【名城紀行】~長浜城~
初めまして!いつも見てくれている人はありがとう!家庭教師ひのきあすなろスタッフの仙谷(せんごく)です。
先輩スタッフの百田さんから指令を受けて、大好きなお城と歴史の勉強に役立つ内容を発信していきます!
このシリーズを通して、歴史の面白さ、現代に伝わる古代のルーツを知ってもらえると嬉しいです。
皆さんの勉強にも旅行にも役立つ記事になるはずです!温故知新の歴史の世界にいらっしゃいませ!!
今回は長浜城(ながはま)について紹介していきます。現在の滋賀県。旧国名だと近江国にあったお城です。
お城と歴史のロマンを体感しましょう!!
文部科学省 学習指導要領「生きる力」
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm
長浜城の基本情報
別名:今浜城
城郭構造:平城
天守構造:不明、現在は独立式望楼型3重5階の模擬天守
築城主:羽柴秀吉
築城年:1574年(天正2年)【安土桃山時代】
主な城主:羽柴秀吉、柴田勝豊、山内一豊(2万石)、内藤信成・信正(4万石)
長浜城は羽柴秀吉が最初に築いた居城です。浅井攻めの功により織田信長から浅井氏の旧領を拝領した秀吉は、当時「今浜」と呼ばれていたこの地を信長の名から一字拝領し「長浜」に改名し、小谷城の資材を流用して築城しました。山内一豊が城主を務めたこともあります。江戸時代に入ると長浜城は廃城となり、資材の大半は彦根城の築城に流用されました。
長浜城の歴史
長浜城の歴史を語るためのキーワードは
- 長浜への改名
- 彦根城への流用
の2つですね。順番に見ていきましょう!!
長浜と名付けた羽柴筑前
1573年(天正元年)に羽柴秀吉(豊臣秀吉)が浅井長政攻めの功で織田信長から浅井氏の旧領を拝領した際に当時今浜(いまはま)と呼ばれていたこの地を信長の名から一字拝領し長浜に改名しました。実に秀吉らしい気の遣い方ですね。小谷城で使われていた資材や、1558年に火災に遭った竹生島宝厳寺の復旧資材として浅井長政が寄進した材木などを流用し築城を開始しました。いわゆる水城であり湖水に石垣を浸し、城内の水門から直に船の出入りができるようになっていました。
のちに天下人となる秀吉が最初に築いた居城であり、秀吉の領国・城下町経営の基礎を醸成した所とされています。現在でも城下町には羽柴氏当時の面影や名残が残っています。中国遠征で不在にしますが、羽柴秀吉の親(大政所)と妻(北政所)はそのまま長浜に居住していたそうです。
1582年(天正10年)に本能寺の変が起こり、明智光秀の手により織田信長が殺害されると、明智に加担した山本山城主の阿閉貞征が長浜城を占領しました。阿閉は山崎の戦いにも明智方として参加しますが、明智は信長の仇討を掲げる羽柴方に敗戦し、阿閉は秀吉方に捕縛され阿閉一族全て処刑されました。
清須会議から彦根城への流用
山崎の合戦後に開催された織田家の重臣会議「清洲会議」で羽柴秀吉と意見対立し、結果として長浜の支配権を獲得したのは柴田勝家でした。羽柴が縁深い同地を手放すわけがない、と衆目に見られていた中での、まさかの支配権譲渡でした。勝家は一族(甥)の柴田勝豊を長浜城の守将として入城させますが、羽柴と柴田の対立は収まらず、同年末には秀吉が勝手知ったる長浜城を攻めました。柴田は雪に閉ざされた越前近江国境の山を突破し援軍を送ろうとしましたが、その前に勝豊は降伏しました。1583年(天正11年)の賤ヶ岳の戦いの後は山内一豊が入り、6年間在城しました。
1606年(慶長11年)に内藤信成・信正が城主になりますが、大坂の陣後の1615年(元和元年)に内藤氏は摂津高槻に移封され、長浜城は廃城になりました。資材の大半は彦根城の築城に流用され、彦根城の天秤櫓は、長浜城から移したものと伝えられています。
仙谷から見た長浜城
長浜城は、百名城や続百名城に指定されていませんが、琵琶湖の畔に建って時代の風を感じられるお城です。現在、城址は豊公園として整備されており、模擬天守(市立長浜城歴史博物館)が建てられています。
城の一部が琵琶湖に水没し、長浜城遺跡となっているそうです。ロマンがありますね。
さて、長浜城についての理解が深まりましたでしょうか??
少しでも「面白いな」とか「分かりやすい」と思ってくれたら嬉しいです!
勉強にとって一番大事なのは「動機付け」、つまりはきっかけです。
ひのきあすなろでは体験授業を通して勉強へのきっかけを作っていますので、是非一度お試しください!!
試してみよう!無料の体験授業実施中!
ひのきあすなろでは、無料の体験授業を実施しています。
ぜひ具体的な指導の様子を知る際に、ご活用ください!
体験授業の日程は相談頂けるので、忙しいお子さんにもぴったりです。
- 「なかなか勉強をしてくれない」
- 「ニガテを克服させたい」
など、勉強に関するあらゆるお悩みをアドバイザーが解決致します!
家庭教師を検討している方、勉強に関するお悩みをお持ちの方、塾からの乗り換えを考えている方など、どんなお子さんもOK!
入会するかは、体験授業の後、じっくりとご家族でご相談いただければけっこうです。
まずは、お気軽に「無料の体験授業」で私立大学受験に関するアドバイスをうけてみませんか?
名城紀行一覧
北海道・東北地方
関東地方
北信越地方
東海地方
関西地方
中国地方
四国地方
九州地方
ひのきあすなろが実施する学年別の指導法
ひのきあすなろの指導では、勉強のやり方や習慣作りの指導から受験対策まで、お子さんの目標に合わせたカリキュラムを組んで指導をさせて頂いております。
ひのきあすなろが勧める勉強法は学年別・目的別に以下のページにて詳しくご案内させていただいています。
対面指導・オンライン指導から選べる指導法
家庭教師のひのきあすなろでは、対面指導・オンライン指導の両方に対応しています。
対面での指導が難しい地域にお住まいの方や、感染症への感染リスク軽減などで対面指導が難しい場合などでも、指導を続けられる体制を整え、お子さんの学びがとまらないよう制度を整えて、指導を行っています。
無料の体験授業を実施中
家庭教師のひのきあすなろでは、無料の体験授業を実施しています。
小学生のお子さんには、一人で勉強する時の基本的な勉強の進め方や、予習復習のやり方など、勉強習慣を身に付け正しい勉強方法を身に付けていけるようなアドバイスをさせて頂きます。
小学生のお子さんは、まだまだ親御さんがサポートしてあげることが必要となることも多い年ごろです。お子さんが勉強面で悩んでいるようならば、試しに無料の体験授業にお申込み下さい。
体験授業では、指導豊富なスタッフがお子さんから今のお悩みや不安などを引き出し、解決に導いていきます。