わりに託麻・飽田・山本・玉名4郡に所領を持つ鹿子木親員(寂心)に隈本城を築かせて入れました。以後は大友氏に協力した城親冬が居城としました。
1587年(天正15年)、豊臣秀吉の九州平定に際し、薩摩の島津氏に属していた親冬の孫・城久基は城を明け渡して筑後国に移りました。新たに肥後の領主となり隈本城に入った佐々成政は、秀吉の指示に反して検地を強行し、肥後国人一揆を引き起こしました。1588年(天正16年)、成政は切腹を命じられ、加藤清正が肥後北半国19万5,000石の領主となり隈本城に入りました。
加藤清正は、1591年(天正19年)から千葉城・隈本城のあった茶臼山丘陵一帯に城郭を築き始めました。1600年(慶長5年)頃には天守が完成。同年の関ヶ原の戦いの行賞で清正は肥後一国52万石の領主となり、1606年(慶長11年)には城の完成を祝い、翌年「隈本」を「熊本」と改めました。
西南戦争の舞台となった熊本城
1632年(寛永9年)、清正の子・加藤忠広の改易により豊前小倉城主だった細川忠利が肥後54万石の領主となり熊本城に入りました。忠利は城の長塀の南、坪井川を渡った所に花畑屋敷を造営し、以後、歴代藩主はここを日常の居所としました。
明治時代を経て、時代は日本最後の内乱、西南戦争に移ります。薩摩郡の西郷隆盛は熊本城を重要な拠点と考え、攻勢を仕掛けます。が、武者返しなどの城の設備の前に、落城させることが出来ず、撤退を余儀なくされます。この時に「おいどんは官軍に負けたとじゃなか。清正公に負けたとでごわす」と、西郷が嘆いたというエピソードが伝わっており、清正公が心血を注いで築城した熊本城は、最初で最後の攻防戦でその防衛力の高さを存分に発揮することとなりました。
仙谷から見た熊本城
熊本城は、百名城に指定されています。また、人吉城、八代城と並んで熊本県三名城に数えられます。
熊本地震により、石垣や天守・櫓の屋根などに大きな被害を受けた熊本城ですが、二の丸広場や加藤神社から、天守閣等を見ることができます。
さて、熊本城についての理解が深まりましたでしょうか??
少しでも「面白いな」とか「分かりやすい」と思ってくれたら嬉しいです!
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